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2008.05.05
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カテゴリ: 新必殺仕事人
はい、本日はお久し振りの「新必殺仕事人」の感想を書きたいと思います。

第6話"主水喧嘩の仲裁する"です。
今回は秋野暢子さん演じるお染という女性の悲劇が主軸となります。

心中に失敗し晒し者の刑に処せられた挙句、吉原へと引き渡されたお染。客をとろうとしないお染に手を焼いた楼主は彼女を引き渡しに来た主水に相談するもののダメであった。
が、ある日、お染自ら客引きをした。
心中相手にそっくりな男を見つけたのだ。江戸から出てきたばかりの侍だったその男から「年季が明けたら一緒になろう。」と言われた翌日、お染は大店の放蕩息子に身請けされ、散々弄ばれた挙句、再び吉原へと売り渡されてしまった。
妾となったお染の面倒を見る仕事をしていた加代は、売られる寸前にお染から"恨みを晴らして欲しい"と金を受け取る。
お染は客を取る事を頑なに拒み、折檻を受けついに亡くなってしまった。
仕事人達はお染の恨みを晴らす為、仕事へと向かう・・・・・。


何故、お染は心中をしなければならなかったのか、相手はどんな男性だったのか、という事は一切語られる事は劇中なく、それがちょっと物足りなかったかな・・・という感はありましたが、お染が辿るこれでもかという程虐げられた人生は圧倒されました。
とにかく彼女の劇中で見せた生き様は本当に苦しい。
哀しい・・・という感情が通り越し、どうしてこんな人生を歩まねばならなかったのかとだだた苦しくなります。
恨みのこもったお金を受け取り、仕事を果たす主水達の姿を観てもすっきりしなかったですね。
ただ、お染が唯一客引きをした男が主水のお蔭で命が助かったラストだけは良かったと思いました。
一筋の光、とでも言うべきでしょうか。
見事な仕事っぷりを見せ付けた後の主水の男に対する行動は、以前「必殺仕置屋稼業」最終回"一筆啓上崩壊が見えた"のラストで仕置きの仲間であった市松を逃がした主水の姿と被ります。
これ、この味のある行動が出来るのが主水だよな・・・なんて。
お染を演じられた秋野暢子さんですが、秋野さんというと「赤い運命」とか「スチュワーデス物語」の好演を思い出します。←って、氷子さんの歳がばれるわな(笑)
そうそう、秋野暢子さんは三田村邦彦さん演じる秀が初めて主役を努めた「必殺まっしぐら!」でレギュラー(桂馬のお銀)を務められてますよね。レギュラー仕事人の一人に西郷輝彦さんがいらっしゃってすごくびっくりした覚えがあります。それと当時、大ブームだった「スーパーマリオブラザーズ」を元にされた(?)ストーリーとキャラという点が何とも斬新で(笑)
と、横道にそれましたが(苦笑)

必死な表情で力強く"斎太郎節"を歌い上げるシーンは圧巻です。どうしたらあんなにもはかなげで、哀しい、それなのにどこか気高いものを感じさせるお染。今は報道番組等で多く見られる秋野さんですが、本当素敵な女優さんだと思いますね。

お染が今回際立った話でしたので、仕事人達はそれに関わるという事であまり目立った活躍はしませんでしたが(笑)勇次と秀が協力した、勇次の殺しのシーンは相変わらず素晴らしかったですね。反発しあいながらもいざという時は助け合う。その緊張感がたまりません。(勇次の殺し技の魅せ方も回を追う事に華麗さが増してきて見応えがあります。)

しかし今回の観ていて胸を締め付けられそうになる苦しさは初期の必殺シリーズを観た感覚に似ていて、ちょっと嬉しかったというか、こういったものを今も観る事はテレビでは中々出来ないんだろうなあ・・・なんて思ってしまう氷子さんでございます。





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Last updated  2008.05.05 21:44:35
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