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「斑入りドクダミには2種類ある!?」のタイトルで日記を書いたのが、2006年9月28日のこと。あれから2年近くが経ち、庭に植えた2種類の斑入りドクダミはいずれも健在。それぞれにはっきりと特徴が違うので、やはり現在出回っている斑入りドクダミには2種類あるようだ。 まず、こちらは原種に近いハート型の葉っぱに黄色い斑が入る系統。濃い緑色の葉に黄色い斑がよく映えて美しいのだが、どうも夏の暑い時期になると斑が消えてしまう傾向があるらしい。すでに、この画像の株の下葉は斑が薄れつつある。 そして、こちらはちょっといびつな小型の葉っぱに乳白色の斑が入ったもの。上に挙げた黄色い斑が入る系統とは違い、日陰に植えても日向に植えても斑が消えないのが大きな特徴。日向に植えたものは斑が赤みを帯びてさらに観賞価値が増す。 こちらがその乳白色の斑が入る系統を日向に植えたもの。葉が赤く色付いていて非常に愛らしい。また、こちらは原種に比べて葉の形がかなり変形している。 というわけで、斑入りドクダミには2種類あるらしいということが分かった。もともと、現在出回っている斑入りドクダミは、かつて海外に輸出された斑入りドクダミが、「カメレオン」の品種名で逆輸入されたものだとされる。では、この2種類のうち、どちらがその「カメレオン」なのかということだが、園芸業者で「カメレオン」として売られているものは黄色い斑が入る系統のようだ。また、さらに最近では「アンチドーテ・トリカラー」という名の品種もあるようで、こちらは画像を見た限りでは「カメレオン」に似ているような気がするのだが、もしや斑入りドクダミは3種類あるのだろうか?と思ったりもする。機会があれば「アンチドーテ・トリカラー」の方も入手してみたい。
2008.06.30
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9月7日の日記で今年のタマネギの播種について紹介してから約40日。現在、畑と自宅のそれぞれで順調に苗が育っている。で、今回は9品種も種子を蒔いたわけだが、実は今年買った種子は一つもない。すべて昨年以前に買い、冷蔵庫に保存しておいたものだ。うち3品種は開封済みだが、目立って発芽率は落ちていない。 一般に、ネギやタマネギの種子は、野菜種子の中では寿命が短く、常温では1~2年しか持たないと言われている。しかし、私の経験では、良い種子なら冷蔵庫に保存しておいて毎年必要な分だけを取り出すようにすれば、少なくとも3年は使える。が、実は今回蒔いた種子の中には6年前の2008年の種子がある。その品種は「大阪丸玉葱」。当時は、早生、極早生、超極早生のみに力を入れていたために、中~晩生種の大阪丸玉葱は、買ってはみたものの結局蒔かないままでいた。その間、未開封のまま冷蔵庫に入れていたのだが、驚いたことに発芽率が落ちていない。 これがその大阪丸玉葱の現在の様子。6年前の種子とは思えないほどの発芽率だ。これほど発芽率が良い理由は、おそらくこの種子がプラスチック袋に密封されていたからだと思われる。実は、昨年も大阪丸玉葱を蒔いたのだが、その時の種子は2008年産の種子が残っていることを忘れて新たに買い足したものだ。そう言えば、大阪のタマネギ農家から、20年前の「吉見早生」という品種の種子の缶詰が大量に発見され、めでたく発芽したという話がある。 ただし、これは種子そのものが良く、保存状態が良かった場合の話。過去に、屋外に陳列されていたネギの種子を買ったのに、1つも発芽しなかったことがある。よって、種子を買う時は屋内陳列されているものに限る。で、実はまだ2008年に買って未開封の種子が残っている。それは「今井早生」だ。これが発芽するかどうか、来年試してみたいと思う。ちなみに、その画像の奥に見える根元が赤い品種は、2年前に買い、昨年開封して蒔いた後に残りを保存しておいた「アーリーレッド鈴平」である。こちらも発芽率が落ちていない。 ところで、最初に書いた通り、今回蒔いたタマネギの種子はすべて昨年以前に買い求めたものである。近年、次の年に蒔く種子をあらかじめ買っておく習慣が身に付いてしまった(笑)。なぜそんなことをするかと言うと、その年によって種子が不作になり、欲しい品種が手に入りにくくなることがあるからだ。そんなわけで、今年もすでに来年用の種子をいくつか購入している。タマネギの種子の寿命が意外に長いことが分かれば、怖いものはない(笑)。タマネギの種子が短命などというのは、園芸業者が種子を売りたいがための宣伝文句である(笑)。ただし、絶対的な保証はできないので、確実に発芽させたい方は屋内陳列されている新しい種子を買うべし。
2014.10.16
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3月終わりから5月にかけて、ブログの世界ではイチハツの開花報告が多いのだが、どうもジャーマンアイリスやその仲間のニオイイリスをイチハツと誤って紹介される方が非常に多い。私はそういったブログを見つけると、間違いを指摘して差し上げたこともあるのだが、あまり人様のブログに茶々を入れるのもおこがましいので、自分のブログで見分け方を紹介することにした。なお、イチハツとニオイイリスの見分け方については2007年5月17日の日記を参照。 まず、こちらが本物のイチハツ。中国原産で基本的に花の色は青紫。まれに白花もある。アヤメ類の花はそれぞれ3枚の内花被片と外花被片から成り立っており、イチハツの内花被片は斜め上にピンと伸びる傾向がある。そして、下側に垂れる外花被片の付け根には、白いとさか状の突起があるのが大きな特徴。 そして、こちらがイチハツと誤って紹介されることの多いジャーマンアイリス。イチハツが中国原産なのに対して、ジャーマンアイリスはヨーロッパ原産のイリス・ゲルマニカ(Iris germanica)などを中心として品種改良されたもの。別名「虹の花」とも呼ばれ、花の色はほとんどの色があると言っていいぐらいに実にバラエティーに富んでいるが、この画像の青紫色の品種がよくイチハツと混同されている。品種名は不詳だが、民家の庭先で咲いているのをよく見かける。 3枚の内花被片が上に湾曲しながら伸びて、お互いに抱え込むような形になっている。そして、外花被片はイヌのビーグルの耳のようにべろ~んと垂れ下がり、その付け根にはブラシ状の「ひげ」があるのが大きな特徴。これにちなんで英語ではビアデッド・アイリス(Bearded Iris ひげのアイリス)と呼ばれ、あまりジャーマンアイリスという名前は使われないらしい。 こちらはそれぞれの花を真上から撮影したもの。上がイチハツで下がジャーマンアイリス。こうして真上から見ると、内花被片の形の違いがよく分かる。イチハツは、真上から見るとシャガやヒメシャガに似ているように思う。 そして、両者には葉の形態の違いもある。イチハツの葉の色は黄緑色に近く、根元から斜め上に葉が伸びて、その先端が垂れ下がる傾向にある。葉の形に限って言うと、シャガやヒメシャガの葉の形に似ている。 ジャーマンアイリスの場合、葉はイチハツよりは濃い緑色で、根元から直立する傾向にある。また、葉全体が白いろう質のようなもので覆われていることが多い。 というわけで、これで少しでも世間の誤解が解ければと思っている。そっくりで見分けが付かないことのたとえに、「いずれアヤメかカキツバタ」という言葉があるが、今回の場合は、「いずれイチハツかジャーマンアイリス」と言ったところか(笑)。
2008.05.10
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私の自宅の庭に、観葉バナナのエンセテ・ベントリコーサム(Ensete ventricosum)が植わっている。流通名をアビシニアン・バナナといい、バナナの中でも耐寒性があるといわれている。そして、寒さが厳しくなった現在も、青々とした葉っぱを広げている。 私の住むアパートの庭は、自称(笑)園芸研究家の私にとって、非情なことに全面コンクリート張りとなっている。その一部にコンクリートがはがされた箇所があり、このネコの額のような庭で植物を楽しんでいる。それにしても、このバナナ、えらい中途半端な場所に植えてあるのにお気づきだろうか。実は、ここに植えたくて植えたものではないのだ。 まず、このエンセテ・ベントリコーサムの種子を入手したのが昨年の春のこと。ところが、種子を蒔いてから一向に芽が出ない。私の経験では、バナナの種子の発芽率はあまり良くなく、しかも発芽までに時間がかかる。そして、エ・ベントリコーサムの種子を蒔いてから半年は待ったように記憶しているが、いつまで経っても芽が出ないので、その土を庭土の補充用に使ってしまった。 そして、今年の初夏ごろ、何やら見慣れない芽が出ているのを発見。そこにバナナの種子を蒔いた土を入れた記憶は残っていたので、それがバナナの芽だとすぐに分かった。問題は、どのバナナかということ。発芽直後では種名が判定できない。実は、このバナナの芽が出た頃の画像が、一度だけこのブログに登場している。7月7日の日記に紹介したハミウリの画像の1枚目がそれ。 右端に3枚ほどの小さな芽が出ているが、これがそのバナナ。その後、成長が進むにつれて、エ・ベントリコーサムだということが判明した。つまり、このバナナの種子は、地中で越冬して翌年に発芽したことになる。というわけで、バナナの種子を蒔いたけど発芽しないとお嘆きのあなた、短気を起こさずに気長に待ってはいかがだろうか。が、種子が古くてすでに死んでいる場合もあるので、種子の入手には注意が必要。最近はオークションでも種子が売られているが、出品者自身が発芽を確認したものを買うことをお勧めしたい。
2007.11.26
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カトレア原種のC. walkeriana semi alba 'Sancha'(ワルケリアナ・セミアルバ ’サンチャ’)が開花した。ワルケリアナとはブラジル産のカトレア原種の一つで、カトレア原種としてはもっとも小型の部類に入る。本国ブラジルでも日本でも、その可憐な姿に魅了されてワルケリアナのみを収集する趣味家も多く、ワルケリアナを専門に扱う業者も国内にいくつか存在する。さらに、日本ワルケリアナ協会という団体も存在するほどこの原種の人気は高い。 数年前に入手して今回が2回目の開花である。この個体の存在は、私が洋蘭栽培を始めた高校1年生の頃から知っていたが、’サンチャ’という個体名は、ポルトガル語か何かだとずっと思っていた。が、ワルケリアナ専門業者の話では、この個体を最初に所有していた国際園芸の旧社屋があった世田谷区三軒茶屋にちなむとのこと。実は去年の今頃になって初めて知った。いかにも原種らしい大変可憐な花を咲かせる個体だ。食べてしまいたいぐらい・・・とまでは言わないが(笑)、本当に愛らしい花だ。
2012.01.08
