2013/06/23
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テーマ: 社交ダンス(9754)
カテゴリ: アートのはなし
『日本におけるイタリア2013』というイベントの一環として今年はラファエロ,レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロの三大芸術家展が開催されます。

残念ながらラファエロは見に行くチャンスに恵まれませんでしたが、レオナルド・ダ・ヴィンチは行って参りましたよ。

上野の東京都美術館です。

土曜の朝イチなら空いてるかと思ったんですが、意外と盛況。

休日の午前中、ゆっくり寝てるのはうちくらいなのかな。

一番の目玉はこのチケットにもなっているレオナルド・ダ・ヴィンチ作『音楽家の肖像』(1485頃)です。


レオナルド.jpg


実際,彼の直筆のカラー作品はこれ一点だったんですが、2つの大きな意味がある作品でした。

一つ、日本初上陸。

ミラノのアンブロジアーナ図書館・絵画館が所蔵するミラノ時代のレオナルドの傑作ということで、これは見ておかないと一生拝む機会がないかもしれないと思いました。






二つ目は、この作品がレオナルドの描いた唯一の男性肖像画だという事です。

宗教画ではキリストとかヨハネとか男性も描いてますけど、同時期に生きていたモナリザのような肖像画は女性ばっかりしか描いてないんです。

『オレは男は描かない』主義だったのか、たまたま依頼がなかったのかその辺は分かりませんが。





レオナルドを冠した作品展に、この作品以外なにが展示されていたのかと言うと彼のアイデアを書き留めた手書きのメモです。

多分野に渡って天才的な才能を発揮した人物ですから、落書きだって大変な価値があるんですね。

彼の死後に弟子の一人がこれらをまとめて本にしたんですが、サイズが地図帳(アトラス)と同じ大型だったので『アトランティコ手稿(しゅこう)』と呼ばれています。





蔵書目録からお父さんへの手紙,人物のデッザン、幾何学的研究,建築、機械,人体飛行の研究など、いろんなものに興味をもっていたことが分かります。

しかも単なる興味に留まらず独自のアイデアを自在な筆で書き留めているんです。

これだけの万能人ですから、 ダヴィンチコード みたいな小説が生まれるんでしょうね。

彼は画家として最も有名になりましたが、若い頃は音楽家としても名を馳せていたようです。







ラファエロは大きな工房を構えて50人くらい弟子を抱えていたそうですが、レオナルドはそんなに弟子を取ってなかったんです。

せいぜい10人くらい。

少数精鋭だったんでしょうかね。

レオナルドの絵画の特徴はやさしい輪郭にあると思うんですが、それを非常に良く受け継いでいると思われる作品がこちら。

ベルナルディーノ・ルイーニ『幼子イエスと子羊』(1520年代後半)
レオナルデスキ.jpg



レオナルド(1452-1519)と同時代を生きた画家達の素描も展示されてました。全部で109点。





レオナルド・ダ・ヴィンチ展は今月末まで開催されています。

ご興味ある方、公式サイトは こちら です。







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Last updated  2013/06/24 09:01:24 AM
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