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2012.01.19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
老舗オーディオメーカーであるオンキヨーがついにスピーカーユニットの国内製造を止めるという。
すでに国内で製造するスピーカーシステムの大半が中国製になっていた中で数少ないメーカーの1つであった。
特にスピーカーユニットはシステムの音を最終的に決めるところだけに、できるだけ安定した技術が得られる国内生産としてきたものである。
むろんユニットは量産しないとコストがあわないのでテレビ他への提供でしのいできた。

それがこのところの円高で大きく採算割れ、ついに国内撤退となってしまったのだ。
これで国内で生産しているスピーカーユニット&メーカーはほんのわずかしかなくなった。
例えばフォスター、ダイヤトーン、小さなところではクリプトンなど。他のメーカーはブランドこそ残しているものの、製造は中国への委託が大部分である。

ともかくスピーカーシステムはユニットを入手してシステムに作る。
それに比較的シンプルな構造のため、アジア勢が製造することが早い段階で可能になった。

それでも性能を重視するモデルは国産ユニットでという良識で対応したのである。

その良識もついに通用しなくなったほど円高がきついのだ。
本来なら同じ製造設備をすべて移管させて、材料持っていければ同じユニットができるはずだが、実は作る人で性能が変わる、それがアナログの宿命で特にユニットは影響が大きい。
むろん気候も大きく左右する、湿度が多めな日本と乾燥しやすい中国では接着剤の配合が違うのだ。
このノウハウを作り込むまでに時間が掛かり、同じ性能のユニット作りができないのである。

ただ高級システムでは手作りも許されるので、キャビネットは中国製にしてもユニットは国内製造、つまり量産しないモデルであれば国産維持が可能なのである。
それがマニア向けスピーカーシステムとして安定性能を維持し評価を得ているモデル群だ。

オンキヨーの場合、マニア向けシステムものより量産型システムが多い。しかもそれを良心的に国内ユニットで良質さを保ってきたのである。それが破綻したのが今回である。
逆に言えば、小型オーディオ向け、ネットオーディオ向けなどのコンパクトシステム用スピーカーなどはほとんど輸入品で、良質さを求める環境にない、というのが実情ということだ。
ただそれでもマニア向けメーカーには可能な限り良質さを保とうと、量産に走らず一定の性能維持したシステム作りを心がけている。

心配なのはオーディオシステムで良質な音環境が得られなくなること。

この行き先は音楽文化の破壊であり、心に響く音楽作りが廃れること。
何とか良質な音と音楽を守る仕組み作りを図ってもらいたいと願うばかりである。





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最終更新日  2012.01.19 09:29:16
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