2017/03/02
XML
テーマ: 社交ダンス(9916)
カテゴリ: 映画のはなし
師弟関係というのは難しいですね。

有能な若い弟子を愛しつつ憎み、育って欲しいと思いつつ破滅を願う。

鬼軍曹のような教官と、偉大なる音楽家を目指す青年の物語りです。






アンドリューはアメリカで最高のシェイファー音楽学校へと進学した19歳の才能あるジャズドラマーです。

彼の夢はバディ・リッチのような「偉大な」ドラマーになること。

日夜練習に励んでいます。






ある日、彼のドラムがフィッチャー教官の目に留まります。

この学校で最高の指揮者であり、選りすぐりのメンバーで構成されたスタジオバンドを率いています。

アンドリューはバンドに参加するようにと誘われて大興奮。







バンド練習初日。

アンドリューはあまりの厳しさに圧倒されます。

フィッチャーは完璧主義の冷血漢。

バンドというより軍隊の様で、少しでも彼のテイストにそぐわない演奏をしたものは人格を完全否定するほどの罵声を浴びせられ即刻退場。





よく血がにじむほどの練習とか熱血スポコンアニメでありましたけど、ほぼそれ、もしくはそれ以上ですね。

あまりのストレスに精神を病む生徒が出るほどです。

原題の『Whiplash』はムチでビシビシ叩くことを意味していて、ジャスの演奏曲のタイトルでもあるんですが、スタジオバンドで彼が振るう言葉のムチは肉を裂き骨を砕き心を折るほどの威力があります。






そんな鬼教官フィッチャーが時々見せる優しさや涙に、つい本当はいい先生なのかと思ってしまう瞬間もあるんです。

でもすぐに手のひら返しのダークサイドが前面に現れて、観てる方はいったいどっちが本当なのと惑わされ続けます。

粉々に潰しても尚きらめきを放つ本物のダイヤの原石を探すようにさえ見えました。

私には最後にフィッチャーがそれを見つけたように見えましたが、皆さんはどうご覧になるでしょうか。








第87回アカデミー賞で5部門にノミネートされ、鬼教官役のJ・K・シモンズが助演男優賞.そのほか編集賞、録音賞の3部門で受賞しました。

観てて若干ストレスかかりますが、お薦めです。

音楽も素晴らしい。

セッション





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017/03/03 12:52:30 PM
コメントを書く
[映画のはなし] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: