2014/10/16
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テーマ: 社交ダンス(9753)
カテゴリ: 映画のはなし
世の中はあらゆる意味で不公平なものです。

持てるものはより多くを持ち、持たざるものは更に搾取されて格差は広がって行きます。

メジャーリーグだって、資金が潤沢でいい選手をどんどん補充出来るチームもあれば、低予算でかき集めた戦力で戦わざるを得ないチームもあります。

今日ご紹介する映画は、そんな弱小チームに奇跡の20連勝をもたらしたジェネラルマネージャー(GM)ビリー・ビーンの実話です。





ビリーは打ってよし走ってよし守ってよしの才能ある高校球児でした。

奨学生として入学出来るはずだったスタンフォード大学進学をやめて、プロの道を選びます。

ところが残念ながら才能は花開かなかったんですね。

スカウトの言葉を信じてメッツに入団したもののトレードで球団を点々とし、27歳の若さで引退を決めてアスレチックスのスカウトの職を得ます。





2001年、チームのGMになっていたビリーは試練の時を迎えました。



その時出会ったのが野球は出来ないけど数字にはめっぽう強い名門大学出のピーター・ブランドでした。

彼の分析は、勘や経験に頼った今までのスカウトとは別の視点をビリーに与えます。





ノムさんのID野球と似てるのかなと思いましたが、それよりもさらに統計的な数値処理で選手を評価するみたいなんですね。難しい式で計算してました。セイバーメトリクスと呼ぶそうです。

上がりそうな割安株探すようなやり方で他球団は欲しがらないような選手を探し、チームに組み入れます。





当然ながら監督や選手やスカウトマンたちの反発をかい、チーム成績は更に低迷。

それでもビリーは自分のやり方を貫いて行くんです。

GMって人事権を握っていますから、監督より強いんですね。

ビリーが連れて来た選手を監督が使おうとしないので監督のお気に入りの選手をどんどんトレードに出してしまうんです。

『残念だけど君はもうここには席はない。』

ドライなもんです。

言われた選手も文句一つ言わずに球団を去って行きました。







テレビでは監督の采配と讃えますが、これは全てGMビリーのお手柄ですよ。

ビリーには『自分が球場で試合を見ると負ける』というジンクスがあって、いつもラジオで中継を聞いていたんですが、連勝記録達成の日、娘にほだされて球場に行くんです。

11対0で勝っていたのに、彼が球場に入った途端エラーやハプニングが続き、なんと9回表、遂に同点に追いつかれてしまいました。

あり得ないでしょうと思いますが実話なんです。

野球って面白いですね。







野球もののドラマや映画って選手が主人公で描かれることが多いので、こういった裏方映画は稀で面白かったです。





『マネーボール』(Moneyball)は、2011年のアメリカ映画。

原作はマイケル・ルイス著『マネー・ボール 奇跡のチームをつくった男』、ベネット・ミラーが監督し、ブラッド・ピットがビーンを演じました。

この映画はお勧めです。









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Last updated  2014/10/17 06:32:18 PM
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