エルビスの好きな色

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2005/05/30

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テーマ：社交ダンス(8598)

カテゴリ：競技会関連

昨日の東京都民ダンススポーツ大会は、服装規定の厳しい大会でした。スパンコール、ストーンその他、アクセサリーは一切禁止で、男性も、シャツを必ずパンツの中にいれることなどの規定がありました。

去年は写真のような、パンツルックで出場したのですが、スカートの方が動きが見えていいので、土曜日の日記に載せたピンクのドレスを、この試合のために購入したのです。

komazawa2004

このドレスは、とっても安かったし、かわいいので大喜びでしたが、問題がありました。既に書きましたが、同系色のパンツが必要、そして、実は、このまま着ると、キューティハニーみたいに、かなり胸の方も危険です。大きさの問題じゃなくて、あくまでも見えそうという意味です。

ラテンダンスは動きが激しいので、見たくもないものをお客さんにお見せすることになるとまずいので、そっちの方もなんとかする必要がありました。といっても、私は、自分でリフォーム出来るような才能には恵まれていないので、完全に行き詰まっていました。「もう，去年と同じでいいよ」と、半分なげやりな私に、

「本当に、同じ色のパンツじゃなくちゃだめなの？」と，彼。

「規定にそう書いてあったよ。スカートと同色のパンツって。」

もう一度、服装規定を見直してみると、「準正装」と「準平服」というのがあって、パンツの色まで規定されているのは、「準平服」の方でした。私達の出る試合は、「準正装」で、ストーンやスパンコールなんかがついていなければ、いいということが分かりました。

なーんだ。

「札幌の日々はなんだったんだろうね。」って、私がよく見ておかないのがいけないんです。こめんね。

土曜日にさんざん悩んで、ありとあらゆる使えそうな服を引っ張りだし、ファッションショーをしてみました。最初に，これだ，と思ったのは、緑と茶色の水着、これを下に着るという案です。同色のパレオがついているので、腰に巻くと、なんともトロピカルないい感じです。

ところが、これにも問題がありました。ルンバで、後ろに反ると、水着がずれて、その度に引っ張り上げなければなりません。彼にそれとなく、水着を引っ張ってもらう練習までしましたが、「試合でそんなことしてる場合じゃないだろ」、と却下されてしまいました。

赤のレオタード，黒のレオタード、別の水着、いろいろやってみて、どれもいまいちです。もう、明日，試合で早起きなのに、真夜中過ぎまでこんなことをやっていました。我ながら、あきれます。

苦肉の策で、一番ましな黒のピッタリした長袖のウエアに、黒のショートスパッツ、そして、このピンクドレスを重ねて着ることにしました。

ピンクと黒は、エルビスの好きな色だから、これでいいや。
どうせ、みんな黒っぽい服ばっかりだし、そのなかでショッキングピンクは目立っていいでしょう。

競技会場に行ってみると、皆さん、この服装規定の厳しい試合にそろそろ慣れて来ていて、それに合わせて、ちゃんとしたダンスドレスを購入されているようでした。去年や一昨年みたいに、ジャージで出ている人なんていないし、それぞれ個性的な色とりどりのコスチュームを身にまとっておられました。

失敗です。やっぱりピンクのパンツ必要。
秋の試合までに、今度こそなんとかしなくちゃ。

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