2013/04/02
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テーマ: 社交ダンス(9753)
カテゴリ: TVのはなし
誰かを深く傷つけてしまった場合、どうやって償ったらいいか。

相手が生きててくれればまだいいかもしれませんが、病気や事故やまして自殺のような死に方をされると、自分は生きてていいんだろうかくらい悩むと思うんです。





日本人は謝るのが好きです。

何かことが起こると、テレビで必ず誰かが頭を下げる謝罪会見みたいのが行われてますね。

謝れば許されるという日本独特の風土に根付いた習慣がそうさせるんでしょうか。

今日ご紹介するドラマのサブタイトル『The unforgiven』は、許されざる者という意味です。

「人の肉体を殺したら罰せられるのに、人の心を殺しても罰せられないのですか? 」


重いテーマのサスペンスでした。





むせ返るような夏のある日、ゴミをあさり捨てられた酒瓶の底に残る数滴の酒をすする男がいました。



彼はエリート脳外科医でしたが、息子の病死と続く妻の自殺は自分のせいだと深く悩み、全てを捨てて路上生活を送っていました。

通りかかったある街で火事を発見し、何とか住人を助けようとしますが警察は彼を不審人物と見て事情聴取を受けることになります。





日高を心配する元同僚の長沢美和子が身元保証人になってくれますが、更に複雑なことにはこの二人が12年前、誘拐犯から救った草薙少年が近所に住んでたんです。

彼は『人の心の泣き声が聞こえる。』といいます。

誘拐犯は捕まりましたがその父親が償いのために自殺。

それを見た少年の母親が精神的に病んでしまいました。服役を終えた犯人がまたこの街に戻って来たことによって、母親の精神崩壊は更に進みます。

少年は母親の心の病も自分があのとき死ななかったせいだと思い悩んでいたんです。

そこへまた近所で別の連続殺人事件が発生。





『心の泣き声』を止めてあげるために少年が起こした事件ではと疑い始めた日高は、モンスターに育ってしまった彼を救った自分をまた責め始めます。

この際限ない自責の念の積み重ねはどこまで続くのだろうと思って見ていたんですが、サスペンスだということをすっかり忘れてドラマにのめり込み、作者のトリックにすっかりダマされてしまいました。

坂の上の雲 と同じNHKスペシャルドラマの『償い』は全3話、2012年11月から12月にかけて放映されました。






死んでお詫びというよりは、自分が生きていることで、償うチャンスを与えられたという考え方もあるでしょうね。

また生きていることが、自分を生かそうとしてくれた人への恩返しにもなるかもしれません。

多分償いというのは生きるということなんでしょう。

重荷を背負って生きて行く方が、死ぬよりずっと大変ですから。

公式サイトはこちらです。

NHKドラマスペシャル 償い









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Last updated  2013/04/02 12:32:55 PM
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