2014/11/13
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テーマ: 社交ダンス(8693)
カテゴリ: 映画のはなし
人民の,人民による,人民のための政府。

一度は聞いたことがあるこのフレーズは、南北戦争の最中、ゲティスバーグで当時アメリカ合衆国大統領だったリンカーンが行った短い演説の最後を締めくくるものでした。

南北戦争はアメリカの歴史の中で一番大きな内戦だったのではないかと思います。

史上最も愛された大統領と言われ、多分すべてのアメリカ人がリスペクトする歴史上の大人物、アメリカ合衆国第16代大統領 エイブラハム・リンカーン。

今日ご紹介するのはリンカーン暗殺前の4ヶ月を描いた伝記映画です。





第85回アカデミー賞では作品賞を含む12部門でノミネートされ、主演男優賞とアカデミー美術賞を受賞しました。

確かにリンカーン役のダニエル・デイ=ルイス、イメージそのままでしたね。

みんな知ってる大統領ですから約作りも相当苦労されたのではないかと思います。





南北戦争の悲惨な様子も描かれてはいますが、メインはリンカーンがどうやって奴隷制度廃止をアメリカに定着させたかというところでしょう。



4年も続く戦争で人的被害は甚大なものになっていうる上、息子が戦争に行くと言い出して奥さんは半狂乱。

早く戦争を終わらせなければという思いと、アメリカ合衆国憲法修正第13条を議会で可決させ、未来のアメリカに尽くしたいという思いが交錯します。





要は票集めなんです。

戦争中は奴隷もそうじゃない人も平等に戦ってもらって、戦争終わったらまた黒人は奴隷に戻ってねという、奴隷解放宣言に対して都合のいい解釈をする白人議員が北部側にも多くいました。

多数決ですからね。

リンカーンは議員を個別に説得。

脅したり賺したりあらゆる手を使って憲法改正に必要な票を集めて行きます。





『リンカーン』(原題: Lincoln)は、2012年公開のアメリカ映画。

スティーヴン・スピルバーグ監督が熱意をもって制作した大作です。

リンカーンに敬意を表して撮影中はスーツ着て来たそうですよ。





公式サイトは こちら

いい映画でした。





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Last updated  2014/11/15 09:13:54 AM
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