2006/12/25
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テーマ: 社交ダンス(8596)
カテゴリ: 下町人情物語
今日で、横浜の名物だった氷川丸とマリンタワーの営業が終了しました。

経営の悪化が原因ということらしく、なごりを惜しんだ方々が大勢詰め掛けたようです。

母はなぜか横浜が大好きで、私がまだ子供の頃、横浜界隈の散策は年中行事になっていました。

桜木町で降りて、山下公園を歩き、中華街で遊んで必ずゲッペイを買って帰ってくるんです。




マリンタワーも一度ならず上りました。

一番強烈に覚えているのは、マリンタワーの下で福袋を売っていてそれを買ってもらったことです。

多分、小学校2年くらいだったと思います。




『おうちに帰ってから開けるのよ。』

私は、うちに帰るのが待ちどおしくてたまりません。電車を乗り継いで東京下町の自宅までは二時間ほどかかりました。



泣きたい気持ちでした。

なにこれ。




福袋には『男の子用』と『女の子用』があったんですが、お店の人が私を見て男だと思ったのか、どう見ても『女の子用』の福袋ではありえない中身でした。

それでも、近所の子をゴムの蛇で脅かしたりするのは結構楽しかったし、変なアラビア人が飛び出す魔法のランプも友達にすごい受けてました。


大将も子供の頃、横浜に何度か来た事があると言っていました。

お父さんが船乗りだったので、長い航海から帰るときにはお母さんと一緒に京都から出迎えに来ていたそうです。





マリンタワーのライトアップが消された瞬間をテレビで見たとき、ふと、いろんな思い出が頭の中を走りぬけて行きました。











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Last updated  2006/12/25 09:44:22 PM
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