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トイモイ

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2007.07.15

　機上より、校則を蘇らせる

(18)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　大型の台風につき、警戒しなければならない。警戒しつつ、行動する。
日常の外に居るってどういうことだ。感じ方、臭い、光り、空気、風、風習、人間、あらゆるものに、私自身に馴染みがないという心地良さ。戸惑いと迷いと面倒の連続の愉快。体全体で感じようとするハイテンション。

　そういえば、昨日思い出したように、どんな極悪なことを中学校のときにしでかしたのであるか、考えてみた。校則違反はナンだっけ。
　●靴は運動靴で白に限る。靴紐を２段目から結ばない。・・・何だ、２段目からって？と思うと、技術の先生（私の所属する陸上部の顧問）が靴ヒモを２段目から結んでいた。「先生、これは校則違反ですよ」というと「何だそれ？足裏が太いねんからしゃあないやないか」と言った。先生は校則を守る必要はないだろうが、校則なんか読んでなかった。
　●男子生徒は、丸刈りの毛が指で押さえてはみ出ない程度（約１センチ）以内にする。・・・私は、丸刈りになりたくないという唯一の原因のため、私学受験のため受験勉強をしたのであった。（でも落ちた）
●女子生徒は無地の靴下に糊付けをして、上部を三つ折すること。男子生徒も白。・・・だから高校になると、黄色や赤やピンクの靴下を反動で履いて、先生に呆れられた訳。「君、高校でも、靴下は白なんだよ。それよりも、その靴下センスなさすぎ！」
●日没後、男女二人きりにならない。・・・冬場は、クラブしていると暗くなるよね。
●図書室で編み物をしてはならない。・・・誰もしてなかったような気がするんだよね。

●剃りこみを入れてはならない。・・・何度も書いたけど、丸刈りだったので、いつも親父にしてもらっていたのだが、ある夏の日高校野球を見ながら散髪してくれてて、完成して、鏡をみると、スゴイそりこみ（パチキ）が入っていた。「おとん、これ禁止されとるねんで」というと、「え、何で？格好ええヤン、あのテレビの高校生の髪型にしたってんぞ。何でそんなのが禁止なの？」と言われた。
●学生ズボンはラッパズボン、マンボーズボン禁止。ノータックまたはワンタックであること。学生服は長ラン、短ラン禁止。・・・いくらなんでも、私の時代にはラッパズボンは終わってたよ。生徒心得って往々にして時代遅れになる。多分、今でも、ポケベル禁止とか、窓ガラスを割ってはいけないとか、白の網タイツ禁止とか、ヤマンバ禁止とかあるんじゃないかねえ。
●カバンの持ち手にテープを巻かない。・・・アレ何の意味があったのかなあ。赤組とか青組みとかグループ分けだったのかな。
●休日も外出時は生徒手帳を持ち歩く。・・・手ぶら禁止か。
性交及び自慰禁止。・・・はなかったように思う。
挨拶は３０度、会釈は１５度。・・・やっぱり校則って生徒のためじゃないことが分かるよね。説明できないものねえ。モラルででも。
麻薬などは禁止。・・・はなかったと思うが、あったかも知れない。しかし、校則ではなく法律違反のような気もする。
バイクの免許を取ると停学・・・これも法律違反のような気がする。
チャイムが鳴っている時は動いては鳴らない。・・・タイの国歌か？
中央正門は通ってはいけない。・・・先生や父兄用とのこと。急いでいる時は、走って通り抜けた。
考えてみれば、がんじがらめで、よく、私はぐれなかったものだよ。