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このブログの開設当初から時々ここに登場するサボテンの珍宝閣。そのちょっと怪しい風貌にしてこの名前(笑)。2005年の春ごろに購入したものの、どういうわけかまったく成長する気配もなく月日は流れ、およそ3年余り経った2008年5月8日になってようやく根元から新芽がお目見え。あれから1年3ヶ月。あの珍宝閣は驚くべき成長を遂げた。 入手以来3年以上も生育の兆しがなかったのにも関わらず、一旦生育を始めるとなんとその生育の早いことか。本体の数倍もの大きさに成長している。一時期は、あまりにも生育する気配がないので、○○○グラでも注入してやろうかと思ったが、その必要はなかったようだ。当たり前か(笑)。
2009.08.15
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カトレア原種のC. walkeriana semi alba 'Sancha' (ワルケリアナ・セミアルバ 'サンチャ')のオリジナル株が今年も開花した。昨年の1月8日に続いて2回目の登場。実際は、昨年から今年にかけての冬にも開花しかかったのだが、にっくきナメクジにつぼみが食べられて台無しになってしまった(泣)。また花を見るために1年待たなければならないのかとガッカリしたが、その後バルブの根元からまた新しい花茎が伸びてめでたく開花してくれた。ワルケリアナにそういう性質があったとは知らなかった。 実に可愛らしい花だ(^^)。洋ランと言うよりは山野草的な可憐さがある。国内にはこのワルケラナのみを熱心に収集している趣味家も多い。私はカトレアはスタンダードタイプの原種と交配種が好きで、ワルケラナにはあまり興味がないのだが、この個体だけは別格だ。この個体の存在を知ったのは私が高校1年生の時。当時はこの個体の分け株は大変高価で、しかもほとんど流通していなかった。現在では、実生で作出されたと思われる、サンチャをはるかに凌ぐ個体がいくつも出回っているが、やはりサンチャの方が好きだ。
2013.04.17
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コロナ渦が1年に渡って続く中、密を避けてというわけではないが、関東某所に野生蘭探索に出かけてきた。とは言っても、この時期に開花している野生蘭は関東にはないはずだが、なぜこの時期に行ったかというと、その地域は夏はヤマビルの密度が異様に高く、とてもまともに近寄れないからでもある。そんなわけで、まだヤマビルが活動を始める前の気温の低い時期に、野生蘭探索に出かけることにした。 こちらは自生のナツエビネ。花は咲いていないが、この葉の形は間違いなくナツエビネ。今回の一番のお目当てがこれ。実は以前、その山域でナツエビネの自生を見たことがあり、今回はもっと自生株がないかと探しに行ったのだが、以前見つけた株は盗掘されたのか姿がなくなっており、さらに奥深く山に入るとめでたく数株ほど自生を見つけた。が、沢筋の湿った場所なので、おそらく開花期はヤマビルだらけで近寄るのが困難と思われる。 こちらはミヤマウズラ。後述のシュスランやアケボノシュスランに比べて、沢から離れたやや乾燥気味の場所に自生してる。 これはシュスラン。葉が美しい。沢筋の岩に生えたコケの中に根を下ろして生育している。自生量が比較的多くてかなり目を楽しませてくれた。 こちらはツユクサ科の植物のように見えるが、ラン科のアケボノシュスラン。面白いことに、シュスランとほぼ同じ場所に生えており、一部両者が混生している箇所があった。もしかして自然交配種も存在するのではないかと淡い期待を抱いている。ネクタイのようにびろーんと伸びている葉は、シダのイワヤナギシダと思われる。また、ちょっとわかりにくいが、画像の左上の角にもナツエビネがちらっと写っている。 こちらはコクラン。花が地味なことが幸いしてか、それほど乱獲されることは少ないようで、野生蘭としては案外身近なところでも見られることがある。この画像の左後ろにもシュスランが写っている。 ほかに、数は少ないがカヤランやヨウラクランも自生が見られた。こちらもヤマビルが多い地域なので、乱獲を免れているのかもしれない。 というわけで、一日の探索で多くの野生蘭にお目に書かれて、収穫の多い一日であった。ほんとに”収穫”したわけではないので、念のため(笑)。開花時期に訪れてみたいとは思うのだが、いかんせん、夏はヤマビルが多くて近寄りにくいのが難点。せめてナツエビネぐらいはなんとか自生地でも開花にお目にかかりたいと思っている。
2021.02.20
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昨日の日記では、台湾国際蘭展2018に行ったことを書いたが、今日はその蘭展からランを持ち帰った話を紹介したい。海外から植物を持ちこむには、海外の病害虫が国内に蔓延するのを防ぐために植物検疫を受けなければならないのだが、ラン科植物の場合はさらにワシントン条約にも引っかかるため、ハードルが非常に高くなる。が、有り難いことに、台湾国際蘭展には臨時の植物検疫所が開設されている。過去に、海外からランを取り寄せたことが何度かあるが、法的手続きは全て業者任せだったので、今回は個人でのランの輸入手続きに初挑戦することにした。 とは言っても、日本の洋蘭展や洋蘭園では、世界中で流通するランの大半が入手可能なのと、旅行中にあまり荷物を増やしたくないのとで、なかなか購買意欲の湧くランがなかった。が、その中でじっくりと時間をかけて選んだのがこれ。 パフィオ原種のPaph. delenatii albumの実生苗2株である。かつて私も育てたことがあり、2006年4年23日の日記でも紹介したことがあるが、あえなく枯れてしまった。台湾国際蘭展の即売場に売られていたものは、見本の写真を見る限りでは、私が育てていた個体よりもはるかに形が良い。というわけで、この2株でランの個人輸入に初挑戦することにした。 まず、購入前に、臨時の検疫所に日本にランを持ち帰ることができるかどうか確認を取り、お目当てのランがある店へ向かい、ランを日本に持ち帰ることを店員に告げた。幸いにも、店員さんは片言の日本語と英語が話せた。すると、支払いが済んだ後に、領収書と店の名刺を渡してくれた。これをランと共に植物検疫所へ持ち込んだ。 職員に購入したランと領収書と店の名刺を渡し、職員の指示通りに書類に必要事項を記入する。なお、この時、パスポートをお忘れなく。検疫所の職員とのやり取りは英語だった。そして、職員によるランの検疫が始まる。すると、職員から、植込み材(軽石)の表面に付いているコケを取るように指示があった。2株のうち1株は職員が、もう1株は私がコケを取った。 こっちは職員がコケを取った方の株。ん・・・、まだ結構コケが残っているような気が・・・(笑)。 で、こちらは私がコケを取ったもの。私は、大胆に軽石を一層分丸ごと取り去った。私はパフィオの性質は熟知しているので、これぐらい軽石を取り去っても問題ないのは知っている。 めでたく検疫に合格。すると、「輸出植物検疫証明書」が発行される。この書類は、日本に帰国した時に、日本の空港の検疫所で回収される。 こちらが、ワシントン条約に該当する植物の輸出入に必要なCITESの輸出許可証だ。これは日本の空港の税関で回収される。めでたく検疫とCITESをパスしたら、手数料を払う。 手数料は400元也。ただ、これが手続き1回に付き400元なのか、1株200元×2株で400元なのかは聞きそびれてしまったが。ともかく、これにて手続きは完了。時間は30分ぐらいだっただろうか。待ち時間の間、職員さんたちと英語と片言の日本語、さらに筆談も交えていろいろとお話をさせていただいた。 そして、帰りの飛行機では大事に機内へ持ち込み、前の座席の下へ置いた。もちろん、離着陸時は飛んで行ってしまわないように手と足を添えていた。機内で税関申告書が配られるが、「植物を持ち込んでいる」という項目にチェックを入れる。 そして、成田空港に到着し、入国審査が終わり、手荷物受取所のそばの動植物検疫のカウンターへ行く。買ったランと書類を見せ、ここでもめでたく検疫は合格し、台湾で発行された検疫証明書はここで回収される。合格したら、合格印の押された札のようなものを袋に貼られる。ちなみに、その紙の品名欄には「ホヤ、ラン」と書かれているが、実はこの時、台北の園芸市場で買ったホヤも持ち帰っていた。その輸入手続きについても後日紹介する予定。 続いて税関へ向かい、係員に税関申告書を見せて植物を持っていることを告げると、今度は税関の窓口へ行くように指示される。そこでも審査は合格し、CITESの輸出許可証が回収されるが、私はコピーをもらった。余談だが、検疫所と税関で、「今日はランを持ち帰る人が多いですね」と言われたのだが、もしや台湾の蘭展から持ち帰った人が多かったのかもしれない。 というわけで、初めての個人でのランの輸入手続きはめでたく終了。自分で手続きして持ち帰っただけに、なんだか愛おしく感じられる。ただ、荷物を抱えて歩き回る旅行だったので、やはり荷物が増えるのはちょっと大変ではあったが(笑)。なお、当然ではあるが、現地からランを持ち帰るためには、言葉が通じるということが大前提である。また、せっかく買ったランが現地で、または帰国時に審査を通らないという可能性もなくはない。なので、購入前に検疫所と店の両方で確認した方が無難と思われる。ちなみに、タイから植物や種子を持ち帰ったことが何度かあるが、帰国時の検疫で審査が通らず、没収されたものがいくつかある(笑)。
2018.03.04
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6月29日の日記で紹介したコロカシア”ブラック・マジック”。あれから約2ヶ月が経ち、こんな立派な姿に。畑に植えて食用のサトイモと同じように育てているが、大きさもサトイモと同じぐらいになり、貸農園の中でもひときわ異彩を放っている。 さて、この”ブラック・マジック”はサトイモの園芸品種ではあるが、その芋が食べられるかどうかが気になるところ。しかし実際には、食べられるかどうか以前に、食べる部分が少ないと言っておきたい。畑で育てると地上部はこんなに大きく立派になるのだが、冬になって掘り上げてみると、芋が思いのほか小さい。仮に大きな芋が採れたとしても、サトイモ科の植物は食用に改良されたものを除いて食用不可のものがほとんどなので、食べるのは止めた方がいいと思う。
2006.08.28
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今年の3月の終わりごろに買ったネオレゲリア・カロリナエ・トリカラー(Neoregelia carolinae Tricolor)。数あるアナナス類の中で私がもっとも好きな品種の一つである。この品種は開花期になると株の中心が赤く色付き、非常に観賞価値が高い。花そのものは株の中心に咲くが、あまり目立たないし、比較的短期間で終わってしまう。 この画像の株は子株が大きくなっているので、もうそろそろ株分けしようと思う。買ったときからずっと屋外で直射日光に当てていたので、葉が赤味を帯びてさらに美観を増している。買ってから半年近くになるが、子株を切り離しても親株はまだしばらくの間は鑑賞できそうだ。ちなみに、この品種は過去に2回栽培したことがあるが、当時住んでいたアパートは冬は非常に冷え込んだためか、いずれも枯れてしまった。今住んでいるところは比較的保温性があるので、何とかなるのではないかと思っている。 なお、この「ネオレゲリア・カロリナエ・トリカラー」は、市場では略して「ネトリ」と呼ばれているらしい。珍味みたいな名前だ。あ、あれは「なとり」か。失礼(笑)。
2006.09.12
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今日は、6月28日の日記に紹介した本物のサンセベリア・スタッキーのその後を成長をお見せしたい。当時は、株元から新芽が3つ出てきた様子を紹介したのだが、あれからさらにもうひとつ新芽が増え、現在は4つもの新芽が生育中。ただ、興味深いのはその新芽の形なのだ。 スタッキーはその太くて長い棒状の葉が特徴なのだが、意外にも新芽は平べったい形をしている。これはかなり意外だった。私は、国内で入手したいわゆる「スタッキーもどき」も育てているのだが、新芽の形がまったく違う。 これはスタッキーとして購入したものだが、別種のカナリキュラータかその近縁種らしい。本物のスタッキーの新芽は平べったいのに対し、この「もどき」の新芽は最初からほぼ棒状である。 そして、これがブログ界初?の、もどきと本物の「幼苗」のツーショット。こうして並べてみると、新芽の形が明らかに違う。本当にこれは興味深い。本物のスタッキーは、幼苗のうちは葉が平べったいが、おそらく成長するにつれて葉が棒状になってゆくのだろう。鉢の中央に立っている「親葉」を見て明らかな通り、親葉の中央に深い溝が走っている。これがスタッキーの大きな特徴なのだが、これは幼苗時に葉が平べったかったことの名残なのかもしれない。 それにしても、たびたび書いているように、国内の園芸店でスタッキーと称している売られているものは、ほぼ100パーセントがカナリキュラータやシリンドリカなどの別種。いい加減、園芸業者の方も誤りに気付いて欲しいのだが、なかなかそうはいかないらしい。食品の表示には世間はうるさく、偽装表記がニュースになることがあるが、園芸植物の品種名表示もきっちりして欲しいと切に思う。
2008.08.28
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今日はサンセベリアの変り種を紹介したい。サンセベリア・トリファスキアータ・クライギーというこの品種、葉の中央部にかなり広範囲に黄色い斑が入るという、非常に観賞価値の高いもの。 園芸店に一般に出回っている「ローレンティ」という品種は葉の外側に黄色い斑が覆輪状に入るが、クライギーは逆に内側に斑が入って葉の外側に緑の部分が残る。葉っぱの幅は幾分狭いが、背丈はローレンティとほとんど同じである。 「フォレスケート」という品種にも似ているが、フォレスケートは葉の中央にほとんど「塗りつぶしたような」黄色い斑が入るのに対し、クライギーはやや緑が残る。また、フォレスケートは葉っぱがまっすぐに立つのに対し、クライギーはやや湾曲した樹形になるので別品種のようだ。 この画像を撮影したのは去年(2005年)の秋で、冬の間は温室に入れていた。が、日照不足のためか斑の色が薄くなってしまった。 それから、なんとなく痩せてしまったように見えるのは気のせいだろうか(笑)。GWを過ぎたら植え替えて日光に当てて作り直さなくては。やはり過保護はいけない。サンセベリアは日光が大好きだから。
2006.04.28
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昨日の午前中、いつもどおり市民農園に野菜の手入れに行ったら、ある異変に気付いた。下仁田ネギの播種をしていた場所に、見覚えのない足跡が付いていたのだ。 誰だ~~~~(怒#)!!! 2006年以来毎年下仁田ネギを栽培し、いつも苗が出来すぎて余ったものは廃棄処分にしていたので、今年は少なめに蒔いていたのだが、そういう時に限って芽が出たばかりの小さな苗が無残に踏みつぶされていたのだ。まったく、誰だよ(怒#)! 足跡の大きさからして、犯人は男性としか思えない。 そしてさらに他の畝を良く見てみると、ニンニクが3株盗まれていたのだ。9月に植えてまだあまり大きくなっていないというのに、犯人はこれをニンニクだと分かって盗んだのだろうか? もしそうだとしたら、自分で植えるために盗んだのだろうか? とにかく腹立つ~~~(怒#)! おまけに、スコップ(移植ごて)まで盗まれたのだ。日本製で材質がステンレスで、錆びなくて丈夫で使い勝手が良く、自宅にも同じものをあと2個持っているというぐらい、とても気に入ったスコップだったのだ。犯人、ブッ○す!とまでは言わんが(笑)、マジで顔にビンタの一発でも食らわしたい気分だ。今後は名前でも彫っておこうかと思う。あと、犯行現場には、私が育てていない長ネギの苗の葉の部分と、出来損ないの小さなサツマイモが落ちていた。ということは、犯人は他の区画も物色していたに違いない。 実は、ブログではほとんど書いていないが、今までに何度か花泥棒や野菜泥棒の被害に遭っている。2006年7月1日には、盗難未遂事件を紹介している。その他、自宅でやっと咲いた栽培の難しい洋ランを盗まれたり、庭のミョウガのつぼみを全部取られたり、当時借りていた市民農園で収穫して畑で乾燥させていたニンニクを盗まれたり、種子から育てたハボタンを盗まれたりなど、思い出すと本当に腹が立ってくる。しかし、わざわざ監視カメラを設置するわけにはいかず、すべて泣き寝入りだ。そして、今の市民農園を借りて初めての盗難事件。とりあえず、今後のために自衛をしようと思い、これ見よがしに防獣ネットを張ることにした。 張ったのは通路に面した部分だけだが、ともかく、こっちは怒っているんだということを犯人に知らしめるために、あえて露骨に張らせてもらった。また、野良猫の通り道にもなっていて畑が踏み荒らされることもあったので、その進路を少しでも妨害する効果も期待している。ただし、そのネットの後ろの作物が植わっている部分の日照が若干弱くなるために、後日、もう少し目の粗いネットに変える予定だ。ああ、本当に腹が立つ! というわけで今日の日記は怒りモード全開だ。皆様もご注意を。
2014.11.23
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3月20日の日記で紹介した通り、大胆にも今年は中古の一戸建てを買った。家を買ったら是非やってみたいと思ったことが一つある。それは、昔ながらの裸電球の門灯を付けること。昭和50年代以前によく見られた、あの丸い傘の付いた裸電球の街灯である。私が幼少時に山間部に住んでいた時に、あのタイプの街灯をいくつか見た記憶がある。すでに昭和50年代後半には、市街地では蛍光灯の街灯に置き換わっていて、裸電球の街灯はほぼ姿を消していたと記憶している。ところが、驚いたことに今もなお裸電球の街灯が製造販売されていると知り、10年ほど前に購入してずっと押し入れにしまっておいた。そして、この度、家を買ったことにより日の目を見ることとなった。 購入したのは、笠松電機製の「A型ブラケット 251」と「外灯型 セード 91」。現在、大手メーカーが相次いで白熱電球の生産を止めている時代に、今もなおこの器具が製造販売されていることが本当に驚き。しかも、お値段もいかにも昭和なお手頃価格。 そして、今日、電気工事業者に依頼してその取り付け工事が終わり、めでたく点灯式。おお、なんという感動・・・と言いたいところだが、昼間だと今一つ気分が出ない。ということで、夜まで待つことに。 おお、これだ! 私が幼少時に見た街灯がまさにこれ。使っている電球は、フロスト球といって、球体がすりガラスになっているもので、火の玉がポワ~ンと浮かんでいるような光が特徴。私が幼少時にはこのタイプの電球を時々見かけたが、現在は姿を消した。ただ、取り扱っている業者がわずかにあり、通販ではまだ入手できる。 試しに、現在普及しているシリカ電球に変えてみたが、今一つ気分が出ない(笑)。やはり、フロスト球の方が似合う。現在、フロスト球も入手が難しくなりつつあるので、今のうちにストックしておこうと思う。また、本体とセードも、予備としてもう一組ストックしてある。というわけで、これからはこの明かりを見るたびに温かい気持ちになれそうだ。笠松電機製作所 A型ブラケット 251 口金E-26 セード取付径46mm価格:1100円(税込、送料別) (2022/5/22時点)楽天で購入笠松電機製作所 外灯型 セード 91 寸法穴径46mm価格:430円(税込、送料別) (2022/5/22時点)楽天で購入
2022.05.22
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サクラが咲いたもののまだまだ寒い日が続く今日この頃だが、先日、ストレリチア・ユンケア(Strelitzia juncea)の株分けをした。花そのものは、切花でおなじみのストレリチア・レギネ(S. reginae)と同じなのだが、ユンケアは葉が退化して棒状になるというちょっと珍しい品種だ。ストレリチアの株分けには少々時期が早いのだが、これを株分けせざるを得なくなったのには訳がある。何と、植わっていた鉢が破裂してしまったのだ。 まあ、ご覧の通り、ものの見事にパックリと割れてしまっている。ちなみに鉢のサイズは8号(口径24センチ)。ストレリチアの根は大変太く発達しており、陶器製の鉢に植えていると鉢が割れることがあるのだが、こんな大きなプラスチック鉢を割るには相当な圧力が掛かっていたはずだ。土は限界までカチンカチンに押し固められていて、まさに粘土の塊のようになっていた。最後に植え替えをしたのが2005年の夏ごろなので、5年近く植え替えていなかったことになるが、ともかくストレリチアの凄まじいほどの根圧には驚いた。 そしてこれが株分けをした直後の姿。普通のストレリチアに比べて葉柄部が極端に長く、先端に小さな葉しか付いていないのがお分かりいただけると思う。とにかく太い根が固く絡まっているため、傷付けずにほぐすのが至難の業なので、このように根をバッサリと切らざるを得ない。が、ストレリチアは非常に丈夫な植物なので、これぐらいなら枯れることはないはずだ。 なお、このユンケア、4年前の2006年7月14日の日記で紹介したことがある。そのときに披露した画像はこちら。 ただ、これは当時はストレリチア・パービフォリア?(S. parvifolia ?)として紹介している。もともとこれは「ストレリチア・ユンケア・ノーリーフ」として1994年4月に入手したものだが、ユンケアは葉が退化してほとんどなくなっているのに対し、この株はユンケアとしてはやや大きな葉が付いている。そのようなわけで、これは近縁種のパービフォリアではないかと思っていたのだが、最近になって葉がいっそう小さくなってきたので、やはりユンケアとして紹介することにした。 ただし、このユンケア、購入してから16年間、一度も開花したことがない。14年ほど前に一度だけつぼみが上がってきたのだが、寒さのために開花することが出来なかった。園芸図鑑によれば、ユンケアは株が若いうちは小さい葉が付いており、株が成熟するにつれて葉が小さくなっていくらしい。私のユンケアも、葉が小さくなっているようなので、そろそろ成熟して花が咲くかもしれないと期待していたのだが、それを待たずに鉢が破裂してしまい、株分けせざるを得なくなった。今年こそは開花して欲しいところだが・・・。
