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2015.11.25

昼飯の何となく問題

カテゴリ：カテゴリ未分類

　何だか、イベントとかあって、休日旅行でも、という前に休日がないまま三連休も仕事なまま終えつつあるのであった。遅い昼飯でも食いに行くのである。

そばか、でも並んでいるからやめておこう。

カフェか・・・しまったポケットに文庫本忍ばせておくの忘れてた。これはやめておこう。

インド料理か。まあ、もうインドには１５年ぐらいは行ってないので、あれなんだが、なかなかタイ料理とかインド料理とか、たまには行くけど、向こうじゃ安いから、こんな高い値段出して食べるかって気分が昔から抜けないんだよねえ。いやいや、現地いくほうがトータル高いやろ、そら分かっているが、そう割り切れないものがあるのである。それに学生の時は、何度もインドに行ってて、インド料理ひとくくり（メシにそんなに興味がなかったので）だったが、今じゃ、北インドじゃ、ベンガル料理じゃ、南じゃ、スリランカじゃ、とカレーひとくくりでいいよね、見たいな年頃でもなくなっているのも事実なのである。
洋食屋か・・・何だか、ヨーロッパじゃ洋食屋ないんだよね。洋食屋は既に明治以降取り込んだ日本食だよなあ。ま、カレーもラーメンも日本食だね、インドにも中国にもないねえ。

　だいたいどこでも行けるってのは、話ができるとか旅行術に長けているとかではなく、なんでも食えるとかどこでも寝られるという要素が強いのだが、さすが、私も１０代もころは、インドカレー、辛すぎて、割とインドでギブアップ気味であった。（次に行ったら、何故か舌の感覚が変わっており、インド料理毎日問題ない、イマイウマイに変わっていた）そんなわけで、青タマネギをパンで挟んで食べたり、中華料理を食べたりしながら、時々インド味を抜いていたのだが、ジャイプルの、あれは日本人が多い宿だったと思うのだが、今検索したら、そうでもなさそうだ。場所は、確認したら確かにランドアバウトの横で、やっぱりジャイプルインだろう。そういえば、日本人見てないけど、覚えているのは、西洋人に日本語で話しかけられたこと（私尼崎に住んでましたよ、と）と、日本人ですかと日本語で答えて、あなたはナニジンと聞くと、「イングリッシュ」といったので、何でこいつ英語やねん、と私が思ったことぐらいである。しかし、考えたら、それは日本人向けサービスで言ってくれたのかも知れない。スコテッシュとかアイリッシュはという意味で、イングリッシュといったのかも知れない。宿帳にはよく総称したブリテッシュが書かれてたっりなんかして。

まあ、それは余興として、夜メシ無料サービスがついていて、何と日本のカレーであった。思わず、２杯食べてしまい、気分が悪くなったほどだ。気分が悪いまま、吐き気を我慢して夜行バスのバス停に歩いて向かったことを思い出す。
日本のカレーは、インドからイギリス経由で、小麦粉にトロミがついたカレー粉として輸入されたのだが、イギリスで日本的なカレーはないような気がする。まああれか、カレーパウダーってかシチューみたいなものの一つだったのかも知れないね。

　まあ、それは、そういうことで、結局中華料理店で、ヤキメシを食ったのであった。

　私は、若い海外からの学生旅行者的な奴を見ると、話しかけるのは面倒なので、伝票を取り上げて、まあせいぜいエンジョイぐらいは言うかも知れないが、勝手に払っておくのである。それが今までお世話になった流儀である。

　バリの北部シンガラジャでもヤキメシを勝手に驕ってもらい、トルコのバスの休憩でも金を払おうとしたら、同乗していた話もしてない人が勘定済みにしていてくれたり、まあ、大袈裟にいうと一期一会で１００回、小袈裟にいうと５０回は金銭の大小無しに見知らぬこの不良外人に驕ってもらったので、いや、驕ってもらったから、次の世代に驕ってもらうわけではないが、経済的旅行にありがたいこと、まあそういう恩返しの気持ちはないけど、その国の印象、まあ、日本悪くないだろ、そう思って欲しいのである。まあ、媚びているわけである。まあ、そう思われるなら５００円１，０００円はまあいいのである。