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トイモイ

全て | カテゴリ未分類海外 | 国内旅行 | アジア | 欧米

2010.09.25

オマーンの首都マスカットに到着した。先日、各種ホームページでアライバルビザがシングルビザで１５００円で取れるとの情報を得ていたので、ビザコーナーに並ぶ。というか、外国人はほぼ全員並んでいるようだ。ドバイからの機内には、何故か、日本人男性（海外青年協力隊系の男）がいたのだが、彼の姿だけは見えないので、お主何度か来ているなという感じであった。しかし、散々並んだ挙句、３週間はビザ代は不要だといわれる。ここ２，３日で不要になったのか、何かの自体が発生したのか？と思うのであった。

　それにしても、オマーンである。学生のころ、学校の横にブルーマリンという喫茶店があり、ちょくちょく授業をさぼったり、学校の帰りに寄っていたのだが、そこには、誰でも書けるノートがあり、内容は大抵つまらないことが書いてあるのだが、誰かが､「入国ほぼ不可能なアジアの国ベスト３、カンボジア・ラオス・アフガニスタン」と書かれてあった。確かに、そうであった。そして、私は、普段書きもしないのに、その横に、「入国ほぼ不可能な中近東の国ベスト３、サウウジアラビア・オマーン・イエメン」と書いた。それほど、２，３０年前は鎖国状態の国であったのだ。何とも感慨深い。というか、イエメンは１０年ぐらい前から行けることを知っていたし、見所が多いのだが、オマーンについては、ほんの最近、簡単に入国できることを知ったのであった。そうか・・・入れるのか・・・そっか鎖国政策なくなったのか・・・何か私の心の奥底にある懐かしさ感がメラメラと燃え上がってくるのであった。（といっても、それといった観光場所はなのだが）

２０年前、オマーンの旅行記の本を１冊だけ見つけたことがあった。その旅行記の本は７年かけて世界を回っている人の本で（そういう本もそんなになかった）、そのある章にオマーンにトランジット１泊した話がでていたのであった。飛行機が遅れて、１泊せねばなぬようになったこと、粘り強い交渉で１泊だけトランジットが許されたのだが、警備の人にホテルまで連れていかれ、ホテルに入れられて貧乏旅行なので普通のホテルに泊まったことがなく、チップ払うのがいやで外の景色見て、いやーきれいだなーとかなんとか言って部屋から皆が出て行くのを待っていたと書いてあった。偶然入国できた貴重な体験であったと書いてあった。

２０代のころ、たった１章のオマーンに関する旅行記に、何か、オマーンの印象が決まってしまったのであった。いろんな図書館に行ったが、古い本でも個人旅行での紀行文はそれ以外は見ることが出来なかった。

オマーン空港からは、タクシーで凡そ４０キロ離れており、１５００円から２０００円である。空港を出るとタクシーカウンターがあり、そこでホテル名を伝えると、支払いを済ませるのである。勿論、空港の上乗せはされている（帰りは１２５０円、５リアルであった。要交渉）

ベタなことを言っておくが、オマーンには湖はないからな。（川も枯れた川（＝ワディ）しかない。）
ホテルの窓から見た絶景。てか絶壁か。

2009年秋EUA・オマーン・バーレーン旅行
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