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2006年04月16日
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テーマ: 本日の1冊(3711)
カテゴリ: 思想・哲学・宗教
仏教・神道・儒教集中講座

ユダヤ教・キリスト教・イスラム教集中講座に続いて読んだ1冊。

 ここで井沢元彦氏は、日本の特徴は、「折り紙とビーフカレー」と語る。

 ”ビーフカレー”、カレーはヒンズー教徒の国インドのもの、ヒンズー教徒は牛を食べない。すなわちビーフカレーというのは、インドではありえないもので、日本がこれを受け入れたときに、日本独自のものに変容させるように、これまで受け入れてきた外来宗教も変容させてきたことを表現している。

 ”折り紙”については、日本文化の特徴、「作り変える力」の象徴であると語る。正方形の紙をのりやはさみも使わないというさまざまな制約があるにも関わらず、元の形からは創造できないようなものを生み出してしまうその力を日本文化の特徴と位置づけている。

 前の1冊と比べると、ユダヤ・キリスト・イスラム教と、日本に深く根付いている神道・仏教・儒教とは、本当に考え方が違いすぎることが良く分かった。

 仏教の特徴は、生きることを苦しみととらえたこと、生きることにより「生・老・病・死」といった4つの苦しみと、もう4つの苦しみ「愛別離苦」「怨憎会苦」「五蘊盛苦」「求不得苦」があるということだ(このはじめの4つとあとの4つを合わせて、「四苦八苦」という)。

 愛別離苦:人間は必ず愛するものと分かれなければいけない苦しみ
 怨憎会苦:とても嫌いな人間や自分を殺そうとする人間と会う苦しみ
 五蘊盛苦:感覚があることによる苦しみ(たとえば、渇きや飢餓感など)
 求不得苦:望みがかなえらえれないことによって感じる苦しみ


 ブッタはなぜこのような苦しみが発生するのかを、苦行を重ねた結果、「諸行無常(すべては無常)」にも関わらず、あたかもそれが永遠にあるかのごとく錯覚し、守ろう、続けようと執着するからだという結論に達する。「悟り」の境地に達すれば、執着しなくなり、苦しみから解放されるということなんだろう。

 生死の考えかたが、仏教とキリスト教ではかなり違っていることが分かった。キリスト教は、今生きているうえでの死は、ある意味仮の死であり、イエス再臨のときに、「最後の審判」によって、生きているものも死んだものも、永遠の生か永遠の死の審判が下される、救済されるものは永遠の生を得ることになる。仏教は、「輪廻転生」という言葉画表現するとおり、生は、死んでも「六道」のどこかの世界で生まれ変わることで永遠繰り返さる。そして永遠に四苦八苦に苦しことになる。この四苦八苦の輪廻転生から逃れるのが、「解脱」するということだ。
 六道:天道、人道(人間界)、修羅道、畜生道、餓鬼道、地獄道の6つで、天道でも苦しみがあるということだ。

 日本を最も特色付けているのが、日本独自の宗教「神道」、他の宗教と際立った違いは、とにかく聖典がない。キリスト教なら聖書、イスラム教ならコーラン、仏教ならさまざまな経典があるが、「神道」にはない。神道にとっての「神」については、江戸時代後期の国学者、本居宣長が、「何にまれ世の尋常ならずすぐれたる特のありてかしこきもの」という言葉があり、井沢氏はこれを、「とにかく、良いか悪いかを問わず、普通のものにはない、尋常ではない特質、異常な特質をもったもの」という意味だと定義する。確かに、菅原道真を神として祭ったり、大木を神に祭ったりする、他の宗教からすれば、なんでもかんでも神にしてしまうと見えるんだろう。

 この何でも何らかのずば抜けた力や特徴のあるものを崇め奉るという神道の考え方が、日本がいろいろな外来文化を受け入れ、そして日本流に作り変えてしまうということになったんだと思う。

 3つの宗教をあるいみ井沢氏の理解や解釈で学ぶことになるので、井沢氏の考え方にかなり影響を受けてしまう部分もあるが、3つの宗教について初歩レベルで理解するうえではいいのではないかと思う。


 仏教・神道・儒教集中講座
 著:井沢元彦 発行所:株式会社徳間書店
 2005年8月10日第2刷 定価:1,500円+税






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最終更新日  2006年04月16日 13時32分07秒
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