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来る9月12日(水)に、故郷・宮崎県で「能『岩船』と龍の表象」と題して、お話しさせていただきます。10月13日実施予定の「第16回のべおか天下一薪能」の事前講座の一環です。『古事記』に登場する「天鳥船」がモチーフとなっていて、古代文学の影響が特に色濃い演目です。能には、神話や古代の人名などを取り入れたものが多くあり、私に今回のおはちが回ってきたのもそのためです。『万葉集』だけでなく、いろいろなテーマに取り組んでいきたいと考えている私にとってはまさに「渡りに船」でした。ご来聴いただければ幸いです。■のべおか天下一薪能「能楽講座」第1回 9月5日(水)19:00~21:00 見市泰男氏(能面作家) 「能面と能」 〈延岡市市民協働まちづくりセンター〉第2回 9月12日(水)19:00~21:00 井上さやか 「能「岩船」と龍の表象」 〈延岡市市民協働まちづくりセンター〉第3回 9月18日(水)19:00~21:00 橋本忠樹氏(観世流シテ方) 「能の表現の秘密」 〈カルチャープラザのべおか・ハーモニーホール〉・すべて【無料】です。・どなたでもご参加いただけます。お問い合わせ先 「のべおか天下一市民交流機構」 電 話:0982・33・0248 FAX:0982・32・6151でも、その前に9月8日の学会発表が!我ながら無謀なスケジュールです。がんばります……。
2012.08.30
万葉文化館では、第7回委託共同研究を公募しています。「万葉古代学」に関連する学際的・国際的な研究を求めています。5~10人のグループであること、研究代表者は国内在住者であること、年に4~6回程度「万葉文化館」で研究会を開催すること、など、いくつかの条件があります。専門分野は問いません。採用されましたら、今年度と来年度の約1年半の研究期間内に、450万円程度の研究資金が支給される予定です。共同研究としては少額だとお感じの方もいらっしゃるかもしれませんが、使いようによってはいろいろな可能性があるのではないかと思います。詳しくはこちらをご覧ください。ご応募お待ちしております。
2012.08.29
いつもの帰り道、今日はヒグラシではなくコオロギやスズムシが鳴いていて、確かな秋の訪れを感じました。つい先日までは、夕映えが美しいなーと感動しながら帰宅していましたが、今日は職場を出ると、同じ時間なのに、薄闇が迫っていました。本日のタイトルは、古今和歌集の歌から。 秋来ぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる今日の場合は、目にはっきりと見えて感じた「秋」でした。
2012.08.28
今日は「万葉文化館第11回夏期セミナー」(奈良女子大学第8回若手研究者支援プログラム)でした。お集まりくださった皆様、どうもありがとうございました。一昨日まで、3日間連続の休みが取れ、さあ、あれもやろう!ここにも行こう!とずいぶん張り切っていたのですが、初日に体調を崩し、最終日に滞っていた雑務を少し片付けた程度で休暇は終わってしまいました。でも、うまいこと休暇中に倒れられたのはなによりでした。疲れがたまっていて、そろそろ身体を休めろ、という信号だったのでしょうね。以前に、突発性難聴を患って以来、疲れてくると片方の耳に違和感を覚えるようになったので、これも良いアラーム代わりになっています。あ、耳が悲鳴をあげてるから無理せず今日は休もう、と思えるようになりました。大病こそないものの、頑健とはいえない自分が情けなくもありますが、それでもがんばり続けてくれているこの身体があるからこそ、いろんなことにチャレンジできるのだと思えば、やっぱり感謝の気持ちしかありません。生かされている間は自分の身体に感謝して、せいぜい大事にしよう、とあらためて思った休暇でした。明日は、「若手研究者支援プログラム」の現地踏査です。久しぶりに、太安万侶さんのお墓参りに行ってきます。
2012.08.25
いつの間にか空の色が薄い青色になり、ところどころに刷毛で引いたような雲が浮かんでいるのを見て、もう秋なんだなーと感じる今日この頃。まだまだ日中は暑いですが、真夏とは違いますよね。そんな明日香では、25日(土)に「夏期セミナー」が開催されます。奈良女子大学の「若手研究者支援プログラム」と万葉文化館の「夏期セミナー」の恒例の共催行事で、今年は「『古事記』成立1300年」を記念して、「古代日本語と『古事記』」をテーマに開催です。皆様お誘いあわせのうえ、ご参加ください。■8月25日(土) 10:30~17:00【公開講演会】10:30~15:00(時間はすべて目安です)10:30~開催挨拶10:45~「古事記の構想―天照大御神と鏡を中心に―」毛利 正守(皇學館大学教授) 11:45~(昼食休憩) ※昼食は各自でお取りください (館内への弁当持込みは不可。庭園内は可。館内レストラン有)13:00~「古事記はよめたか―万葉人は古事記をどうよんだのか―」奥村 悦三(奈良女子大学教授)14:00~「『古事記』歌謡のことば」山口 佳紀(聖心女子大学名誉教授) 15:00~(休憩) 【シンポジウム】15:15~17:00 パネリスト 毛利 正守(皇學館大学教授) 奥村 悦三(奈良女子大学教授) 山口 佳紀(聖心女子大学名誉教授) 司会 内田 賢徳(京都大学名誉教授)会 場: 奈良県立万葉文化館参加費: 無 料申込み: 不 要☆詳しくはこちら → http://www.manyo.jp/event/detail.html?id=8☆万葉文化館内レストラン「ICHIE」https://sites.google.com/site/ichie555/home
2012.08.21
明日8月21日は、新作能「散尊」の初演日です。(会場:国立能楽堂 開演:19:00~)原作は、イギリスの大詩人ミルトンの劇詩「闘士サムソン」。旧訳聖書のサムソンとデリラのエピソードを下敷きにした、ギリシア悲劇の古典的な形式に則った詩です。それをさらに、詩人の高橋睦郎氏が能として再構成されたのだとか。高橋氏曰く、「ミルトン原作と異なる人身テロの結果である憎しみの連鎖からの解放の願いは、能作者としての私の賢しらというより、能の構造と精神の必然から出たもの」とのことです(「読売新聞」8/3号より)。ちなみに、サムソンがかける「散尊」とデリラがかける「蛾媚」の面は、友人(というのもおこがましいですが)であり尊敬する能面作家でもある藤原千沙さんの作です。情報を知りさっそく問い合わせた時にはすでにチケット完売。当日券が出る見込みもないそうで……残念です~~!!国際ミルトンシンポジウムが東京で行われるのを記念しての公演だそうで、明日1回限りの予定なのだとか。ぜひ再演して欲しい!!新作能面も、この演目でしか観られないのだとすれば、もったいなさすぎます。たまたま週休日と重なっていたので観に行く気満々だったのですが…。そういえば、最近複数の方から立て続けに休みの日にはいったい何をしているのかと聞かれました。もしや、そんなに暇そうに見えるのでしょうか。基本的には、たまった家事と勤務中にはできない仕事を片付けています。(たとえば論文書き・発表資料作り・それらの準備のための文献調査など)それプラス、機会と気力があれば上記のような演劇鑑賞なども。博物館や美術館なども一人でふらりと行くのが好きです。――というと、「やっぱり暇だ」としか思われないのかもしれませんね。ぼーっとして見える時も、頭の中では次の仕事のことなどを考えております。心楽しい時間です。
2012.08.20
