PR
勉強ができる子には2つのタイプがいる
ひとつは 勉強が好きないタイプ
もうひとつは 負けず嫌いなタイプ
勉強が好きなタイプは
『小学校までにご両親がどういった働きかけをするか』
『知的好奇心を刺激するような体験をしてきたか』
といったことが大きく影響している
前回までにこんなことを書いてきました
今回からは
負けず嫌いなタイプ
について書かせてもらおうと思います
うちの塾には定期試験で学年ベスト10に入る子
模擬試験で偏差値70以上獲る子が結構な数います
その子たちには
「勉強に対して負けず嫌い」
という共通点があります
特にうちの塾にいる成績上位者の子は
『極度の負けず嫌い』と言ってもいいかもしれません
・定期テストで99点で大泣きする「満点じゃなくて悔しい」
・ただの『塾内の確認テスト』ですら、ライバルに負けて泣く
・定期テストで学年3位で号泣「1位、いけると思っていたのに」
このような感じです
正直、中学時代に優等生でなかった僕からすると
こんなに悔しがる彼らが信じられません
99点で泣くほど悔しがりますか?普通?
当時の僕だったら大喜びしますね、そんな点数を獲ったら
では、彼らの負けず嫌いは先天性のものなのか
実際に何に対しても負けず嫌いな子はいます
しかし、ほとんどの子はそうではありません
勉強以外のことで負けてもあまり気にしない子も多いですね
当たり前のことですが
人は『自信があるもの』については負けず嫌い
逆に自信がないものについては負けてもさほど気にしない
僕だって、けん玉対決で負けても何も気にしませんが
「あっちの塾のほうが、Gゼミよりいい」
と言われたら、悔しくて眠れないでしょう
『大手塾のように看板に頼らずに自力でやってきた』
『周りの塾よりも素晴らしいサービスを提供している』
というプライドがありますから
※実際に素晴らしいかどうかは置いておいて下さいね(笑)
それと同じで子どもにも
勉強に対してのプライド(自信)を持たすことができれば
子どもは勝手に負けず嫌いになります
『僕は周りよりも勉強ができるぞ』
この気持ちを早い段階で持たせることができれば
後は、放っておいても勝手に勉強するでしょう
子どもは大人が思う以上に
プライドで動いています
プライド(自信)は子どもが動く上で
大きなエネルギーであるのは間違いない
多くの子どもたちを見てきて本当に強く感じますね
生徒が目に見えて成長していると感るとき
それは、その生徒に『自信』が生まれたときです
自信って、本当にすごいですよ
子どもが別人のようになりますからね
だから僕ら大人が意図的に
子どもたちが負けず嫌いに育つ
ように仕向ければいいのです
(つづく)
Eテレ「成績を伸ばすカギ!ノート術」 2013.04.27
体罰問題に思う 2013.02.19
親子の法則 2013.02.03
カレンダー