2005/07/01
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テーマ: 社交ダンス(8598)
北海道グランプリの時の審判長は、いつも練習場を使わせてもらっている近所のスタジオの先生で、競技のあと、私たちの踊りのどこが悪かったのかを伺いました。 北の国から(その5)

「もっと動けるのに、出し惜しみしてるみたいに見える。」

その時の言葉がずっと心に引っ掛かっていて、どうしたらそう見えない踊りが出来るんだろう、約一カ月間考えていました。この先生の教室では、練習場を使わせてもらっているだけで、レッスンを受けているわけではないので、答えを教えてもらうことはできません。実は先週の中部選手権のときも、審判をされていて、やはり厳しい点数でした。

その答えが、今日、ついに分かったんです。

金曜の夜10時から、ラテン競技選手だけの練習会。いつも参加されているKさんカップルの男性がお休みだったので、私たちのラテンのメインコーチのT先生が代わりに入りました。

KさんはB級選手です。同じ女性、同じ振り付けなのに、男性が代わると躍動感がまるで違います。

「このカップルならA級戦でも勝てると思う?」

先生は、面白がって私に聞かれました。そりゃ勿論、絶対いいとこ行くと思いますよ。踊りが生きているもの。

練習会のあと、T先生は、私と少しだけチャチャチャを踊って下さいました。リーダーも私もあっけにとられるほど、それは素晴らしくカッコイイ踊りでした。



男性が、音の最後まで自分が踊ることを考えていると、女性へのリードが遅れて素材の活きが悪くなるんです。出し惜しみしてるみたいに見えるのは、そういう理由だったんだ!

心に引っ掛かっていた刺が抜けたような、大発見でした。

一カ月分のレッスン料払ってもいいくらい、私たちにとって、目からウロコのワンポイントアドバイスです。先生は、「つけにしときますから、明後日の試合、がんばって。」そうおっしゃって、クールに去っていかれました。

T先生は、20代の現役バリバリ競技選手で、うちのリーダーと甲乙付けがたいハンサムぶり(あくまで私見)ですから、これからが本当に楽しみ。教室の生徒さんにも大人気なので、来月のパーティに向けて、これからますます忙しい時期に入ります。





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Last updated  2005/07/02 10:34:37 AM コメント(24) | コメントを書く
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