今日は久しぶりにまとまった時間が取れ、集中して論文を書くことができました。おかげで、ずーっと仕上げられずにいて気がかりだった論文をようやく脱稿することができました!(〆切はとっくに過ぎているのですが……)論文集の依頼原稿でしたので、もしかしたらあんまり遅すぎて、私を省いた形で本が仕上がりつつあるかもしれません。それでも、いーんです。懸案事項が一件片付いただけで、うれしい!あとは野となれ山となれ。そしてひとときの爽快感を味わった後には、次の懸案事項が待っています…。こうした仕事はエンドレスですが、その時々は苦しくても、これが楽しいと思っちゃうから我ながらどーしよーもないです。きっと私は一生こんな感じで生きてくのでしょう。というか、そうしたいと思っています。いろいろな面で難しさは多々ありますけど。まあ、無理せず諦めずに淡々と、ですね。明日は、明日香村の万葉文化館では金森画伯の美術講演会、東京の奈良まほろば館では、小倉研究員の万葉古代学講座です。どちらも盛会でありますように。
2012.08.18
つかの間の帰省中、主にお盆の先祖供養をしてきました。田舎の一人っ子のつとめです。といっても、実家は基本的に無宗教なので、あまり厳格なしきたりなぞはないのですが。なんというか、私にとっては、生前かわいがってくれた祖父母や叔父叔母などのことを思い出すという機会です。また、やはり終戦の日ということも意識に上ります。第二次世界大戦の終戦がいつかというのは様々な考え方がありますが、8月15日が月遅れのお盆の最終日に当たるということもあって、感覚的に一番しっくりくるのかもしれません。とはいえ、お盆にしても、新暦7月15日前後に行ったり、毎年微妙に変わる旧暦の7月15日前後に行ったり、と地域によって時期は違いますけれどね。それにしても、身近な人を亡くした経験のある人や、自分の死に直面したことがある人は、皆さんなぜか、他人に寛大であるような気がします。死の側から考えると、人生にとって何が重要なのか、はっきり見えてしまうのかもしれませんね。そんなことを、とりとめもなく思ったことでした。
2012.08.16
今日は久しぶりに郷里の海を見ました。空の色も、海の色も、風の色も、ああ、宮崎だよなーと懐かしく思いました。今日はお盆の初日。地域によって作法も違うようですが、私の実家では、夕方になると門前で迎え火を焚く習慣があります。日頃好きな暮らしをさせて貰っている分、できるだけ帰省して先祖供養をするようにしています。神仏習合した日本独特のお盆の風習は、生と死のあわいのような感覚も相まって、何ともいえない風情があって、私は好きです。
2012.08.13
今夜は「三大流星群」のひとつである「ペルセウス座流星群」がピークですね。あさって、14日の未明には、金星が月に隠れる「金星食」も観測できるとか。当日の月は細い三日月のはずで、金星は、明るい側から入って暗い側から出てくるようです。暗いところから突然金星が現れることから、「ヴィーナス(金星)の誕生」と呼ばれる現象だそうです。ロマンティックな命名ですよね。実は14日の未明にも「ペルセウス座流星群」は見られます。2時~4時までの時間帯まで起きていられれば、(あるいは、うんと早起きができれば)そしてお天気に恵まれれば、この日は流星群と金星食が同時に観測できるスペクタクルな未明になるはず。天気予報は……う~ん、イマイチ。こういうのって、想像するだけでも楽しいですけどね。お天気になることを祈ります。
2012.08.12
9月9日の美夫君志会ゼミナールで「巻七の分類意識と叙景表現」と題して発表する予定です。このゼミナールは、学会員の希望者を対象とした泊まり込みの膝詰め談判的な研究会です。まず、体力が持つかどうか…。今年のテーマは「『万葉集』巻七の諸問題」。それで、冒頭のような無謀な題を付けました。おかげで、今、準備に苦しんでいます。発表題や演題にはいつも頭を悩ませます。今年はその機会が多く、正直、自分のセンスの無さに嫌気がさしているところです。9月12日(上記のゼミナールの直後です…)には、郷里の宮崎県での能楽講座も予定しています。こちらも現在、演題を考え中。ある程度内容が固まっていないと題も付け難いですから、見切り発車でも何でも、概要を考えないと。題だけ決めといたら、内容が後からついてきたってこともありますが。頭の中では一応何らかの見通しがあったということでしょうか。ちなみに、10月に中国で開催される国際学会では、「「劇詩」の行方―日・中・欧の比較詩学―」という題で研究発表する予定です(もちろん日本語で)。これは珍しくすんなり決まった題です。でも、内容は題に及ばないだろうなー…。と、今から弱気ではいけませんね。ギリギリまで頑張ってみます。
