2018/02/18
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テーマ: 社交ダンス(8689)
カテゴリ: 旅行記
<フランダースの犬の教会>

アントワープの中心にそびえるノートルダム大聖堂。

ここは日本ではフランダースの犬で有名な教会です。





4年前に訪れた時 は改装中でしたが、全ての足場は取り除かれすっかりきれいになっていました。

以前は入場料二人で6ユーロだったのが7ユーロに値上がりしてます。





入り口を入るとすぐのところに新しいアート作品が追加されていました。





十字架を持つ男。宗教に対する現代人のバランス感覚が試されているような作品です。





中央の祭壇に向かって進んでいくと、地下に降りる階段がありました。


『入った途端に寒気がした。』




降りてみると狭い地下室で、レンガで棺のような形の土台が組まれていました。

説明を読むと1352年に大聖堂が建設される前、ここには9世紀から小さな聖母礼拝堂が建っていたそうです。

その遺跡が見られるようになってたんですね。





ルーベンス作の『キリストの昇架』です。1609年から1610年にかけて制作されました。

イタリア留学帰りのルーベンスが33歳頃の作品で、これによってフランドル地方にバロック芸術がもたらされたと言われています。

左下に描かれた犬が彼の愛犬パトラッシュ。

フランダースの犬と同じ名前ですね。





祭壇の中央を飾るのはルーベンスの傑作『聖母被昇天』です。

1625年から1626年にかけて制作され、以後400年近くこの祭壇に飾られているとのこと。

4年前にこの絵のマグネットを買ってきて家の冷蔵庫に飾っていたにもかかわらず、それを忘れてまたさらに大きいサイズのマグネットを買ってきてしまいました。

宗教画ですけどとても美しい絵です。







祝福の塔の地上47mの位置に描かれた直径5.8mの円形絵画です。

下から見ると本当にマリア様が天に向かって登っていくようで、できれば近くまで登ってじっくり鑑賞してみたいですね。





教会の外でも街の改修工事が進められていました。

ネロとパトラシュが石畳のお布団で寝ています。

4時頃、大音響で教会の鐘が鳴り出しました。




『さあね、毎日鳴ってるわよ。』


答えは意外とあっさりしたものでした。



(つづく)


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Last updated  2018/03/02 09:35:50 PM
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