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2006年03月03日
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歴史を深く吸い込み、未来を想う

 1900年を鍵に、時代を築いた人物を振り返ることで、世界の流れ、その潮流の中での日本がとってきた行動を振り返りながら、これからの日本を考えようというもの。

 サブタイトルに、「アメリカの世紀、アジアの自尊」とあるように、この書物は、アメリカ人とアジアの人を題材にしている。

 アメリカ人としては、「青年よ、大志を抱け」で有名なクラーク博士、メディア王のヘンリー・ルース、太平洋戦争のときに大統領だったフランクリン・ルーズベルト、そして敗戦後の日本を支配したマッカーサー

 「武士道」を書いた新渡戸稲造、禅の精神を発信しつづけた鈴木大拙、津田梅子、黄熱病に散った亡命学者野口英世、日露戦争を民族防衛戦争と位置づけ、日本及びアジア擁護の論陣を張るが、日露戦争後の日本に警鐘を鳴らした朝河貫一、「アジアは一つである」と説き、アジアの再興を夢見た岡倉天心、非暴力不服従のガンディー、革命家孫文と中国の偉大な文筆家魯迅、大政治家周恩来など

 さまざまな人に光を当てながら、当時の時代状況を絡める形で、著者の寺島実郎氏の歴史へのまなざしが表現されている。ことさらに卑下するわけでなく、かといって鼻持ちならないように誇るわけではない。冷静な目で展開される。

 この本を読んで、印象に残ったことは、第二次大戦前も第二次大戦後も、アングロサクソンの国との二国間同盟によってその後ろ盾でうまくやってきたということだ。

 戦前は、その当時の世界の大国イギリスとの日英同盟の存在。この同盟の存在で、日露戦争にも勝利し、富国強兵を実現し、一流国の仲間入りをした。しかし、1921年のワシントン会議で日英同盟を解消させられ、孤立し、迷走し、第二次大戦で敗戦する。

 戦後は、今も続くイギリスにとってかわった世界の大国アメリカとの日米同盟の存在。この存在により日本は、経済を追求し、経済大国の地位を築いた。

 戦前戦後とも、アジアの一員としてよりも、アングロサクソンに憧れ、アングロサクソンの強国と同盟を結び、その力のもとに成長してきた。そしてアジアに対しては、その憧れの跳ね返りとしての蔑視のような見方をしてきた。アジアの一員としての日本よりも、アングロサクソンの国との関係を重視する日本。今まだアメリカとの同盟は続いているが、その同盟がいつまでも続くとは限らない。日英同盟を解消させたのはアメリカの戦略である以上、アメリカはその戦略から同盟を解消する可能性は否定できない。戦前のような過ちを犯さないためにも、同盟に頼り過ぎない国際関係作りの必要性が実感させられる一冊だった。


歴史を深く吸い込み、未来を想う
1900年への旅 アメリカの世紀、アジアの自尊
著者:寺島実郎 発行所:新潮社
2004年1月30日第5刷 定価:1,600円+税







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最終更新日  2006年03月03日 23時49分19秒
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