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2009年06月16日
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テーマ: 映画と原作(88)
カテゴリ: カテゴリ未分類



【内容】航空会社の組織と腐敗、尾巣鷹山日航機墜落事故(85年)を描く


【映画化】
2009年10月24日公開。『ホワイト・アウト』の若松節朗監督 主演:渡辺謙。
『白い巨塔』『華麗なる一族』など、ドラマ化など数々のヒット作を世に送った作家・山崎豊子のベストセラー『沈まぬ太陽』が今秋映画化。

渡辺謙  主人公・恩地元
三浦友和 恩地元の“宿敵”行天四郎
松雪泰子 客室乗務員 行天の愛人
鈴木京香 恩地の妻
石坂浩二 航空会社社長




アフリカ編:
国民航空のエリート社員、 恩地元 は労働組合委員長に指名され、会社初のストライキで待遇改善を勝ち取る。その後、中東のカラチ、テヘラン、ナイロビ勤務と、10年におよぶ 「懲罰人事」 にあう。

尾巣鷹山編:
1985年8月12日、国民航空の羽田発大阪行きのジャンボ機が墜落、520人が犠牲となる。窓際族だった恩地は救援隊員として現地入りし、遺族の 「お世話係」 で奔走。

会長室編:
 事故後の立て直しのため、利根川総理は関西紡績の 国見正之 を国民航空会長に迎える。国見は組合の統合のため、恩地を 「会長室部長」 に抜擢、改革に乗り出す。


小倉寛太郎氏 。一部の事故の遺族は実名で登場するなど、「フィクション」と「ノンフィクション」の間をねらった手法をとったことで、迫真のドラマとなった。映画化には、角川映画と日航との確執が取りざたされている。連載中は『週刊○○』が機内では配布中止された。



【感想】

『華麗なる一族』で、キムタク演じる主人公が、父からの冷たい仕打ちに耐えつつも必死に夢の実現に奔走するドラマで、理不尽な目に合う主人公を見ていると。胸が苦しい思いをしたものです。
山崎さんの小説はどれも重厚なイメージがあり、これまで読んだことがなかったのですが、自分もそろそろ大人な?小説も読めるかなと、チャレンジしました。
この『沈まぬ太陽』でも、主人公がこれでもかという会社からの理不尽な仕打ちにあいます。それでも、よく耐えて会社を辞めないでいることに、当時の会社人の不屈の根性に感心。


まだバブルが来る前、団塊の世代のつよさに脱帽です。 一方の、会社側のあまりの金権腐敗に、呆れ果てました。今でこそ、政治家も逮捕されるようになりましたが、当時は政治家と吊るんで、ウン百万もの札束を、簡単に集めたりばら撒いてたんですね。(フィクションということですが、ホントだったんだろうな、と思っちゃいます。)ほんとに会社の経営陣の意識というのはここまで腐ってたんだろうかと。主人公が、「空の安全」「社員の待遇」の改善に心砕いているのに。 やっと、日本への帰国がかなってしかも新会長の秘書に抜擢され、ようやく会社も生まれ変るのかと思ったら、あまりに深い組織の腐敗はちょっとやそっとじゃ改善されないのが浮き彫りに。それでも、いつまでもそんな企業のあり方は通用しないのがラストの方で伺えました。


モデルとされている航空会社からは、当時猛反発をうけたようですが。映画化の企画もなかなかスンナリ進まなかったそうですね。会社として何を一番大事に経営しなければいけないか。社員は使い捨てではない。今現在は、本に描かれたようなことのないよう願います。安心して飛行機に乗れなくなりますよ。


同じ、尾巣鷹山航空機事故を取り上げた小説で、横山秀夫さんの「クライマーズ・ハイ」もありますね。こちらも映画化され、監督は『突入せよ!「あさま山荘」事件』『魍魎の匣』の原田眞人監督 2008年公開 主演は堤真一さん。

「クライマーズ・ハイ」 読書感想


『不毛地帯』ドラマ化 だそうですね。2009年10月スタート。主演に唐沢寿明 フジ系木曜22時 フジテレビ開局50周年記念ドラマのラスト。こちらはどんなおはなしなんでしょう~。


「運命の人」という新刊が出ているんですよね。
















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最終更新日  2009年06月17日 08時55分50秒


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