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おはようございます!
今朝の目覚めはいかがでしょうか?
今週末は子どもたちの学習発表会がありまして、今年は授業参観と作品展のダブルでの新たなかたちでおこなわれました。
あいにく、二人とも発表の場が重なってしまって少し残念ではありましたが、子どもたちの日々の成長を感じられました。
さて、私の仕事の話をすることはあっても、技術についてはまだそこまで話していなかったようでしたので、こちらで思いを少しばかし・・・
水引は日本の伝統工芸品として古くは 室町時代から
使われ始めたとあります。(諸説あり)
冬至は輸出入の目印として、渡航の祈願のためのお守りとして活用されたそうです。
現代では神社のお守りやご祝儀袋など当時から使われていたいたものを少しかたちを変えて利用されているほかに、小物やアクセサリーとして作ったり身に着けるようにもなりました。
『伝統を重んじるかたちは変わらず、そこに新しい風を吹き込むことで伝統が生き続ける』と思っています。
私が水引アクセサリーを作り始めた8年前、当時はまだ水引でアクセサリーが浸透しておらずニッチなものとしてとらえられることが多かったです。
新しいものにくぎ付けになる人もいれば、辛辣な言葉を投げかける人もいて・・・どちらかというと後者の価値観が強かったのではないかと思います。
それが現在ともなると、ナチュラルにつけてくださる方が本当に増えたなと感じています。
私が水引を始めたきっかけは浴衣に合わせる和風で個性的なアクセサリーをつけたかったからです。
スタートはそこでしたが、水引の色の豊富さと軽さを利用して金属アレルギーの方やアクセサリーを軽く身に着けたい方向けに作れたらという想いで制作を始めました。
この5年間はいろんなデザインで販売を繰り返してきました。
そこから*green leaf*らしさの代表作や人気作品を生み出すこともできました。
その根底は 『新しいもの』
に挑戦してきたことにあると思っています。
かなりリスキーなことをしてきたと今は思っています。
けれど、みんなと同じことをしていても埋もれてしまうだけと思っていたので、それは今でも貫いているところでもあります。
結び方に技術が追い付いてどんなに美しいものを作っていても、それは皆さん当たり前にしていることです。そこにブランドの個性や特徴を加えるとなるといろんなことを考えて今のスタイルに行きつきました。
デイリーにもトクベツな時にも付けられる水引アクセサリー
エレガント寄りなものが多いですが、カジュアルやキュートなものも作っているので年代問わず気に入ってくださるようになりました。
元々あるものを違うものとして生み出すと必ず否定をする人がいます。
伝統を重んじなければならない、これまでの物事に反すると豪語する人もいます。
直接的ではありませんが、言われている方やそれを伝える方を間近で見てきました。
そうやって人の足を引っ張ったり失望や絶望をさせる人がいても信念を貫いてほしいです。
だからこそ私は活動から3年ほどは人との関わりをあえて絶ってgoing my wayでいました。
自分のことでいっぱいいっぱいだったのもありますが、外部の余計な声に耳を傾けたくなかったからです。
新たなものを生み出して推し進めるのにはかなりのエネルギーが必要とされます。
続けてきたからこそ認めざるを得ない状況になった・・・粘り勝ちだと思っています。
さぁ、ここからどのように飛躍していくか・・・
というよりも、キープ力を高めていくことがこれから重要なのかなという気持ちで今はいます。
ずっと突っ走ってきて来年は少しゆとりが生まれると思うので、自分のこれからを冷静に見て判断してずっと続けていけるように励みたいなという気持ちでいます。
冬の新作、水引アスタリスクのリニューアルです。
水引の結びの絡まり方を美しく見せるような六角形とクリスマスカラーのクリスタルをスマートに入れ込んでおります。
いろんなものから派生して昇華して新しいものを生み出す・・・そうやってデザインは周期を迎えて巡っているのだと思っています。
ってことをこの前のインタビューで話しても良かったな(笑)
いつもご覧いただきありがとうございます!
今日も素敵な一日になりますように🌟
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