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2023.08.31
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カテゴリ: 鉱山



 たぶん?
 何も知らずに入って来たか?

 あるいは、自分と同じく
 何処まで行けるのか?

 それをチェックしに来た人が通り過ぎて行きました

 ので・・・
 あの人が戻ってくる時間を計算すれば
 大体、何処まで通れるようになっているのか?


 一応は
狩掛トンネルの先で通行止と言う看板が出ている ので
トンネルを抜けて直に引き返して来るのかと思う のですが

土休日は工事が休んでいるため、奥まで通行できるかもしれませんし?
 特に
両神山方面への登山客への配慮から週末は落合橋まで通れるように開放している可能性も有ります から

 ちょうど、この先に進む目安になってくれてありがとう!
 GB350の人







 よくよく見ると
 アスファルト舗装の脇から
 鉄鉱石を含んだ岩盤が見えてる(驚)

 そう、この 大黒抗
多種多様の鉱石が採掘されていて

 なんと!
 産出量こそ少ないけど
金や銀と言った金属まで出てきた という

 まあ・・・
 金は1月当たり、1tの採掘量の中に1g程度の含有率
 銀も1月当たり、1tの採掘量の中に10g程度の含有率だったらしいので・・・
 採算ベースには乗らなかったそうですが(悔)

 とは言え!
 鉄(磁鉄鉱を含む)に関しては、50%
 硫黄は30%
 マンガンも30%程度含まれていて
 (重複して含まれているので、合計が100にはなりません)

 この他に黄銅石と黄鉄鉱も大量に出て来て・・・
 コレが大雨の後、川に流れていき
 色が金に似てるから、砂金と勘違いして持ち帰る人も多かったらしい(焦)


 そんな状況なので!
 朝鮮戦争特需も手伝って
 昭和30年代初頭まではウハウハ状態になっていたらしい

 その後
 道伸窪抗で日本最大級の磁鉄鉱の鉱床が発見されると
 メインは、そちらに移っていったらしいのですが・・・

 その後、安い輸入鋼材がにゅぅされてきたり
 代替品の普及で、立地的に輸送が不便な事の場所は
 競争力で負けて衰退していく事になるのですが(涙)

 って!
 もし本当に、工場が解体された後は・・・
 石を集めている人たちが、結構来るかもしれないな?

 今でも、ちょっと下流の方では
 石拾いに来ている人たちが結構多いですし


 って話も一旦置いといて!




 崩れたと言われる場所は
 一体何処?

 って、たぶん
 100mくらい先なのではないかと?
 そう思っているのですが


 あと余談ですが・・・


この付近は保安林となっているため
 勝手に伐採することが出来ません

 なので、木が好き勝手に生えまくってて(斜)
 しかも成長が早い広葉樹がメインのため

 あっという間に
 この斜面にあるものを隠していくんです(困)




 長期通行止めの原因となったのであれば
 かなり大規模な崩落が有ったと思うのですが

 なんか
そんな気配は無い ぞ?(焦)


大黒トンネル出口付近で、派手に土砂が流れ出た跡が有った けど
もしかすると、崩落が有った場所と言う のは・・・
 そこの事を言ってるのかもしれない?






 もうすぐ
シックナーの入口

 って言うか、 初代・彦久保商店があったと言われる鉱山住宅跡地の入口 に辿り着く

 自分の予想だと
 その分岐から先が崩れたのではないかと?

 でも、なんとなく
 その雰囲気が無いんですよね

ちなみに、この付近
 色々と過去の資料を眺めていると
 何度も道が変わってる
それだけ、崩れやすい場所で
 その都度、道を付け直しているッポイ

 ので・・・
 この先で崩れた可能性は、まで捨てきれてないんです





 そして!
シックナー入口 です

 この左側に下っていくルートは
 狩掛トンネルが完成する前に存在した
 大黒抗の鉱山住宅へと続く道だったらしい?