2012.08.11
この秋、明日香村では、韓国忠清南道扶余郡との姉妹提携40周年を記念して「日韓文化友好 飛鳥創都祭」が開催されます。日程は、9月22日/10月20-21日の3日間。私は、歴史文化シンポジウム「日韓文化友好は飛鳥・扶余から」にパネリストとして参加する予定です。先行き不透明なこんな時代だからこそ、遠い過去の歴史や文化を通して、未来について考えたいと思います。私の出番はほんのちょっとだけですけどね。日々を過ごすなかで、迷うことも悩むことも多いから、自分に今できることをコツコツと。そう言い聞かせながら、がんばっています。■日時:9月22日(土)14:30~16:30■会場:明日香村中央公民館■概要:第1部 記念挨拶 森川裕一(明日香村村長) 李 龍雨(扶余郡郡守)第2部 基調講演 金 容雲(檀国大学特任教授)第3部 パネルディスカッションコーディネーター 森脇 宏(NPO法人東アジア隣人ネットワーク理事)パネリスト 天野幸弘(朝日新聞社) 洪 萬杓(忠清南道国際専門チーム長) 朴 炳閏(HAN民族問題研究所所長) 井上さやか※詳しくはこちら → http://koreanworld-jp.com/
2012.08.10
今日から、万葉文化館では新しい展示がはじまりました。「金森良泰の世界―大和望郷―」会期は8/9~9/25まで。金森さんは、日本における「フレスコ画」の第一人者です。この3月まで千葉大学におつとめだったそうですが、もともと奈良県のご出身の方であり、今回は奈良を描いた作品ばかりをあつめて展示しています。「フレスコ画」とは、漆喰の壁に水で溶いた顔料で彩色する画法で、画材として、建築現場でみるような無骨な道具なんかもあって面白いです。漆喰が乾く前に一気に描き上げなければならないのだとか。失敗したらたいへんだ!と、思わず描くところを想像して、緊張してしまいました。でも、そうして描かれた画は、漆喰が乾くにつれて結晶化し、褪色しにくく、千年以上もの耐久性が出るのだそうです。イタリアのルネサンス期が最盛期といえる技法で、「フレスコ画」というと西洋文化のイメージが強いのですが、実は、明日香村の「高松塚古墳」や「キトラ古墳」など日本古代の有名な古墳壁画も「フレスコ画」なんですよね。洋の東西をまたぎ、時代もまたいで、現代に息づく「フレスコ画」。展示を拝見しながら、勝手にイメージを広げてました。万葉文化館では、仕事がてらさまざまな美術作品に触れられるので、つくづくいい職場だなーと思います。
2012.08.09
昨日(8月5日)は、今年度最初の「万葉古代学講座」でした。お集まりくださいました皆さん、ありがとうございました。今年は「古事記1300年」をテーマに3回実施する予定で、私も11月4日に「『古事記』のことばと世界観」についてお話します。そして、今日「8月6日」は、多くの方にとって「ヒロシマ」の日だったのではないでしょうか。「広島」ではなく「ヒロシマ」とあると、原爆が投下された場所であり、今も平和への祈りの場でもある世界共通語としてのことばのように感じます。今朝は、出勤前ギリギリまで、記念式典のTV中継を見ていました。子ども代表のことばには毎年感動を覚えますが、今年も、3・11の福島原発事故の体験と重ねながら、「平和とは、世界中すべての人が幸せになることだ」という趣旨の作文に、心をあたためられながら出勤しました。実は、先日上梓した拙著『万葉集から見る「世界」』の「献辞」と「あとがき」に、同様のことを書いていたからです。同じような思いを持つ人々が、確実に増えてきているんだなと実感できました。ただ、国や地域が違えば、何を「幸せ」と感じるかすら、違ってしまう場合もあるかもしれないとも思います。だからこそ、ひとつの価値観に縛られることなく、一人一人が、多様性を認める柔軟性と想像力を持つことができたとき、世界は鮮やかに変わるだろうと思います。偉大な「誰か」が変えるのではなく、「私」がまず変わること。たぶんたったそれだけのことなのですが、それが一番難しいかもしれません。
