氷子イズム

氷子イズム

PR

×

Calendar

Profile

氷子8381

氷子8381

Comments

松本 穣@ Re:友人が昭和レトロのお店「昭和レインボー」を開店したそうな(01/03) こんばんは。僕は松本穣と言います。滋賀…
まきまき@ Re:角川映画「里見八犬伝」(10/30) 小学校の頃に映画館で観て以来、いまだに…
特捜大好き@ Re:俳優の荒木しげるさんがいい!(09/06) 私も荒木しげるさんが津上刑事が大好きで…
特捜大好き@ Re:「特捜最前線」第90話“ジングルベルと銃声の街!”(12/21) コメント失礼します。同じ津上刑事、叶刑…
特捜大好き@ Re:「特捜最前線」第90話“ジングルベルと銃声の街!”(12/21) コメント失礼します。同じ津上刑事、叶刑…

Keyword Search

▼キーワード検索

2008.02.23
XML
カテゴリ: 新必殺仕事人
本日は「新必殺仕事人」第3話"主水子守する"の感想等などを書きたいと思います。

今回は大店に入った盗賊一味を見つけた主水が一味の一人、女を捕まえた事から物語は始まります。
この女、名はお房といい盗賊の頭の女であり彼の子を身篭っていたのです。牢の中で彼女は赤子を産み牢破りをしました。赤ん坊の父親とは縁を切り、二人で慎ましく生きようと決意をしたから。
しかし牢破りの彼女は追い詰められ、おりく・勇次の家に忍び込みご飯を盗み食いをしました。そしてそんなお房を二人は匿い、盗賊の頭と縁を切らせてやろうと奔走します。
盗賊の頭に彼女から手を引くように、とおりくは屋敷に忍び込み上手くいくかにみえましたが・・・盗賊の頭は己の力を見せつけお房を江戸から出られないように手を回します。
そんな中、勇次とお房は互いに淡い想いを持ち始めました。
そんな二人におりくは勇次の母としてある行動を起こします。

最後、お房は無残にも非業の死を迎えおりく・勇次、そして主水達は仕事をします。
このお房の死によって、おりくと勇次は互いに深い心の傷を負いました。

勇次とお房が互いの境遇を話しうち溶け合っていく様子を影から見ていたおりくの表情はまさに母の顔でした。
追い出そうとして殺されてしまったお房。
お房は恐らくおりくの母の想いを知り、何とか江戸を離れる為の金の工面をしようと危ない橋を渡り殺されてしまったのです。

仕事を終えたおりくは主水に勇次の事を頼むと言い残し、お房の子供を連れて旅立って行きました。
勇次と同じような事を赤ん坊にしてしまった・・・赤ん坊の父をこの手で殺し奪ってしまった。
赤ん坊には裏街道を歩かせたくない。
誰も知らない所でこの子を育てる、と悲痛な決心をしたおりく。
私は結婚もしてないし子供もいませんが、おりくの気持ちや哀しげな表情はすごく切なくなりましたし、何か共感できる気がしました。息子の幸せを願う母の気持ち。息子と同じ境遇の子供をこの手で作ってしまった悲痛な気持ち。
そしてそんな母の気持ちが分かってしまう勇次。母を見る勇次のその目・表情は、母が今何を思っているか決意しているか、自分が何を言っても母の決意が変わらない事が分かっている・・・終盤、おりくが赤ん坊を抱いて去っていくシーンを観る度に私は泣いてしまいます。
おりくを演じる山田五十鈴さんはさすがな悲しげで悲痛な表情を見せてくれますし、勇次を演じる中条きよしさんの哀しい表情は観ていて本当に苦しくなる程の魅せる表情です。(勇次の表情は殺しでの美しく妖しい表情に勝るとも劣らぬ素晴らしいものでした。)
たくさんの言葉は要らない。互いの目・表情を見れば心の中が分かる。


今回はお房とおりく・勇次親子が話の主軸となりましたが。
実は主水とその妻りつと、りつの母で姑にあたるせんの赤ん坊を取り巻くやり取りも見せ場でした。
勇次が加代に赤ん坊を預け、預かりきれなくなった加代は主水の家に捨てたように見せかけ主水達家族に面倒を見させる。子がいないせんやりつは大喜びで赤ん坊の面倒を見て主水も何だかんだいいながら面倒見がいい様子。
まんざらでもないじゃん主水さん(笑)
裏稼業をしている故、子を持たない主水。


最後に、女にモテモテで色男な勇次さんですが(笑)
今回のお房との触れ合う様子を見ているとただの色男じゃありませんね。裏稼業で見せる怖ろしいまでの冷たい表情とは裏腹に、人に対して情が湧くと頑固なまでにその人を親身になって世話をする。
非情さと温かさ、人間としての強さと弱さを見せる彼はとても魅力的な仕事人ですね。
これはちょっと違うものですが、主水にも似たようなところがあり・・・いえいえ、秀や加代達も人としての非情さと冷たさ、強さと弱さを見せてくれるすごく魅力的な仕事人です。
必殺ってね、人間の光と影の部分を上手くちゃんと描き出していた所が見事だし、そこがこのシリーズを見たくなる一つの要因だと思うんです。
これでもかという不遇に見舞われる頼み人達。そんな彼らの恨みの気持ち(金)を受け取り仕事をする仕事人達・・・けれども決して日のあたる正義のヒーローじゃない仕事人達。
登場する人間達のそのものの魅力が溢れているんですね、必殺って。

さて、これで本当に終わりね(笑)
まだ3話なんだけれど、この話はおりく・勇次親子の一つの区切り(山場)的な話ではないでしょうか。
うん、この話は見るといつも泣いてしまう哀しい話だけれど、すごく好きな話です。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2008.02.23 21:21:12
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: