2012/02/17
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テーマ: 社交ダンス(9893)
カテゴリ: 映画のはなし
今は当然と思われている地動説、これが通説となったのは16世紀のことでした。

しかし今日ご紹介する映画は、それより1200年も前のエジプトで地動説を唱えた天文学者がいたという物語です。



西暦4世紀、アレキサンドリアは巨大な図書館を有する知識の都でした。

都市は学問を志すものが集まり、女性天文学者ヒュパティア(レイチェル・ワイズ)の下にも天文学を学ぶ青年たちが集っていたのです。

気品と美しさ、そして知性を兼ね備えた若いヒュパティアに弟子たちは尊敬や憧れを抱き、熱い想いを寄せる者もいました。

しかし彼女の興味は全て宇宙に向いていたんですね。

もし天体の軌道が完全な円であるなら、なせ地上に夏と冬があるのか。

研究に没頭する彼女の周りでは、様々な変化が起こっていました。

ギリシャの神々を信奉する平和なアレキサンドリアに、キリスト教の狂信的信奉者の出現によって衝突が起き始めていたんです。







アレクサンドリアの大図書館は破壊され、異教徒には改宗か出国しか道はありませんでした。

長年積み重ねられて来た研究による人類の知の財産は、こうしてあっけなく無に帰してしまうんですね。戦いとは何とむなしいことでしょう。

そんな動乱の中、ヒュパティアは夜空を眺めながらひらめきます。

『天が回っているのではなく、地球が回っているのではないか。しかもその軌道は円ではなく楕円。』

この発見がそのまま活かされていたなら、現代天文学はもっと先に進んでいたかもしれませんね。

きっと同じような損失は、人間の戦いの歴史の中で繰り返されて来たことなんでしょう。





改宗を拒み、青年たちに学問を教え続けたヒュパティアは、キリスト教徒の兵士たちによって捉えられ見せしめとして惨殺されてしまいます。


『アレクサンドリア』(原題: ?gora)は、2009年に公開されたスペイン映画。監督は 『海を飛ぶ夢』 で2005年のアカデミー賞外国語映画賞をはじめ、数々の賞を受賞したアレハンドロ・アメナーバルです。


予告編はこちらからどうぞ。

アレクサンドリア











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Last updated  2012/02/18 10:08:47 AM
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