2006/11/17
XML
テーマ: 社交ダンス(9737)
3ヶ月のブランクを経て復帰した競技生活で一つ困ったことがあります。

パソドブレに点が入らないんです。




以前は種目差がそれほどなかったんですけど。

ブランクのあと、A級昇級を賭けた最後の試合に向けて、チャチャとルンバばっかり練習して、そのあとの都県対抗戦ではサンバ担当だったので、こんどはサンバばっかり練習して、いつのまにかパソが置いてけぼりになっていたんです。

ここ2回ほどパソのレッスンを受け、マリトースキーのDVDを見直し、いろいろと試行錯誤しています。





なぜなら今週末の都道府県対抗戦では、パソドブレ担当だからです。

ちょっと....、かなり....、まずいですぅ~!!



パソドブレというのは、マーチみたいな2拍子の音楽にのって、闘牛士を演じる踊りです。




せめてイメージだけでも闘牛士っぽく踊りたいなあ。最近電車の中ではいつもパソのことばかり考えてるんです。どうしたらもっと闘牛士っぽく踊れるかって。



そのためには、自分を大きく見せる必要があります。ボディ・トーンです。腹筋を縦に絞り、胸筋を大きく開く。お尻を締め上げて、床からの力を上にキープします。いついかなる時も、牛より小さくなってはいけません。

それから、手にはケープ。牛はケープめがけて突進してきますから、体から出来るだけ離れた位置に手のフレームを持って来る必要があります。

マリトースキーはパソドブレを『ボディと脇と腕で作り出す陣地の奪い合い』と表現しています。腕は伸ばしきってはいけないんです。いつでも弧を描いて、自分の陣地を確保します。




歩き方も威風堂々。コロッシアムでは観客のすべてが強く美しい闘牛士を期待しています。間違ってもコソドロみたいにひざが曲がったりお尻が後ろに抜けたような歩き方はダメ。必ずヒールからつきます。

視線、死ぬか生きるかの戦いを踊りで表現しているのですから、当然視線は牛から離してはいけません。お客さんにニコニコしている隙に、角でひと突きされちゃいます。

アペル。これ、床をバーン!と踏みならして強さを表現するもんじゃないんです。実際の闘牛場は下が土ですから、フロアみたいに踏みならしたからって、音で牛はひるんだりしません。砂をパッと蹴る動作なんです。

キャロル先生も、アペルで少しでも音を出すと、『Too noisy! (うるさい!)』っておっしゃいます。アペルは床を踏み鳴らすもんじゃなくて、その動作によってさらに上へのエネルギーを満たすもの。ブライアンのアペルは無音だそうです。

マリトースキーのパソは、先生に言わせると『急発進、急ブレーキの達人』だそうで、エネルギーを貯めて爆発、また貯めて爆発、そのリードに女性がシャープに反応しているんです。




女性は、闘牛士役の男性をもっとウルトラかっこ良く見せるための小道具みたいなもんで、主に『牛』ときどき『ケープ』、たま~に『恋人のフラメンコダンサー』みたいな感じで、いってみればサブキャラです。

でも、脇を固める役者がよかったおかげで、映画やドラマにぐっと深みがでるっていいますよね。パソだってそうなんです。



演じてるのは『闘牛』で『犬の散歩』じゃないんですから。

それに、ケープだって布ですから、闘牛士が振ったらヒラリっとひるがえらないといけないんです。

重たいコタツテーブル運んでるように見えちゃダメですよね。

女性の動きがすばらしく『強そうな牛』っぽかったり、『高級なケープ』だったり、『スペインで一番人気のフラメンコダンサー』だったりすると、普通の闘牛士がNo.1闘牛士に見えたりするんですね。

さあ、どうなることやら。











お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2006/11/17 02:29:31 PM
コメント(20) | コメントを書く
[ワンポイントレッスン] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: