2019/01/09
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テーマ: 社交ダンス(9733)
カテゴリ: TVのはなし
1837年、18歳でイギリス女王となったヴィクトリアは大英帝国の繁栄とともに64年も在位にあってその治世はヴィクトリア朝と呼ばれています。

この時期のイギリスは世界中に植民地を広げ、産業革命による技術革新の追い風もあって国は豊かでした。

日本では江戸末期から明治にかけての 西郷どん が生きた時代を丸ごと含む激動の時期で、日本にもイギリスの船がやってきてましたね。





国が繁栄すると芸術・文化方面でも活躍する人が増えて、庶民は貧富の差が拡大。

吸血鬼にフランケンシュタイン、 ヴァン・ヘルシング 、ジキル博士とハイド氏、切り裂きジャックから 黒執事​


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シャーロック・ホームズ 嵐が丘 もこの時代の作品です。

ダーウィンの進化論もそうでした。

絵画では ターナー などのイギリスロマン主義や、ロセッティやミレイといった ラファエル前派 が活躍した時代です。


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では女王はどんな人だったのか?

ヴィクトリアはとても小柄でまだ若かったので、即位した当初は周りからの圧力は相当なものでした。

ドイツ人の母親が愛人とともに彼女を牛耳ろうとしたり、叔父さんが王座から追い落とそうと企んだり。





使用人達の様子も描かれていて時代背景がよくわかるんです。

街にマッチ売りの少女がいたり、コレラが蔓延していたり。

照明がロウソクからガス燈に移行する様子や、蒸気機関車に試乗する様子。

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王室のしきたりも興味深かったです。

舞踏会のシーンが多く出てくるんですが、女王が誰とどの順番で踊るかとか外交上の問題に関わるようですね。

この時代の貴族は踊れなくちゃいけなかったみたいです。





イギリスは当時ホイッグ党とトーリー党という2大勢力が交代で政権を担っていたようなんですが、女王の側近は首相のいる方の議員の妻達がなるという変わったしきたりがあったようです。

即位したヴィクトリアを支えたのはホイッグ党のメルバーン首相(メル卿)でした。

彼女は人当たりのいいメル卿にぞっこんで、恋心まで抱いていたようです。

政権が変わってもヴィクトリアは側近の女性達を変えようとしなかったので、それが原因で政権交代ができずメル卿が首相の座を維持したという事件もあったそうです。

王室は政治や外交にかなり影響力があったんですね。





まだこのころは女性に参政権はなく、政治家は全員貴族でした。

選挙法改正と社会の変革を要求する庶民の反乱チャーティスト運動の様子も描かれていました。





20歳になると花婿候補としてドイツの小国の王子で次男坊のアルバートが登場するんです。

アルバートは実際とってもハンサムだったそうで、ヴィクトリアはコロッと一目惚れするんですよ。

立場的に上位にあるのでプロポーズするのは女王の方で、その辺も面白かったですね。





アルバートは植民地の奴隷解放や蒸気機関車などの新しい技術革新に大変興味を持っていて、これまで絶対的なアドバイザーだったメル卿に代わって女王を支えていきます。

二人の子供ヴィクトリア2世が生まれたところでドラマ全8話は終わりでした。

豪華な王室を取り巻く周囲の人々の愛や権力にまつわる有象無象が面白かったです。

続きもあるみたいですので機会があったら是非見てみたいですね。




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Last updated  2019/01/10 12:02:29 PM
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