2010.04.04
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5月11日にキンラン、12日にギンランを紹介しているが、今回はササバギンランをご紹介。別に狙ったわけではないのだが(笑)、3日連続でキンラン属のランを紹介することになる。今回の自生地は、自宅からそれほど遠くない場所のとある森の中。何か野生ランが生えていないかと思って探索していて偶然見つけた。が、時期が遅く、残念ながらほとんど花が終わっていた。 ササバギンランの名前の由来は、その葉の形状と花の色による。ギンランよりは大きく、一見性質が強そうに見えるが、こちらも共生菌に依存する生活をしているために、人工環境下では栽培が極めて困難らしい。なので、これも野生の姿を眺めるにとどめたい。幸いにも自生地は自宅からそれほど遠くはないので、いつかちょうどいいタイミングで画像を撮ってみたい。
2018.05.13
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マリーゴールドのフレンチ・バニラが咲いている。黄色やオレンジ系の花が多いマリーゴールドの中で、この品種は珍しく白い花を咲かせる。画像では分かりにくいのだが、実物は咲き始めは黄色味を帯びているが、徐々に色素が抜けてバニラ・アイスクリームのような色になる。 マリーゴールドには大きく分けてフレンチ種とアフリカン種とがある。では、このフレンチ・バニラはどっちなのかと言うと、実はフレンチ種ではなくアフリカン種なのだ。アフリカン種なのに「フレンチ~」というなんともややこしいネーミング。もうちょっと品種名は考えて付けてもらいたいところだが・・・。
2008.08.22
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6月8日に引き続いて今年のニンニク収穫第2弾。今日は電車とバスで神奈川県の貸農園に出向いてホワイト六片と福地ホワイト六片を収穫した。千葉県成田市の自宅を出発したのが午前7時40分ごろ、帰ってきたのが午後8時30分ごろで、まさに一日がかりの収穫(笑)となった。 まず、こちらがホワイト六片。種球の生産地は島根県。昨日の10月に植えつけたもので、なかなか良い具合に育っている。球の大きさそのものは前回紹介した中国産に比べてやや小さいものの、一つ一つの鱗片の粒の大きさが大きく、何よりも香りが強いのが特徴。国産ニンニクの醍醐味は、やはりこの粒の大きさと香りだ。 そして、こちらがニンニクの本場、青森県から取り寄せた福地ホワイト六片。植えつけたのは昨年の11月。本来ニンニクは当地では9月ごろには植え付けなければならないのだが、それでもこちらもかなりの出来栄え。もちろん香りも素晴らしい。そして収穫したニンニクはビニール袋に入れ、さらにリュックに詰めて電車とバスを乗り継いで持って帰って来たわけだが、収穫したばかりでまだ水分をたっぷり含んでいるためにズシリと重く、そして何よりもニンニク独特のあの臭いが周囲に広がらないかかなり気を遣った(笑)。 ところで、昔からニンニクの定番品種と言えばホワイト六片なのだが、前々から気になっていたのは、この「ホワイト六片」と「福地ホワイト六片」の関係。「福地ホワイト六片」というのは、あくまでも青森県の福地で栽培された「ホワイト六片」のことを指すのか、それとも別品種としての「福地ホワイト六片」というものが存在するのか、その真相は私は知らない。が、両者を栽培してみた限りでは、色も形も大きさもかなり似ている。 今まで何度かニンニクに挑戦してきて、まともに収穫できたのは実はこれが初めてだ。今までは品種の選定や植え付け時期、栽培方法などがまずかったのかも知れない。今回の成功に気を良くして、今年もまた挑戦してみたいと言いたいところだが、ニンニクは栽培期間が非常に長いのがネックなのだ。9月に植えつけて翌年の6月に収穫するわけであるから、真夏を除いてほぼ一年中畑を占領することになる。そういうわけで、今年も植えつけるかどうかは未定。 さて、神奈川在住時に借りていた貸農園は、今年の7月一杯までの契約となっており、すでに7月から成田で別の農園を借りることが決まってる。神奈川の農園を借りたのが2006年4月のことで、このブログを始めたのもちょうどその頃だ。あれから5年余りわたってこの農園で野菜作りを楽しんできたが、あともう少しでお別れなのかと思うと寂しくもある。次に借りる人のためにも、きっちり整備して明け渡したいものだ。
2011.06.19
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このブログ始めて間もない4月10日の日記で、私の持っているサンセベリア・スタッキー(Sansevieria stuckyi)を紹介した。スタッキーといえば近年、園芸店やネットで大量に出回っているが、姿・形の違う複数の種(しゅ)が混在しているのは明らか。そして、スタッキーの鑑定の決め手は、「葉の中央に溝があること」と当時の日記で紹介した。私が持っていた株には、一部の葉に溝が入っていたため、本物ではないかと期待していたのだが、残念ながらニセモノだということが先日判明した。 実は先日、本物を入手することが出来たのだが、現在スタッキーと称して出回っているものとあまりにも違うので驚いた。その画像はこちら。画像左半分の左が本物、右が偽物。なんという太さの違い! 偽物よりも2、3倍も太い。しかもこの溝の深さ! 私が今まで持っていたものにもとりあえず溝は入っていたが、本物のスタッキーの溝はそんな浅いものではなく、一番深いところではなんと1センチにも達している。葉は途中で切られているが、おそらくその2、3倍ぐらいの長さがあったのではなかろうか。というわけで、私の持っていたものは別種だと判明。自信はないがおそらくカナリキュラータ(S. canaliculata)あたりではないかと思う。 園芸店やネットで出回っている自称スタッキーにはいかにニセモノが多いことか! この特徴を備えていないものはほぼすべて別種だと思っていい。このスタッキーだけではなく、園芸店では品種名が誤ったまま流通しているものがあまりにも多い。園芸業者にももっと勉強してもらいたい。
2006.09.10
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2年前に自宅庭に植えておいた台湾クマガイソウがついに開花した。実際には昨年開花しそうになったのだが、まさに開花するその直前、何者かに花茎を切られるという、災難に見舞われた。 これがその時の画像で、当時のことは昨年の4月15日の日記に書いてある。あの時は本当に落胆した。そして気を取り直して肥培を続けること1年。1月の終わり頃には早くも新芽が地表に現れたのだが、何と2本に増えていた。そしてまだかまだかと開花を待っていたら、ついに開花の日を迎えた。 と、その前に、これが台湾クマガイソウが植わっている場所の環境。フラワースタンドの下に植え、寒冷紗で四方を囲っている。万が一のために、つぼみが上がった頃からネキリムシ対策の薬を撒いておいた。 そして、これが待望の台湾クマガイソウの御尊顔だ。何とも愛おしい。今まで、苗を買っては活着に失敗してばかりで、せっかく活着したと思ったら昨年のあの悲劇に見舞われ、それだけに今回の感動は大きい。1芽だった苗が2年で2本に増えたということは、栽培環境は合っているということだろう。今度の今度こそは枯らさないように大事に育てたい。 余談だが、台湾クマガイソウと日本クマガイソウは、芽出しの時期がかなり違う。台湾クマガイソウは今年は1月末には新芽が確認できたが、同じく庭に植えた日本クマガイソウは今日になってやっと新芽を確認した。芽出しが遅いので枯れたのではないかと心配したが、こちらも開花を楽しみにしている。
2018.04.03
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昨年12月29日のツリシュスラン自生地に続いて、帰省中に見た野生ラン第2弾。今回登場するのはフウランである。私は今までフウランの自生地は一度も見たことがなかったのだが、今回、自生?らしきフウランを1株だけ見つけた。 それを見つけたのは和歌山県北部のとある山間部の集落。画像中央にカキの木が植わっているが、その実の形からすると、野生のカキと思われる。その近辺はカキの産地なのだが、野生のカキの木もよく見られる。野生のカキは実が小さく、味も渋いので食用に適さない。私は見つけたフウランは、このカキの木の川にせり出した細い枝に付いていた。 おお、まさにこれこそ間違いなくフウランである。細い枝にしがみつくようにして生きている。ランというものは、たいてい1株見つければその周辺にも自生株が見られるはずだが、その近辺ではっきりとフウランと確認できたのはその1株のみ。和歌山県山間部では、庭木にフウランを着生させて楽しんでいる人をたまに見かけることがあるので、もしかして私が見つけたものも、誰かが人為的に着生させた可能性も考えたが、その木の枝の位置は高く、しかも川にせり出しているため、わざわざその細い枝にフウランを付けたというのも考えにくい。 もう一つの可能性としては、その近辺で栽培されていたものから種子が飛んでその枝に着床したことも考えられる。しかし、その近辺のわずか数軒の民家を見る限り、フウランが栽培されている様子もない。ということは、これは自然の種子が飛んできて芽生えたもの、つまり本当の野生株ではないかと淡い希望を抱いている。その近辺の民家の方に尋ねることも考えたが、高齢化・過疎化が進んでいる上に、年末ということもあってか、人がいる気配が感じられない。また、いきなり見ず知らずの人が訪ねてきてフウランの質問をされるのも驚かれるだろう。 ちなみに、その周辺にはカヤランが自生していた。ということは、この環境が着生蘭の生育に適しているのだろう。カヤランの自生は関東でも見たことがあるので、着生蘭がどんな環境に自生しているのかが分かってくるようになった。いつか、本物のフウランの自生地を見てみたいものである。
2015.01.02
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先日、貸農園に植えていたリボングラスを移植した。これは、昨年(2006年)12月15日の日記で紹介したもの。当初は貸農園の縁取りにでも使おうと思っていたのだが、事情があって自宅の庭に移植することにした。実は、リボングラスは大変生育が旺盛で、貸農園に植えると次々増えていくので、作物を植えるスペースが減ってしまう(笑)。というわけで、畑から掘り上げることにした。 リボングラスで特徴的なのは、この数珠玉状になった根茎。水分を蓄える役目があるのかそれとも別の役目があるのかは知らないが、とにかくユニークだと思う。イネ科の植物だけに生育は旺盛で、花壇の縁取りに使うと面白い。が、強健であるがゆえに、油断しているとリボングラスに占領されてしまうので、適度な間引きが必要。