2012.08.06
今日は、館の七夕祭りでした。お天気にも恵まれて、まずまずの人出で、恒例の無料そうめん流しの大盛況ぶりは年々エスカレートするようです。うちわにお絵描きする教室も、満員御礼。日本画家の烏頭尾精先生おん自らご指導いただけるのですから、それも当然です。21時まで夜間開館し、私は図書室の当番でした。少しでもお役にたてたならよいのですが。エネルギッシュに動き回る役ではなかったので、汗だくになって立ち働く同僚を見て、申し訳なく思うことでした。皆さんお疲れ様でした。そしてご来場の皆さん、ありがとうございました。
2012.08.04
今日は、片山家能楽・京舞保存財団の能面と能装束展へ行ってきました。道成寺関連の面や装束を中心に素晴らしい品ばかり。ため息モノでした。(京都文化博物館6階で、明後日まで【無料】)能面作家(ご自身では面打師と仰る)のM先生とそのお弟子さんで私の友人のFさんと専門家お二人から解説を伺うことまでできました。閉場ギリギリに駆け込んだのですが、財団の方々にもご親切にしていただきました。ありがとうございました!その後、M先生とFさんと晩御飯をご一緒し、古典芸能について、いろいろ教えていただきました。総合芸術としての奥深さを改めて認識できた夜でした。いつか講座や論文に活かせるように、精進します。
2012.08.03
他分野の方のお話には興味をそそられます。ところ変われば的な驚きがあったり、逆に意外な共通点があったり。4月に放送されたNHK「仕事学のすすめ」が今日からアンコール放送されるそうです。別のテレビ取材で4月にはじめてお会いしてから宮本亜門さんに心酔していることは公言しておりますが、けっして「有名人にナマで会えたから舞い上がっている」わけではありません。意外かもしれませんが、奈良県や明日香村にいると、有名な方にお会いする機会はけっこうありますしね。この再放送をご覧いただければ、亜門さんのひととなりの一端がうかがえ、私が心酔する理由もご理解いただけるのではと思います。三島由紀夫の『金閣寺』の舞台化の話など、人間存在の凄味のようなものを感じます。演劇好きな方はもちろんですが、そうでない方にもオススメです。■NHK Eテレ 「仕事学のすすめ」「舞台流コミュニケーション術」(全4回)第1回「演出は対話から始まる」 8月 2日(木) 23:00~23:25第2回「夢をたぐり寄せる行動力」 8月 9日(木) 23:00~23:25第3回「こうしてスランプを脱出せよ」 8月16日(木) 23:00~23:25第4回「時代を映す創造術」 8月23日(木) 23:00~23:25
2012.08.02
打ち合わせと文献調査のため、東京に行ってきました。打ち合わせは秋のイベントに関するもの。詳しくは、またいずれ。打ち合わせ以外の日中は、国会図書館に詰めていました。カンカン照りの太陽と、青々とした木々、あの辺りは緑が多いからか、蝉も盛大に鳴いていました。そこで気づいたこと。職場のある明日香村では、ツクツクボウシやヒグラシも鳴いていました。が、東京ではクマゼミとミンミンゼミが主で、上記は聞き取れず。もともと分布地域が違うのでしょうか、それとも時間帯や標高による気温の違いでしょうか。おおー、東京と奈良は蝉の鳴き声も違うのか!とひとり道ばたで空を仰いでおりました。(通行の邪魔ですよね…)ちなみに、海外の方にとってセミの鳴き声は季節感や風流さを感じさせるものではなく、「単なる騒音」だそうです。欧米や中国の友人・知人らは、日本人がフツーに何種類ものセミの鳴き声を聞き分けることに驚いていました。有名な俳句「静かさや岩にしみいる蝉の声」が、きわめて日本的感覚だと評されるのもナルホドです。
2012.08.01
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