 基本的に
 本坑の人が、画像右側の山を徒歩で1時間近くかけて大黒抗まで来て
 そこに住んでいる人や社内外注の人達を指導していたらしい

 って言うか、外灯とかが無いはずの山道を
 朝5時には本坑の鉱山住宅を出て
 山を超えて来て作業をして

 16時に終わったとしても、帰りつくのは・・・

 で!
 この大黒抗の鉱山住宅に住んでいた子供たちは
 逆に・・・

 山を毎日のように超えて
 本坑の先にある小倉沢小中学校まで通っていたと・・・

 さらに言えば!
 中津川に住んでいる人たちは、更に1つ山向こうから
 小倉沢の診療所まで数時間かけて通っていたと・・・

 厳寒期
 凍結した山の斜面を真っ暗闇の中を超えて
 そして、たびたび崩れ落ちて来る斜面(怯)

 現代の水準からすると
 想像を絶する場所で生活していたのかと




 で!
そんな場所が去年の9月をもって
 廃坑になったとはいえ・・・


 ココから先




シックナーは水処理のため
 30年以上も稼働させ続けなければいけません!

 改めて言う!

ココは
 稼働してなくても鉱山の所有地です
 許可なく中に入ってはいけません!
 って言うか、不法侵入で処罰の対象となります

 ちなみに!

​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​


初代・彦久保商店が建っていたとされる場所 には
脱水機が2009年に設置されました

シックナーから出てきた水を絞って
 その中に含まれている土砂を搾り出します
 で!
出てきたケーキ(絞り粕の事)を定期的に回収して運び出さないといけない んです!

 と言う事で
 結構頻繁に、鉱山関係者の人や
 業者さんが、この中に入って行くことになります

 その頻度は不明ですが・・・
 浄水場なんかの場合
 規模にもよりますが
 脱水機は1日に1回
 ケーキの搬出を行います

 生コン屋さんの場合だと、大体1日に数回(休日も1日1回程度)
 ローダーで掻き出さないと一杯になってしまいます

 ​で!
 シックナーは24時間、365日
 全く休みなく動き続けます

 無人で遠隔操作されているとはいえ​​​
 最低でも1日に1回は点検のために人が来るはずです

 だから!
​中に入ってハアハアしようとか思うなよ!​

 なお




 大黒抗の坑内から湧き出た水も
 年中無休でシックナーに供給されるんです

 で
 この吊り橋も
 行進されたのは、比較的最近になってからの話です




 画像は以前の物で
 2008年・・・
 ただの導水管を通すために吊ってあっただけの物を更新したと言う事は

 まだ数十年
 使い続けると言う事

 ですから!
 何度も言いますが

廃坑になったから
 入って良いと勘違いしちゃダメだぞ!

ほほ毎日
 関係者の人は、来る はずなんですから!





 そして
 何処に監視カメラが隠されているか?

 判りませんよ・・・

 通報されたら、国道140号線の所でお巡りさんが待ち構えて待ってますからね(捕)
 1本道な上、他の道路は全て崩落のために通行止になってて逃げられませんから!


 で!
 その話は置いといて






 一体
何処が崩れたのか?

 ​​​​​って、この場所も
 狩掛トンネル開通前の旧旧道の石垣が残ってますが





赤い線と上と下で
 石垣の積み方が異なっています

 って、崩れて
 新たに道を造り直した跡が!

 って、もっと前の資料だと
 登り口は・・・

 ココから登って行ったのではなく
 現在のシックナー入口より手前から登って行ってたっぽい物まで存在するので

この石垣が、何世代前の物なのかすら不明
 って言うか、 崩れすぎてるん気がする ですけど(怖)

 ココ





 この山の斜面に残る
九十九折の石垣 ・・・・

 ​何度見ても
 こココを毎日のように登っていた
 当時のチビッ子達と、鉱山の人達

 どれだけ足腰が強かったのかと?
 現在の営林署の職員さんや害獣駆除のハンターさんでも
 これを毎日と言うのは
 相当辛いような気が?




 そして!
 まだ崩落個所が現れないことに疑問を抱きつつ


 次回に続く







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Last updated  2023.08.31 05:59:42
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