2007/10/03
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テーマ: 社交ダンス(9736)
カテゴリ: 競技会関連
競技会は場数を踏んでかなり慣れているはずの私達でさえそれなりの緊張感やプレッシャーを感じる場ですので、満を持して出場される方にとってはそれこそ夜も眠れないほどの一大イベントなんじゃないかと思います。

お互いピリピリしていますから、いつも通りの実力が発揮出来なかったりすると端から見ててかわいそうなくらい落ち込む人もいれば、大喧嘩しているカップルもいるんです。

私達の隣に陣地を構えた方は、暴君ハバネロとそれに耐える妻Mといった感じのカップルでした。




成績が悪いのも、自分が上手く踊れないのも、今日の天気が雨なのも全部かわいそうな妻Mのせいにして怒鳴り散らしているんです。

「午後のラテンは何時からだ。」

妻Mがすぐに答えられないでプログラムを捜していると、

「そんなことも把握してないのか。」

自分で調べろってよっぽど言ってやろうかと思ったほど。

それでも妻Mは何も言わずに耐えているんです。



以前撮ってもらったビデオには、その江戸っ子夫婦の声援が音楽をかき消すほどの大音響で録画されていて結構面白かったんですが、その教訓を活かしてか、今回はお人形のように押し黙ってじっと観戦しています。




「背番号呼んでもらった方がもう少し残れたかもね。」

なんて冗談を言いながらおにぎりをほおばりつつ競技を観戦しました。

私達が出場していたスタンダードB級戦、3次予選には茨城のスケさんはじめ、数組の知り合いが勝ち進んでいます。私達と同じ教室の方もいらっしゃいました。

勝ち残った方々の踊りを見ても、自分の修行不足のせいで誰がどんな風だから上手いのかよく分からないんです。

ただ、「この女性は上手いな」っていう方が一人いらして、プログラムで調べてみると新潟から来られたご夫婦なのか親子なのか、「こいちゃんは知ってるかもしれないね。」なんて言っていました。

私は優勝するのはこの新潟のカップじゃないかと思っていたんですが、予想は大きく外れ、5位くらいだったでしょうか。応援していた同じ教室の方は準優勝に輝きました。




さて、そろそろ午後のラテン競技が始まります。私達は2階のスタンド席からフロアの陣地に戻りました。

両方お土産なしでは悔しいので、なんとか決勝に食い込みたい所です。

ドレスに着替え、そこで初めて先週の試合でスカートにヒールが引っ掛かってコケたのを思い出しました。

今日は大丈夫かな。






先週引っ掛かったサンバの振り付けを一人で踊ってみると、またヒールがドレスに引っ掛かるじゃありませんか。

ドレスは厚いフリンジで覆われているので表からは分らなかったんですが、裏を返すと裾の部分が大きく破けて垂れ下がっていたんです。

『針と糸持参』の友達は遠くスタンド席で微動だにせずにフロアを見つめています。

「どーしよ。手振ってもきっと振り替えして来るだけだよね。」

私の頭には、昨日『風林火山』の展示で見た『狼煙(のろし)』なんてのがポっと浮かんだんですが、こんなとこで狼煙はないですよね。携帯があるでしょ、戦国時代じゃないんだから。



思いついたとしても、もう間に合いませんでした。次が出番でしたから。

で、いつものように安全ピン出動です。これ、ホントに競技会の必需品です。

優しい大将だったからよかったものの、隣の暴君ハバネロだったら何言われてるか分りませんよ。

普通はここに来る前にドレスは点検しときましょうってとこですよね。

(つづく)









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Last updated  2007/10/03 04:57:20 PM
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