2007.06.09
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以前、スーパーで買ってきたパイナップルの頭を切り取って挿し木し、5年がかりで結実にまでこぎつけたことを紹介したことがあった。2010年9月20日のことだ。あのパイナップルは、ほとんど放置状態でまともに世話をしていなかったのだが、ともかく挿し木から5年がかりで結実に成功した。これをもっと早く結実させることができないか、いつか実験したいと思っていたのだが、ついに昨年から今年にかけて実行に移し、結実に成功した。 使用した品種は、デルモンテのゴールドパインである。例によってスーパーで買ってきたものを、頭を切り離して挿し木したのが昨年の7月7日。その後、順調に生育し、室内で越冬に成功。そして今年の3月、リンゴを使った開花促進処理を行った。 ご覧の通り、大きなビニール袋にパイナップルとリンゴ1個を入れ、袋の口を閉じ、窓際の明るいところに置き、1日に1回空気を入れ替え、これを1週間続けるのみ。この手法で、観賞用や斑入りのパイナップルの開花にも成功している。 それから待つこと3か月。まだ挿し木してから1年も経っていない6月頃にはさっそく花芽が上がってきた。そして8月に入った現在、小さいながらも確実に結実している。というわけで、パイナップルを挿し木してから、最短でわずか1年で花芽が上がってくることが確認できた。皆様もお試しあれ。
2014.08.02
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5月17日に続いて今年のタマネギ収穫報告第3弾。今日は今井早生と早生湘南レッドを収穫した。 これが今や幻のタマネギと言われている?今井早生の姿。かつては大阪の泉州で盛んに栽培されていた品種とのこと。前回紹介した貝塚早生に似て扁平な形をしているが、貝塚早生よりは若干腰高のようだ。私の畑では、収穫期は貝塚早生より2週間ほど遅くなるらしい。辛味が少なくて生食できるとのことで、後でサラダにして食べる予定。 そして、こちらが赤タマネギの早生湘南レッド。ただ、この品種に限っては、昨年は蒔いた種子が少なく、おまけに苗作りに失敗し、なんとか定植にこぎつけたのはわずか9本。それゆえに生育も思わしくなく、人様にお見せできるものはこれ1個という情けない結果(笑)に終わった。 しかし、この品種の名誉のために言うと、神奈川県で育成された品種のためか当地の気候にも良く合うようで、2007年は見事に大きさのそろったものが収穫できた。その当時の写真をご紹介。 というわけで、今年のタマネギ収穫はこれでおしまい。今年の秋は、またタマネギのタネ蒔きの季節だ。すでに、どの品種を蒔くかは決めている。とりわけ、愛知白早生の美味しさには感激したので、今年は多めに蒔いてみようと思う。
2009.05.30
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このところ日記の日付に執筆日が追い付かない状態が続いているが(笑)、ようやく2018年、平成30年の日記に突入。今回の冬休みは、大阪と和歌山へ帰省し、さらに母方の本家のある島根県へ足を伸ばした。普段、なかなか行けないところに行って楽しみなことの一つは、やはりその土地に自生する植物を見ること。というわけで、今回はフウランの自生を見ることができたのでここに紹介したい。 そこは樹齢の長く、幹にコケが生えた木が繁る森。どこかにフウランが着生していないかと探していたら、早速小さな個体を発見。逆光になるために撮影がしづらかったのだが、はっきりとフウランと分かる姿の撮影に成功。 こちらは、幸いにも日光が当たっている場所で、はっきりとその姿を撮ることができた。シダのノキシノブが周囲に生えていることから、湿度が高い場所であることが分かる。 そして、さらにこちらは、多数のノキシノブと混生している状態。この画像の中に、少なくとも6株のフウランが着生しているのだが、どれがフウランだかお分かり頂けるだろうか? こちらはかなり高いところに着生している個体で、私のデジカメではきれいに撮影するのが難しかったのだが、なんとかその姿をはっきりと捕えることに成功した。 こちらは、今回見かけたフウランの中では、最も近くで撮影できたもの。真冬なのに青々としている。 こちらは、枝などの障害物がなく、はっきりと2つの個体が張り付いている様子が良く撮れた。また、比較的日当たりが良い場所と思われ、あまり苔は生えていないが、その分。フウランは水分を得るために自分で根を八方に伸ばしている姿が興味深い。 今までは、フウランなどの着生蘭の自生地になかなかお目にかかることが出来なかったが、今回、比較的多くの個体が自生している環境を見て、フウランがだいたいどのような環境に自生しているかが良くわかった。できれば、開花期に訪れてみたいと思うが、なにぶんにも千葉県からは非常に遠くて行くのが困難なのが残念。フウランの自生地の環境の特徴を覚えておけば、今後、他の場所でフウランの自生地を探す時の参考になりそうだ。ちなみに、フウランの自生地と言えば、3年前の2015年1月2日に、和歌山県の山間部で1個体だけ見つけた話を書いたことがあり、今回の帰省の際にもその場所に行ってみたが、今でもしっかりとそのフウランはカキの木に付いていた。いつか、関東近辺で、フウランが自生地で開花している姿を見てみたいものだ。
2018.01.01
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2月12日の日記で紹介した、キャベツ金系201号の生育状況。気温の上昇とともに少しずつ生育が早まっているが、ちょっと異常が発生。実は、新しく出てくる葉が縮れてしまうのである。 まるでちりめんキャベツのように葉が縮れてしこってしまっている。おまけに外葉がヒヨドリに食べられる有様。葉が縮れた原因はよく分からない。同時に育てている富士早生キャベツの子苗も、同じように葉が縮れている。元肥が多すぎたのが原因なのか、寒さが原因なのか? とりあえず、暖かくなると何とかなるのではないかと楽観視はしているのだが・・・。 ところで、ヒヨドリがキャベツの外葉を食べるということは、外葉も美味しいのだろうか? ん~、これはさすがに食べる勇気はないなあ(笑)。
2007.03.03
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もうかなり日にちが経ってしまったが、1月30日の日記で紹介した「ドラセナ・ドラコ 耐寒テスト その2」の結果を紹介したい。あの当時は、真冬の寒さの厳しい中、地植えでありながらも青々とした姿を見せていたのだが、さすがにあれから寒さでかなりダメージを受けてしまった。それでも春になって気温が上がればなんとか回復するだろうと楽観視していたのだが、もう夏も近付きつつある現在の姿はこちら。 う~ん・・・(ーー;)、ちょっと神奈川の冬は厳しかったか・・・。寒さにやられて株の「芯」が枯れてしまい、その代わりに根元から脇芽が出ているが、生育が非常に遅い。一方、先日の6月22日の日記で紹介した「その1」の方は、ほとんどダメージがなかった。改めてその1の現在の画像はこちら。 鉢植えにした「その1」と地植えにした「その2」は、置いた場所の距離がわずか2、3メートルしか離れていない。その1は軒下で管理していたので霜や風から守られていたが、その2の方はもろに寒害を受けてしまった。近々鉢植えにして養生したい。 なお、この「その2」の結果を紹介しようかしよまいか結構迷った。ただ、一度ブログで紹介した手前、やはり紹介した方がいいと思って書いたのだが、結果がこういう状態なのでちょっと気が引けるというのが本音。ちなみに、ほかにもいろいろと耐寒テストの話を紹介したが、このドラコを除いてはすべて成功したのでご安心を。
2007.06.28
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今日は関東某所のセッコクの自生地を見に行った。実は、私は生まれてこのかたただの一度も着生蘭の自生地を見たことがなかった。山に行くときは地面だけではなく常に上も見上げているのだが、乱獲の影響なのか、私は自生株を一度も見たことがなかった。地生蘭はいくらでも見たことがあるのに、とにかく不思議なぐらい着生蘭はどこにも見当たらなかった。 そんなある日、関東某所にセッコクの自生地があるという情報をゲット。場所はひ・み・つ。朝早くバイクにまたがり自宅を出発。やがて目的地の山のふもとに到着。そして山道をひたすら歩いて私が見たものは・・・ オ~ゥ! セッコクだ~♪ 紛れもなく本物の野生のセッコク。花はまだ咲いていなかったが本当にマジにセッコク。大、大、大感激!!! そして隣の木を見るとそこにもたくさん着生している。 ごくごく限られたエリアの中に、比較的多くの個体があった。実はデジカメを最大限にズームして撮影したのだが、私のデジカメではこれが限界(泣)。本当に人間の手が届かず、肉眼でかろうじて確認できるぐらいに高い場所に着生していた。標高が高いせいか、開花期は平地より遅いらしい。また開花期になったら是非訪れてみたい。 昔は自生量がはるかに多かったのだろうが、乱獲で減ってしまったものと思われる。花は「採る」のではなく「撮って」楽しむという風潮がもっと広まればと思う。
2006.05.20
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このブログを始めた最初期の2006年5月25日に、パイナップルの仲間のアナナス・ルシダス(Ananas lucidus)を紹介。その後長らくブログにお目見えしなかったが、昨年の11月30日に約5年半ぶりにその健在な姿を披露。その時に、購入以来6年以上経つのに一度も開花したことがないため、人工的に開花促進処理をしたいという内容のことを書いた。で、実際に今年の4月半ばごろに実行、本当に上手くいくかどうか自信がなかったのだが、なんと本当に花芽が上がってきたのだ。 これがルシダスの今現在の姿。屋外で直射日光に当てて育てているので、葉が真っ赤に染まっている。まさに普通のパイナップルをそのまま赤くしたような姿になっている。で、株の中心によ~く注目していただきたい。 オゥ、これぞまさしくルシダスの花芽。購入してから6年以上が経ち、なかなか開花してくれないのでやきもきしていたが、開花促進処理が功を奏してめでたく花芽が上がってきた。さあ、これからの開花が楽しみだ。 では、その「開花促進処理」とはいったいどんなものなのか? 実はその方法はいたって簡単。リンゴ1個と大きなビニール袋を用意するだけ。アナナスの仲間は、株が成熟してくると、エチレンガスに反応して花芽を付ける性質があり、実際に営利栽培ではそうやって人工的に開花時期を調整してアナナスの鉢物を生産している。が、一般家庭ではエチレンガスを発生させるための材料のカーバイドの入手が難しい。そこで、エチレンガスを発生するリンゴを使うというわけ。 そのやり方は、ビニール袋にアナナスとリンゴを入れ、袋の口をきっちり閉じ、1日に1回袋を開けて空気を入れ替えるだけ。これを1週間続けるのみ。私が処理をした時期は今年の4月中旬である。今まで6年間も花芽を付けたことがなく、しかも冬の間はずっと室内に入れていたために、株がかなり傷んでいるのに、ほんとにこんな方法で花芽が上がってくるのだろうかと半信半疑であったが、ようやくその成果が表れてホッとしている。そして、処理に使ったリンゴはその後おいしくいただいた。アナナスの花芽が上がり、さらにリンゴもおいしくいただけて、これこそまさに一石二鳥だ(笑)。
2012.06.24
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変わった花を咲かせる西洋朝顔の「スプリット・ペタル」が開花毎朝開花している。春に種子を蒔いて育ててきたもの。スプリット・ペタルを日本語に訳すと、「分離した花弁」となる。お馴染みの普通の朝顔はラッパ型の花を咲かせるわけだが、このスプリット・ペタルはその名の通り、非常に細かく花弁が裂け、遠目には朝顔とは思えないほどの豪華な花を咲かせる。葉っぱはドクダミ(たとえが悪いか・・・^^;)のようなハート型である。 変わり咲き朝顔と言えば、我が国には江戸時代から栽培され続けている「変化朝顔」がある。しかしこの変化朝顔は、ただ単に種子を蒔いて育てれば変わり花が楽しめるというような単純なものではなく、栽培方法、苗の選別、交配方法、採種方法など、普通の朝顔とは違って複雑な技術を要するために、一般には普及していない。その点、このスプリットペタルは性質が固定されているため、他品種と交雑でもしない限りそのまま採種して翌年も同じ花が楽しめる。今年は1株しか育てていないが、種子が取れたら来年は職場の花壇にでも蒔いてみようかと思ったりする。
2014.09.21
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近年、市街地の空き地や線路脇などで、銀白色のビロード状の葉を付けた大きなロゼット型の植物を目にした方は多いのではないだろうか? あまりにも巨大であるがゆえに、近付きがたい異様な雰囲気を漂わせている。その正体はビロードモウズイカ(天鵞絨毛蕊花)。地中海原産の植物で、園芸植物として栽培されていたものが日本に帰化したもの。学名のバーバスカムという名で売られることもある。 この画像のものは神奈川県の湘南海岸で撮影したもの。左下の350mlの空き缶と比べれば、いかに大きいかがわかると思う。潮には強いようで、強風時には波しぶきをかぶりそうなところにたくさん生えていた。また、なぜか鉄道が好き?なようで、線路際にも生えているのが時々見られる。海と鉄道が好きだなんて、なんだか私に似ているような気がする。あ、関係ないか(笑)。 なお、近年は外来種が日本で帰化してしまうことが問題となっているため、ビロードモウズイカのように繁殖力が強い植物を育てる場合は、タネが実る前に花を摘み取った方がいいのではないだろうか。あと、タカサゴユリなども繁殖力が非常に強いので、野外に脱出しないよう気を付けていただきたい。
2006.11.06
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現在、関東近辺の山ではマタタビが開花期を迎えている。本来は葉っぱは緑色なのだが、開花期になると斑が入ったように葉が白くなるので、遠目にもよく目立つ。川や渓流に沿った斜面や樹木に覆いかぶさるようにして生育している。 さて、「ネコにマタタビ」という言葉があるが、マタタビの実や枝葉をネコに与えると、異様に酔っ払ってしまう。私は近所をうろつく野良ネコで実験したことがあるのだが、枝葉を与えると瞬時にメロメロになってしまって驚いた。中にはまったく反応しないネコもいるが、大半のネコは反応してしまう。そういうわけで、栽培上はネコの食害に注意が必要。 なお、野良ネコにエサをやるのは良くないことだが、マタタビはエサではないし、ネコが大いに喜ぶのでこれは虐待ではない・・・はず(?)。その辺のところはいわゆる自己責任ということで・・・(^^;)。 参考サイト ネコにマタタビ(別ウィンドウで開く)
2006.06.27
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昨年の夏ごろ、栄美天さんのブログでハミウリの存在を知った。これは中国で栽培されているメロンの1種で、非常に美味しいらしい。新しいもの好きな私は早速タネを購入。内容量を見ると、「5粒」とある・・・。 5粒ぅ!? 5粒でお値段はなんと420円。これはマスクメロンの種子並のお値段。ハミウリってそんなに高級品だったとは・・・。これは畑ではなく自宅の庭で栽培する予定だが、自宅では昨年はプリンスメロンを作ったので、接木でもしない限り連作が出来ない。実は接木の実験もしてみたかったのだが、5粒しかないのではちょっとむやみに実験というわけにもいかない。さて、どうしたものか・・・。
2007.01.20
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今年は、中国からやってきたメロンの仲間のハミウリの栽培に初挑戦。種子を入手して苗を育て、接木苗の育成にも成功、自宅の庭に植えて順調な生育を見せていた。前回紹介したのは8月17日のこと。毎日少しずつ果実が大きくなっているのが分かるぐらいに元気に成長していた。そう、8月23日までは・・・。実は、ハミウリに大変なことが起こってしまったのだ。一体どうなったかというと・・・ オ~、マイガッ!!! 枯れてるぅ~~~!!! 実は、先週の8月23日(木)の夜に雨が降り、その翌日の朝には株全体がしおれてしまったのだ。どうも立ち枯れ病にやられたらしい。ハミウリは中国の乾燥した気候を好むようで、日本の高温多湿の夏は苦手なのかもしれない。そういえば、畑に植えた苗も大雨の翌日に萎れてしまった(7月7日の日記参照)。ただ、意外だったのは、自根苗だけではなくカボチャを台木にした接木苗も同時にやられてしまったこと。カボチャは根が強いはずなのになぜ???と首を傾げるばかり。 まあ、枯れてしまったものは仕方がない。とりあえず未熟ながらもここまで大きくなってくれたハミウリを収穫?して、浅漬けにでもして食ってみるか(笑)。もしもうまくタネが採れたら、「タネが採れて良かっタネ」という駄洒落ができるのだが・・・いや、そういう問題じゃなくて(笑)、来年も2代目の栽培に期待ができるのだが。。。 とりあえず、今回の栽培で分かったハミウリの性質は次のとおり。・苗はウリハムシに食べられやすい。・雨が多いと根腐れを起こしやすい。・苗は本葉5枚ぐらいで摘芯、出てきた子づるは10節目あたりで摘芯。その後に出てきた孫づるに着果する。・ただし1株に1個しか実が着かない(?)。1個目が着果するとそれ以降雌花が咲かなくなる(?)。・接木をするときはカボチャの鉄かぶとと相性が良いらしい(?)。 ただし味はどうなるか不明。 ここに書いたことはあくまでも私のごく少ない経験による意見に過ぎないので、まだはっきりした性質は私は分かっていない。ただ、栽培が難しいということは確か。とは言っても、栽培が難しいとわかるとよりいっそう栽培意欲をかき立てられるのが自称(笑)園芸研究家の本能というもの。来年もスペースに余裕があれば栽培してみたいところだが、本当に栽培するかどうかは微妙なところ。来年はどちらかというとメロンよりもスイカの栽培に力を入れたいと思っているのだが・・・。
2007.08.30
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6月2日の日記で、矮化台木のリンゴの「こうとく」と「ぐんま名月」が結実中の様子を紹介した。あれから果実は順調とは言わないまでも着実に成長が進み、ここ最近、「こうとく」の果実が自然落下するようになった。リンゴの産地ではこの品種は10月下旬から11月にかけて収穫されるようで、それよりは1か月も早いのだが、自然落下した果実2個と木に成っている果実1個の計3個を収穫した。 果実の重さはそれぞれ160グラム程度で決して大きくはないのだが、いちおうリンゴらしい形にはなっている。色については、もともとこの品種は、「ふじ」などのお馴染みの品種ほどには着色しない上に、リンゴは暖かい地域で栽培すると着色が悪くなるらしい。そんなわけで、今回収穫した「こうとく」は中途半端な色合いになっている。とりあえず、収穫後は冷蔵庫へ直行。 包丁で切ったところ。この品種は、果実の中に「蜜」が入るのが特徴なのだが、木が若いからなのか気候が合わないからなのか、全く蜜が入っていない。それでも、果肉からはほのかにリンゴの香りが漂ってくる。果たして、本来の時期よりも1か月も早く収穫したリンゴはどんな味なのか? はやる気持ちを抑えて賞味してみた。すると・・・うま~い(^^)! その糖度と言い酸味と言い、まぎれもなくリンゴの味。「未熟感」が全くなく、市販品と全く変わらない美味しさだ。しかも採れたてなので、市販の「貯蔵リンゴ」とは違って果肉が瑞々しく、それでいて固く引き締まっていて、歯ごたえが非常に良い。味と食感は間違いなく合格だ。 ところで、たった1個しか結実しなかった「ぐんま名月」だが、猛暑や台風にもめげずに今でも何とか枝にしがみついている。しかし、その枝の葉もほとんど落葉してしまい、果実の重みで今にも枝が折れそうな状態。小説『最後の一葉』ではないが、毎日ハラハラしながら観察している(笑)。 ともかく、果実の色と大きさを問わなければ、関東平野部でも美味しいリンゴの収穫が可能なことが分かった。だた、現在育てているリンゴは矮化台木なのだが、どこが「矮化」なんだと突っ込みたくなるほどに(笑)生育が極めて旺盛で、植えてから3年で早くも3メートルを超えそうになった。そして、どうも浅根性なのか、しっかりとした支柱がないと安定感が悪い。さらに、1段目の台木の台芽が出やすいので、こまめに台芽欠きが必要。なので、もしも矮化台木のリンゴ栽培に挑戦したい方は、その辺を考慮されたし。
2018.09.22
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私は2年前に、沖縄からパイナップルのゴールドバレルという品種の果実を取り寄せたことがある。これは沖縄で育成された品種で、私が今までの人生で食べたパイナップルでは最も甘い。他にも、沖縄からピーチパイン、ジュリオスター、ハニーブライト、黄金パイン、ティーダパイン(=黄金パイン?)を取り寄せたことがあるが、ゴールドバレルが断トツで甘い。 で、自称(笑)園芸研究家の私としては、この品種をぜひとも手元で結実させてみたいということで、「冠芽」を挿し木して鉢植えで育てていた。ところが、今年の夏あたりから少しずつ葉の色が赤みを帯びてきた。最初はあまり気にしていなかったのだが、秋が深まるにつれて赤みが増して、今ではこんな姿になってしまった。 まるでアナナスの園芸品種のように鮮やかな色合いである。これが栽培環境によるものなのか、突然変異なのかはわからないが、ともかく食用パイナップルとは思えない色鮮やかさ。パイナップルが栽培中に変異?した事例としては、2016年12月3日に、斑入りパイナップルが全面斑入り葉になった例を紹介している。なお、その品種は現在も依然として全面斑入り葉のまま固定している。ともかく、葉っぱが赤く染まったこのゴールドバレル、来年は開花促進処理をして結実させてみて、冠芽も同じ色になるか確かめてみたい。
