2014/03/28
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テーマ: 社交ダンス(9753)
カテゴリ: 映画のはなし
神保町の春の古本祭が今年は3月28日から30日まで開催されています。

歴史学者磯田道史は、神保町の古本屋で作品の元となる資料を入手したそうです。

古い家計簿なんて古本屋で売ってるんですね。

長い年月が経てば貴重な歴史的資料になりうるんでしょう。

皆さんは家計簿つけておられますか?





武士といえば刀が命とかよく言われますが、加賀藩で代々御算用者を務める猪山家にとってはそろばんと筆が命でした。

御算用者とは会社で言ったら経理部のようなものだと思います。

加賀百万石の大所帯をきりもりする経理部、30名ほどの侍が、かみしもを着て日々そろばんを弾いています。

中でも若い猪山直之(堺雅人)は『そろばんバカ』と言われるほど仕事熱心で、父親の信之(中村雅俊)ともども奥さんの手弁当を片手に城に通う、まるでサラリーマンな生活を送っていました。







下級武士の分際で蔵米を調べるなどもってのほかと上司から能登への左遷を命じられてしまいます。

しかしここで藩上層部からの監査が入るんですね。

不正に絡んで人事は一掃されます。

直之が記した調書が目付けの調べと合致することで一気に左遷取りやめ昇進することに。





出世はしたものの何かと出費もかさみ猪山家は破産のピンチにありました。

ここで入払帳(家計簿)の登場です。

このままでは武家屋敷を追い出され一族長屋暮らしになる。

両親は不満たらたらでしたが家財道具のほとんどを売り払い家計の立て直しを計りました。

がらんとなった家にみんなで囲む質素な食事。

弁当も、おにぎり一個とふかしイモに変わります。

しかしこの成果あって一家は破産の危機を脱しました。







一家の家計簿は5歳の成之の担当となります。

計算に向いてる遺伝子を代々受け継いでいるでしょうから生まれた時から職業が決まっているのも悪くないのかもしれませんね。

しかし成之は、そろばん一筋の父親の生き方に反発して軍の道に進みます。

幕末の激動の時代。

芸は身を助けるんですね。







私も子供の頃そろばん塾に数年通っていたことがあります。

この映画に登場するそろばんは上玉が2つ、下玉が5つで自分が使っていたものと随分違うなと思いました。

今は『そろばんと筆』ではなく『パソコンとエクセル』かもしれませんが、買い物の時に暗算したりするのでそろばん塾も役に立ってる気がします。





『武士の家計簿』は2010年に公開された森田芳光監督による時代劇作品です。

直之の妻を演じた仲間由紀恵が好印象でしたね。こういう人を大和撫子って言うんだろうなと思いながら見ました。

家財道具や着物、食器それに食材など、当時の様子をとても丁寧に描かれた映画だと思います。

お勧めです。

予告編は こちら







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Last updated  2014/03/29 11:28:50 AM
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