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「積んでる『ネメシス』崩したいからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。
●ネメシス
詳しくはこちら↓
Boardgame-overReview:「ネメシス」はどんなボードゲーム?|NEMESIS
メインディッシュから。プレイヤーはコールドスリープから目覚めた宇宙船の乗組員となるが、目が覚めた時点で1人(NPC)が死んでることに気づく。そして船内には異常を知らせる非常灯が点灯しており、何か自分たち以外の気配もする……という、ぶっちゃけると映画「エイリアン」をゲームにした感じのやつ。そのまんまの用語は使えなかったようで、イントルーダーとか何とか呼んでた気がする。まあでもエイリアンですw
映画と違うのは、各プレイヤーは独自の目標の達成を目指す準協力型ゲームだということ(一応完全協力モードもある)。さて、常々言ってるように、準協力型ゲームには「負けそうな奴が自暴自棄になって全員敗北を目指す」ことを止めにくいという構造的欠陥がある。これは完全協力ゲームの、いわゆる“奉行問題”とは異なり(これはゲームの問題ではなくプレイヤーの問題だ)、そうすることが一概に悪いとは言えないのでより一層難しい。自分以外の誰かが勝つくらいなら全員敗北を目指すのは、半分くらいは理にかなってるからね。
解決方法はいくつかあるが、このゲームではおそらく「そんなに自棄にならなくても、ほっといてもたいてい全員敗北するから大丈夫ですよ」方式を採用してるw あと「複数のプレイヤーがそれぞれの目標を達成したら全員勝利」でもあるので、排他的に1人のプレイヤーだけを勝者とするシステムよりは自棄になるプレイヤーが少ないかもしれない。
システムについての説明は割愛するが、おおむねよくできてる。特に音を立ててしまってエイリ……イントルーダーが湧いてくるときのルールにランダム性があり、比較的安全にやり過ごせるときもあれば大ピンチになるときもあるので、湧く場所を決めるときには実にドキドキするw
ただ一点、乗組員である我々が船内構造を完全に忘れてるのはいただけない……なんで慣れ親しんでるはずの宇宙船内でダンジョンクロウルしなければならないのかw このテーマだからこそ作りたかった、このテーマだからこそ売れたってのは確かにあるだろうけど、さすがに不自然なので、素直にファンタジーテーマのダンジョンものでよかったんじゃないかな。まあそうするとエンジン周りや艦橋周りのルールをテーマに合わせるのが難しいか……。
この日の私はエンジニアとなり、「最初に死んだNPCの死体を抱えて宇宙船ごと地球に戻るか、脱出ポッドで脱出する」という目標だったので、まずはエンジンの調子を見に行って稼働していることを確認。あとは艦橋で目的地が地球になってることを確認したかったが、とてもそんな余裕はなく、他プレイヤー2人が艦橋で何か悪さしてる様子だったので(実際には何もしてなかったw)、こりゃダメだと思って船の自爆装置を起動。あとは死体を抱えて脱出ポッドに乗りこむだけ……のはずが、隣の部屋から手榴弾を投げ込まれて瀕死になり、ポッドがある部屋にいるイントルーダーを退けられなくなってしまった。そうこうしているうちに船内で火災が広がりすぎて全員敗北w
非常に面白い。前述の通り、ほんのちょっとでも誰かが変なことすれば普通に全員敗北するので、誰かが自棄になったせいで負けたという感じにはならない。あと1手あれば私以外にも勝てそうなプレイヤーがいたので、まあバランスもいいんじゃないかな(1回プレイしただけでは分からんけど)。
拡張や独立拡張も数多く出てるようだが……さすがにどれも1万超え(基本セットはプレミアついて5万超え、独立拡張も3万超え)ではもう手が出せないw 海外でももともと高い豪華なゲームとはいえ、出た当初は売れずに値下がりし、品薄になると定価を大きく超えて値上がりするのは何とかならんものかねえ。
●タイトル忘れ LEGENDARY EXCREMENT GAME!!
旅団長さんが早退されたあと、3人でこれ。
どっかの実在する国の史実をテーマにしたゲームらしい。東と西と南の端から3種類6勢力が襲いかかってくるので、首都を守るために手分けして戦うゲーム。戦うと言っても、こちらの兵力は随分少ないということらしく、やることはゲリラ戦だ。
赤、青、緑の敵駒が徐々に中央の首都目指して戦線を伸ばしてくるので、プレイヤー(赤、黄、青のポーン)はAP使ってちまちまと敵の駒を削ったり、地元民の協力を仰いで砦作って抵抗してもらったりする。敵の手番中、ポーンがあるところに敵駒が置かれるとこちらが即死するので、来ないようなところに待避する必要がある。
だいたいこんな感じだが……もうビックリするほどつまらんw 曖昧なルール、手番ごとにほぼ同じことの繰り返し、終盤にはやることなくなるくらいに盤石な状態にできるのに異様に多いラウンド数……駄目なゲームの見本市やw
テーマの再現を第一とした同人ゲーみたいなもんなので、こんなものなんだろう。入手は極めて難しいと思われるが、万が一見かけても買ったらダメダヨw
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