2019.11.24
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6月14日の日記で、洋ランの原種、Bulbophyllum barbigerum(バルボフィラム・バービゲラム)が開花したことを紹介した。が、その時の日記を一旦削除して、「改訂版」として改めて日記を書き直すこととする。実は、今年の3月に、年甲斐もなく(笑)ツイッターを始めており、そのアカウントの紹介も兼ねて今回開花したバルボフィラムの動画を貼りたい。 さて、Bulbophyllum barbigerumは、中央アフリカから西アフリカにかけて自生する着生蘭である。この株は3年前の2017年4月に入手したもので、ブログに登場するのは今回が初めて。このランの存在を知ったのは、私が小学4年生の頃にまで遡る。当時持っていた洋ランの育て方の本に載っていた写真を見て、そのバルブと花の独特な形に興味を持った。 この、お団子のようなバルブが何とも可愛らしい。我が国に自生するムギランの仲間で、ムギランをそのまま大きくしたような姿をしている。 そして、これが花。リップがブラシのような形状になっているだけでも十分に面白いのだが、さらに面白いのは、リップの付け根が蝶つがいのようになっていて、風が吹くと生き物のようにリップがゆらゆらと上下するのが特徴。それも、1cm以上は大きく上下するので、花の一つ一つがハチか何かの昆虫のように、生きているように見える。というわけで、既に私のツイッターに投稿してある動画をここに紹介したい。洋ラン原種のバルボフィラム・バービゲラム(Bulbophyllum barbigerum)が開花したので動画を撮ってみた。ブラシ状のリップが風に揺られて昆虫のように動くのが特徴。 pic.twitter.com/byuNzaVox7— 園芸侍 (@engeisamurai) June 16, 2020 ご覧のとおり、実に不思議な動きをする。ちなみに、洋蘭界では、バルボフィラムを略して「バルボ」と呼ぶことがある。なので、これがいわゆる「ふしぎなバルボ」である。あの歌を思い出すなあ。♪あ~かいキャンディー あ~おいキャンディー しっ・てる・かい! ナンチャッテ☆ 古いか(笑)。
2020.06.16
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2年前の春に球根を買い求めて植えたタイリントキソウが3回目の開花を迎えた。前回の登場は昨年の4月29日。今回は、昨年暮れから室内に置いていたために、前回に比べて1か月以上も早く咲いた。ただ、本来は冬の終わりから少しずつ外気温に慣らしてから外で管理し、自然の温度下で開花させるべきだったのだが、気付いたときにはすでにつぼみが上がっていたため、図らずも1か月以上早い開花となった。 さて、この大輪トキソウ、1年目は1輪開花、そして2年目の昨年は一気に4輪開花となったわけで、わずか1年で4倍に増えたことになる。じゃあ今回は4輪×4=16輪の開花になるかと思いきや、昨年と変わらず4輪となった。ま、世の中そんなに甘くないわな(笑)。それから、実は今回はうっかり鉢を倒してしまい、花茎が1本折れてしまった(+_+)。ああ、私としたことが・・・。室内で開花させたため、日照不足で花茎が徒長していたというのもあるだろう。花が終わったら徐々に屋外の環境に慣らさねば。 それはともかく、今年は芽の数だけはかなり殖えてくれたので、花が終わったら鉢増ししてさらに大きく育てたい。今年は白花の大輪トキソウの球根も買ったので、来年はピンクと白の両方が同時に楽しめることを期待している。
2016.03.18
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以前、南米チリ原産のパイナップル科の植物、プヤ・ベルテロニアナ(Puya berteroniana)を紹介したことがあった(2007年2月8日の日記参照)。で、私はそのプヤ・ベルテロニアナと称するものを2株栽培しているわけだが、それぞれ入手先が異なり、株の姿もかなり違う。 まず、こちらは2004年春に実生して育ててきたもの。多肉植物のアガベのように葉が硬く、トゲも非常に鋭い。 で、こちらが2005年春に実生したもの。葉がかなり長く、弓なりに湾曲している。しかし、その華奢な姿に似合わずトゲは非常に鋭く、手に刺さりやすい。 そして、これがその2株のツーショット。ご覧の通りこんなに姿が違う。今まで、私はこの画像の左側の葉が広い株の方が本物だと思っていたが、ネット上で見られる原産地の画像では葉が細長く見えるものもあり、結局どちらが本物なのか、あるいは両方とも本物なのか私には分からない。 とにかく、プヤに関する情報はプア(poor=乏しい)なので(笑)、花が咲くまで気長に待つしかなさそうだ。ちなみに、性質は非常に強く、夏の高温多湿にも耐えるし、当地では冬は水遣りを控えれば軒下の陽だまりになる場所で越冬できる。
2008.11.26
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カトレア交配種の中でも名花中の名花、Blc. ナイ・ソン・レン'No.1'(Blc. Nai Thong Leng 'No.1' FCC/JOS)のオリジナル株が開花した。当ブログでは2006年に登場して以来、今回で3回目の登場。さて、今までは株が出来ていなかったために本来の大きさの花が咲かなかったのだが、今回はどんな風に咲いたかというと・・・。と、その前に、まずは過去の画像から紹介したい。 まずは、2006年9月15日登場のもの。このときは、分け株を買って初めて咲いた花だったために、大きさも形も本来のものではなかったが、その独特の色合いは十分に出ていた。 そしてこれが昨年(2007年)12月10日のもの。このときは、すでに気温が下がっていて、手持ちの洋蘭はすべて貸温室に移動していた。ただ、この品種だけはつぼみが付いていたので自宅室内で開花させたのだが、やはり温度不足なのか咲き具合が今ひとつな様子。ついでに、私のデジカメ腕前のせいか写真の写り具合も良くない(笑)。で、今年はどんな風に咲いたかというと・・・ オ~ゥ、素晴らしい(^^)。今年は株分けをしたために上手く咲いてくれるか心配だったのだが、花は1輪しか付かなかったものの、その分大きくゆったりと咲いてくれた。花径15cmというまずまずの大きさ。しかも、香りも素晴らしく、私はこの花を机の上に飾ってその美しさと香りに酔いしれている。株が良くできたときには、それこそオバケのような大きな花が咲くと言う。 この品種は、数多くあるカトレア交配種の中でも、私が最も好きな品種のひとつなのだ。1939年に登録されて以来、実に70年近くが経っているが、未だこの品種の魅力はまったく衰えていない。今までにおびただしいほどの品種が昨出されてきたが、古い品種はほとんど淘汰されて姿を消したにもかかわらず、このナイ・ソン・レンは趣味家の間でも依然として人気は高い。 残念ながら画像では上手く伝わらないのだが、この花は他の品種とは一味違った独特な色合いを持っている。なんと言うか、原種でも交配種でもないような、他を寄せ付けない一種独特な風格のある不思議な品種だ。いつかこの品種を精一杯咲かせて展示会で賞を獲るのが夢だが、実現するのはいつの日か・・・。
2008.10.14
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神奈川県秦野市在住時だった2006年に、サトイモの園芸品種、コロカシア・ブラックマジクを紹介したことがあった。葉が黒紫色になる品種で、2006年8月28日に紹介したことがある。で、その後どうなったのかというと、記憶に間違いなければその年(年度)の冬は畑に植えっぱなしで越冬に成功したが、さらにその翌年(年度)の冬は越冬に失敗して枯れてしまった。そしてしばらくこの品種を入手する機会がなかったのだが、7月下旬にとある園芸店で売られているのを発見。早速購入して市民農園に植えた。 購入した当時は、ずっと園芸店の温室内に置かれていたせいか、葉の色がくすんだ感じで、徒長して葉柄が長くてひょろっとそした姿だったのだが、市民農園に植えるや否や本領を発揮。現在は大きさは食用のサトイモに近く、見事に黒紫色の大きな葉を広げ、市民農園の中でも怪しげな存在感を放っている(笑)。冬になったら地上部は枯れるので、なんとか芋を上手く越冬させて、来年はもっと大株に仕立てて豪快に楽しみたい。上手く行けば花が咲くかもしれないので、その時はまたブログで披露したい。
2017.09.10
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昨年(2009年)11月15日に定植したタマネギのうち、5月1日にジェットボールと春いちばん、そして同4日に愛知白早生(愛知早生白玉葱)を収穫した。今回は苗作りが上手くいかなかったのと春の気温の上昇が遅かったのとで、当ブログ史上4回目のタマネギ栽培は今ひとつという結果に終わりそうだ。 まずは超極早生のジェットボール。過去2回の栽培ではなかなかの出来栄えだったのだが、今回は苗の生存率が悪く、また形もいつもはきれいな球形に近いはずだが、今回は形がいびつでサイズも小さめ。変な形になったのは深植えが原因? こちらが今回初挑戦となった超極早生の春いちばん。一見して大きさの揃ったタマネギが採れているかのように見えるが、実は玉がかなり小さい。それをごまかすためにアップで撮影しているが(笑)。ただ、今回のジェットボールに比べて苗の生存率は良かった。 そしてこちらが今回で3回目の栽培となる愛知白早生。上の2品種が不振だったのに対し、愛知白早生は今までで一番出来が良い。早速サラダにしておいしくいただいた。水に晒さなくても生でおいしく食べられる品種だ。ちなみに、冷蔵庫で冷やしてからスライスしたものにツナ缶を混ぜて、ごまだれドレッシングをかけて食べるのがお気に入りの食べ方。 さて、超極早生の品種としてはほかにチャージIIという品種も植えていたのだが、こちらは冬の間にほとんどの苗がいじけてしまい、残念ながらブログでお見せできるようなものが収穫できなかった。ただ、超極早生タマネギの名誉のために言うと、どうもこの系統は寒さに弱いのか、私の借りている畑では毎年寒さでいじけてしまうことが多い。それでも、超極早生は収穫時期が早く、夏野菜の植え付け時期と重ならないのがメリットなので、今後も継続して作る予定だ。次に作るときは、播種時期を早めたり肥料を十分やったりして大き目の苗を作ってみようと思う。
2010.05.05
