
鉄の教義は処女を、処女は百合を求めた。
光あれ!暗闇はもうけっこう。
望みを抱く者の魂は暗黒ではない。
鉄の処女にようやく追いついた。
我らの内なる恐怖の深淵まで荊に潜み咲く百合を探しに行こう。
■香調:グリーン×ホワイトフローラル
ユリ、西洋ナシ、白檀(サンダルウッド)
■感想:私の好み度<85>フルーティ×グリーンフローラル
生々しいタイトルに対して、香りのイメージはファンタジー(闇系)
スプレー直後はやわらかな百合。
1分後には甘さが足されてくると洋梨を感じます。
人工的な感じがあるもののしっかりと熟れた洋梨を思わせ、
コンポート・砂糖のような甘さではありません。
その洋梨から思い浮かべた3種類の香水。
・アニックグタール『プチシェリー/1998』
・パルファンロジーヌパリ『ミュゲ ド ロージヌ/2015』Nicolas Bonneville(ホワイトフローラル×ペア×シトラス)
・パルファンロジーヌパリ『モナミ ラ ローズ/2019』Delphine Lebeau(ホワイトティー×ペア×ローズ)
『プチシェリー』使用が5-10年前で記憶が曖昧ですが、
このあたりの洋梨の甘さとフローラルの組み合わせが好きな方には
『鉄の百合』も受け入れやすいはず。
ただ、セルジュルタンスの作品を8-10種類使って感じた
コンセプトにもある陰、冷たさが隠し味のように潜んでいることが多いこと。
宗教的な世界観も含まれ、私は疎いため勘違いもありますが
『鉄の百合』の場合は『鉄=血の匂い/メタリックさ』をひっそり感じとれます。
その点がアニック、ロジーヌパリとの大きな違いでこれらが陽光のファンタジー、
対してセルジュルタンスは闇のファンタジー。
その闇のメタリックノートがベースとなり、
百合、洋梨が中心にあり、ラストにむけて微風で運ばれるサンダルウッドの香り。
■拡散性・持続性
拡散性は普通からやや強め、持続性は普通。
■季節
季節は春、3月から6月。真夏以外であれば他のシーズンも。
■年齢
20代以降。女性向き。
・20代オフィスでもデートでもあらゆるシーンに馴染む香り。
・30代カジュアル、40代以降デイリー向き。
・50代を目前としている私にはアニックよりも『鉄の百合』が似合い落ち着きます。
クリアなフレッシュではないけれど初なフルーティグリーンフローラル。
少女から女性へと変わろうとしている無垢で繊細さ脆さ、
それに初々しい妖艶さを表現している点では
キリアン『Good girl gone Bad/2012』にも感じます。
■リピートは?
とても好きな香りですがレギュラーボトルを買うなら、他の作品を冒険したい感覚。
(プレゼントなら嬉しい!)
Gucci【Gorgeous Gardenia】 2024.09.30
Guerlain【Coconut Fizz】 2024.09.22
Hugo Boss【Ma Vie】 2024.09.12
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