my life

皆さんいかがお過ごしでしょうか？

私の仕事は水引作家として水引アクセサリーのデザインから販売のラインと水引ジュエリーの展示と販売のライン、それから主催イベントの運営代表をしつつ、時々講師業をしています。

そんな三足のわらじを履いている中で、夏の展示会があったのでレポさせていただきます。



８/１～８/６まで開催されました株式会社アルファネオ主催の『美の扉展』にて展示させていただきました。

タイトル『螺旋龍～silver wire~』
公式アンバサダーを務めている(株)山森製鎖の山森水引という銀線細工で制作した作品です。

そもそも水引は和紙の加工品ですが、こちらの山森水引はsilver925を使用した銀製になります。

水引の軽さやサラッとした質感と異なり、銀製なのでずっしりと重く質感もしっとりとしています。

こちらの螺旋龍は今年の３月に開催されましたＡＪＣクリエイターズコンテストで水引ジュエリーとして制作をして佳作をいただいたものを銀線細工でリテイクする試みをさせていただきました。

水引３０本を使用した前作品を銀線３０本で仕上げるとなると出来上がりが相当量となるために、少し改良をしまして２０本で仕上げております。

１本１本を結んだパーツを組み立ててワイヤーで端処理をするのはかなり手先から腕、肩に至るまで力を要します。

根詰めて作り始めると次の日には手首が筋肉痛になっていたり筋を痛めてしまったりと負傷続きとなったいろんな意味で思い入れのある作品となりました。

重量は実に92ｇと水引からは考えられない重さです！

ジュエリーとしてもこの重さは稀だそうで、とんでもないものを作ってしまったなぁと思っています笑

螺旋龍は今年の干支の辰をモチーフに元旦に起きた北陸地震はじめ、今年は私の中で渦の中に入り込んでしまったスタートとなったこともあり苦悩の様を描いた部分も…実はあります。

昨年の活動によりいろんな人との関わりをもつうちに、思いもしない方向へ転がっていったなぁと今年の上半期を振り返ると思ってしまうものです。

人と人とのご縁を大切にはしていましたが、良くも悪くも世の中にはいろんな人がいて皆が良い方向へと物事を考えているとは限らない、そして自分と一緒にいるからとて同じ価値観をもつとは限らないということを痛感させられました。

ある意味良い気づきになりましたが、悪く言えば良いように丸め込まれたなぁ振り回されたなぁという気持ちもあって、それを吐露することもできずに悶々とする日々を過ごしているのですが、、、まぁこのブログ自体は出来立てホヤホヤですから、まぁいいか笑

とまぁ、この話は後付けとなってはしまいますが、この螺旋龍がいろんなことを巻き取って形となり水引ではなく銀線でリテイクさせてもらうところまでいけたのはある種の功績かなと思います。

担当のＹさんと1月の国際宝飾展でお話をさせていただいた際の『銀線でチャレンジしてみませんか』という言葉を具現化することが出来たのは良かったかなと思います。

こちらの催しは新宿にありますヒルトン東京の地下のギャラリーで展示させていただきました。

開催期間中は海外の方が多くお越しくださったようで、私の作品もご覧いただけたようです。

そもそも、展示会に参加している中では平面作品が圧倒的数を占めているので、立体物で水引ジュエリーと銘打つ変わり者が置かれていること自体がかなり目立つのです。

なので、水引の可能性は無限にあって決してご祝儀袋の飾りとか結納品に収まるわけではないということを知ってもらえたらと半ば自己満足の世界に踏み入れてはいますが、表現の機会をいただいております。

いつもご覧いただきありがとうございます！
今日も素敵な一日になりますように🌟

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