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自宅の庭で吹き詰め咲きアネモネが1輪だけ開花した。前回登場したのは2010年4月24日のことなので、今回は4年ぶり4回目の登場となる。 前回紹介した後、例の3回にもわたる転勤があり、それに伴って鉢植えも一緒に引っ越したり植物も移植したりでバタバタしていたため、これまでまともに咲いてくれなかった。それが、今回ようやく1輪だけ咲いてくれた。 千葉県成田市在住時代に、風前の灯・・・とまではいかないが、栽培に失敗して自宅庭から絶滅しかけた(笑)ことがあった。数年間は保存がきく種子とは違って、球根は毎年更新しなければならないのが難しいところ。また上手く増やして豪勢に咲かせたい。
2014.04.17
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4月3日の日記で紹介したダイソーの時無し五寸人参の種子。開封してみたら思いのほかたくさんの種子が入っていた。その一部を6月に蒔いたのだが、現在順調に生育している。 この「時無し五寸人参」という品種は、欧米ではアーリー・チャンテネー(Early Chantenay)と呼ばれて広く栽培されているらしい。というわけで、私はこのニンジンに、チャンと育っテネーと熱い声援を送っている。・・・ナンテネー(笑)。
2007.07.20
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9月11日の日記で紹介したリボングラス。貸農園の隣の区画の人に雑草と間違われて二度も引き抜かれたにもかかわらず、見事に復活してくれた。 やはりイネ科の植物だけに、雑草並みに性質が丈夫ようである。来年はさらに株分けして畑の縁取りにでも使いたい。このリボングラスの根茎は、数珠玉をつなげたような非常にユニークな形をしている。株分けするときになったらその根茎の様子を紹介したい。
2006.12.15
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私は高校時代以来、何度かカトレアの交配を行ったことがあり、実際にそのほとんどが結実に成功しているが、播種までにこぎつけたことがない。ランの種子というものはまるで粉のように細かく、草花の種子のように土に蒔けばいいというものではなく、ちょっと特殊な技術を要するのだ。その技術とは、三角フラスコの中に寒天培地を作り、熱で滅菌処理をして無菌状態にしたところに種子を蒔くというもの。その技術を習得している人に言わせれば別に難しいものではないらしいが、一般の趣味家にはそれを習得したり設備を揃えたりする余裕がない。しかしありがたいことに、一般趣味家の種子を預かって有料で無菌播種をしてくれる業者がいくつか存在する。そういうわけで、このたび私も自分で交配したカトレアの種子の無菌播種を業者に依頼することにした。 これがそのカトレアの「果実」だ。交配親は秘密だが、両親と共にこのブログに登場したことがある品種だ。交配したのは今年の2月。それから約10か月を経て成熟の時期を迎えた。花茎が折れ曲がっているが、これは6月の爆弾低気圧の時に強風で折れたもの。この時は花茎だけでなくバルブも根元から折れてしまったので半ばあきらめていたのだが、なんとか組織がつながっていたので果実が成熟してくれた。明日、宅配便で業者に発送する予定だ。通常、カトレアは播種から開花までどんなに早くても数年は要する。それでも、自分が作出したカトレアにどんな花が咲くのかと考えるとわくわくするものだ。一方、その花が咲くころには自分が何歳になっているのかと考えるとちょっと気が重いのだが(笑)。
2012.11.29
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カトレアには原種、交配種を含めて多くの品種があるが、原種の場合は開花期がはっきりと決まっていることが多く、カトレア原種愛好家にとって1月と言えばカトレア・トリアネー(Cattleya trianaei)の開花シーズンということになる。そして今日、私が借りている貸し温室の中のカトレアの世話に行ったのだが、トリアネーが3鉢開花していた。 が、狭いスペースに数多くの株を詰め込んでいる上に、あまり世話をしていないために、本来の色と形が出ていないのが少々残念。というか、私のブログに登場するカトレアはみな中途半端な咲き具合なのがなんともお恥ずかしいのだが・・・(笑)。現在、私のブログは家庭菜園ブログと化しているが、実はもっとも力を入れていたジャンルがカトレアだった。今年は、停滞気味だったカトレア栽培を立て直すのが目標。 ま、とりあえず気を取り直してそれぞれの個体を紹介したい。まず、こちらがトリアネー’ザ・キング’(C. trianaei 'The King')。有名な個体で、パステル調の色彩が特徴。この画像の花はいちおう本来の色と形に近いが、1輪しか咲いていないし、花径も小さい。 こちらはトリアネー’グランド・モナーク’(C. trianaei 'Grand Monarch' FCC/RHS)。かなり古くから作り継がれている個体で、愛好家の間では大変有名・・・のはずなのだが、数年前に株を入手して今回が初の開花で、ペタル(左右の花弁)がだら~んとだらしなく垂れているのが残念。それと、花の色と形がネット上で見られる同個体のものとかなり違う。もしかしてこれは偽物???という疑念もちょっとあるが、カトレアはそのときの株の状態で咲き方がかなり変わるので、もう数年作りこんで様子を見たい。 そして3つ目がトリアネー・アルバ(C. trianaei alba)で、これは昨年(2007年)1月7日の日記に登場したものと同じもの。この個体は年によってリップの色が異なり、昨年は大きな赤い点が入ったが、今回はほぼ純白に近い色に咲いた。かつてはこの個体を都心のデパートの洋蘭展に出品するほど作りこんだものだが、現在はとりあえず生きているという状態。 というわけで、私のカトレアはなんとも情けない状態なのだが、今年は再起に向けて力を入れたいと思っているので、その成果に請うご期待・・・と言ってしまっていいのかとちょっと不安だったりもする(笑)。
2008.01.19
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6月7日、モモの春雷(しゅんらい)という品種を収穫した。え? も、も、もうモモの季節なの(笑)?と驚かれる方もいると思うが、これは6月に収穫できる超極早生の品種である。モモと言えば、川中島白桃が何度かブログに登場しているが、春雷は初登場である。これは昨年の春に棒苗を購入して鉢植えで育てていたもので、昨年の9月に当地に転勤してきたときにそのまま庭へ移植したもの。川中島白桃は地植えのものを移植したので傷みが大きかったが、春雷の方は特に植え傷みもなく、苗を購入して1年余りで早くも2個収穫することができた。 これが6月5日に撮影した春雷の果実。超極早生なだけに果実は小さく、細長くて変わった形をしているが、もうこの時点で甘~いモモの香りが漂っていた。ただ、収穫時期が早い品種は糖度が低いことが多いので、もうしばら木に付けたままにするつもりだったが、6月7日に小さいほうの実を触ったところ、いとも簡単にポロッと取れてしまったので、収穫するにはちょうどいいタイミングだったようだ。もう1個の方も同時に収穫することにした。 これが春雷の果実。重さは右が80gで左が70gとかなり小ぶり。カタログ値では150gぐらいとなっているが、初成りなので収穫できただけでも良しとしよう。 これが果実を包丁で切ったところ。超極早生品種なので、核(種子)が成熟する前に収穫期を迎えることになり、核が柔らかくて包丁でいとも簡単に割れてしまう。また、皮も剥きやすく、包丁で少し切れ目を入れただけで、あとは手で簡単に剥けた。気になるお味の方だが、初成りで超極早生品種ということもあり、糖度が少ないのは致し方がないが、酸味はなく、確かにモモの味がした。果実のお尻の方は糖度が高く、その部分だけはしっかり甘みを楽しむことができた。核が小さいだけに、果実の大きさの割には可食部は多く感じた。来年はもう少し大きく、糖度の乗った果実が収穫できることを期待したい。 さて、モモというものは不思議なもので、品種によって収穫時期が6月から10月と、なんと5か月もの幅があり、収穫時期が遅くなるほど果実は大きく糖度が高くる傾向があるが、栽培難易度も高くなる。特に手間がかかるのが袋がけ。果実を木に付けている期間が長いだけに、台風や病害虫の対策が大変だ。その点、春雷は袋がけなしで栽培できるのが大きな長所である。しかし、さすがに6月収穫というのも無理があったようで(笑)、果実が球形でないのは致し方ないところだろう。あとは、いかに糖度を上げる栽培をするかが腕の見せ所。来年が楽しみだ。【春雷】1年生接木苗※12月中旬以降発送予定シュンライ・モモ[果樹苗木・桃・もも]価格:2160円(税込、送料別)
2016.06.07
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今年もタマネギの播種時期がやってきた。毎年、品種選びにこだわって7,8種類の品種を育てるが、今年は以下の6品種を育てることにした。・チャージII(タキイ種苗)・改良雲仙丸(八重農芸)・仙台黄玉葱(渡辺採種場)・ニューカルレッド(アタリヤ農園)・泉州黄玉葱(ダイソー)・貝塚早生(サカタ種苗) このうち、チャージIIと改良雲仙丸は、2013年に購入して蒔いた余りを冷蔵庫に保存していたもの。仙台黄玉葱はと泉州黄玉葱は昨年購入して未開封のもの。ニューカルレッドは2014年に購入して未開封のもの。で、この6品種の中で今年買った種子は貝塚早生だけ(笑)。今までの経験上、タマネギの種子は冷蔵庫に保存すれば3,4年は持つはずなので、多分今回も大丈夫だと思っている。 で、ちょっと気になるのが、サカタ種苗の種子袋の品種名表示。デカデカと「あまうまタマネギ」と表示し、その上に小さく「貝塚早生」とある。これでは、「あまうまタマネギ」の方が正式名称だという誤解を与えてしまう。貝塚早生は複数の種苗会社から種子が販売されているので、なるべく品種名は統一してほしいところだが。 あと、ダイソーの泉州黄玉葱だが、種子袋の表には「日本製」とあるのに、種子の生産地はイタリアである(笑)。つまり、袋だけが日本製ってことか??? それから、アタリヤ農園のニューカルレッドは、種子袋の表はただ単に「赤玉葱」とだけ表示して、品種名は裏面に小さく表示されている。表に表示できない理由があるのか? とまあ、種子袋にツッコミを入れても仕方がないので(笑)、今年もまた種子からのタマネギ栽培を楽しみたい。チャージIIと改良雲仙丸は、神奈川県座間市在住時代の2014年にマルチなしで栽培して出来が今一つだったが、今回はマルチ栽培をする予定。仙台黄タマネギとニューカルレッドは新顔。泉州黄玉葱はタマネギの代表品種ともいえるのだが、この12年間に一度も栽培したことがなく、今回が初めて。貝塚早生は、神奈川県秦野市在住時代の2008年以来、10年ぶりにお目見え。ぞれぞれどのように育つか楽しみだ。
2018.09.01
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