2006/08/20
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テーマ: 社交ダンス(8417)
2004年9月26日、アジア選手権の本戦です。

アマチュアもプロもトップの中のトップを競う戦いで、東京体育館はたいへんな賑わいでした。

昨日出場した選手は特典として今日の本戦の無料チケットがもらえます。

私はこの日の午後バンドのセッションが入っていたので、リーダーに先に行ってもらい、なんとか7時前くらいに到着することができました。

ものすごくラッキーなのは、もうこの時間から来る人は多分いないせいか、SS席を割り当ててもらいました。正面最前列の中央の席です(通常なら26000円)。

私が入ったとき、丁度、アマチュアラテン決勝が行われていました。

テレビでしか見たことのなかったデフィリッポ兄弟が目の前でチャチャチャを踊ってくれて、細い、早い、すごい、もうスピンなんて、半径0mなんじゃないかという速さでした。日本のアマチュア勢もいつものメンバーが健闘しています。

競技は、アマチュアがアジアオープン、プロがアジアクローズド(アジアの選手だけ)とアジアオープン(全世界のトッププロ参加)のそれぞれラテン、スタンダードがあり、やはりいちばんすごいのはアジアオープンです。

ラテンのオープン戦は、きのうレクチャーをしてくれたブライアン組を始め、ロシアのティモキン組、リュピン組、スロベニアのスクフカ組、イギリスのカトラー組そして日本からはたった一組山本組が決勝に残りました。



女性はみんなスーパーモデルみたいにスタイル、ルックス抜群で、しかもすごく踊りも上手なんですからもう私なんか「踊っててごめんなさい」という感じです。

私の席の目の前に往年のチャンピオンだったドニー・バーンズが審判をしていました。このアジア選手権は昨日も含め、すべて外人審判でした。

スタンダードの方は、イギリスからホーソン組、クロスリー組、イタリアからピノ組、ゴッゾーリ組、ボンシニョール組、アメリカからウィルキンス組が決勝に残りました。

個人的にはイタリア系ダンスがすごく好きで、特に音楽にあって美しかったのはゴッゾーリのヴェニーズワルツでした。スローはやはりイギリス系の選手の方が波のような美しく滑らかで上品な踊りをしていた気がします。

東京体育館はとても広くて、通常私たちが競技会を行う会場の4倍くらいあって、昨日競技で踊った時、半分くらいしか使えなかったのですが、さすがこの決勝に残っている選手は、オリンピックの体操の床の演技のようにぎりぎりはじまで踊るのです。

特にクイックステップは、全力疾走のようなスピードであっという間に反対側まで駆け抜けてそれを2分も、5種目合わせると10分も走り続けるのですからただ事ではありません。

結果は、昨日レクチャーをしてくれた二組が優勝し、それぞれオナーダンスでルンバとスローを踊ってくれました。

ホーソンはオナーダンスで、出しっぱなしだった表彰台につまづき転んでしまいましたが、それも演出か?と思えるほど、すてきなスローを無事踊り終えました。

すべての競技が終了してリーダーとの待ち合わせ場所にいくと、彼は2階席だったらしく、「それならもっと遅くいけば良かった」といっていました。

でも、今日もオナーダンスを踊り終えたブライアンと言葉を交わせたといってよろこんでいたので、お互いすばらしい一日だったと言えると思います。

2006第8回東京インターナショナルオープン選手権大会(ダンスDVD) ■2004ブラックプールダンスフェスティバル 全英プロラテン&ボールルーム選手権(ダンスビデオ) ■2004UK選手権スタンダード編(ダンスビデオ)





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Last updated  2006/08/22 11:01:01 AM
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