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先月のことですが、鹿児島の伯父が作っている豆が届きました。空豆、豌豆・・・・。「黒豆えんどう: 御飯と炊いたら、赤飯のようになります」と、チラシの裏に書いたメモ付き。正式な名前は別にあるのかもしれませんが、見た目、味共にえんどうそのもの。強いて言えば、濃いえんどう・・・といった感じです。(これは、出来の善し悪し、見た目・・からくる違いかも知れませんが。)豌豆が栄養いっぱいで、あふれんばかりのミネラルが思わず色に滲み出てしまった!・・・という風貌ではありませんか。早速御飯に入れて炊いてみました。ほら!こんな感じです。伯父の暮らす辺りでは何でもない料理なのかもしれませんが、なんだかとてもご馳走のような気分でいただきました。何てったって、”豆赤飯”・・ですもん。ところで、豆類の多くには、蒸し暑い時期のだるさの原因ともなる湿邪=体内に余分な湿(水分)が溜まるーーーを、排泄させる働きがあるのだそうです。自然とは、賢くできているもので、豆が実る時期と蒸し暑い季節が上手く重なっているではありませんか。旬の食べ物をたべることの大切さ、痛感します。ちなみに、豆の食べ方には要注意。小豆や豌豆も、砂糖で甘く煮ると、砂糖の湿を引き寄せる作用で、除湿効果は打ち消されます。夏場に甘いものばかり食べていると、むくみが出るのもこんなところに原因があるかもしれません。それにしても、豆を甘く味付けして食べるのは、アジア人だけなのですよね。何ででしょう??
2009.06.16
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明日公開の映画『ハゲタカ』、一足お先に試写会で見てきました))。全6回シリーズのNHKドラマを再編集したような映画になるのかと思いきや、ドラマの完全続編で、登場人物も、新規エピソードに関わる新人以外はドラマのまま。バブル崩壊から2004年までの状況を描いたドラマからさらに4年。リーマンショックによる世界金融危機までを描く。もちろん、実際にリーマンが出てくるわけではないけれど、サブプライムローンまがいの金融商品も出てきて現実とオーバーラップする分、今回のエピソードが、一層「あり得る話」あるいは「既に起こっているかも知れない話」として、背筋がゾクッと致しマス。さて、そのエピソードとは・・・。「腐った日本を(アメリカが)買いたたく」から「腐ったアメリカ」の側面が新たに加わり、買いたたく側にも、中国が新規参入。面白い展開になってきた・・!!・・・・と、面白がってはいられないシビアな映画。ストーリーもさることながら、配役も素晴らしい!鷲津ファンドの鷲津役、大森南朋さん。あどけなさすら感じる情のある表情と、ビジネスのクールな表情を、たくみに使い分け、まるでジギルとハイド。この映画のキャッチフレーズのひとつにもなっている「破壊者か?救世主か??」という切れモノ「ハゲタカ」をみごとに演じておられます。彼のお父さんはアノ土方巽に師事した舞踏家というだけあってか、彼もなんだかとても身体能力が高そう・・・。これからいろんな顔でいろんな役をこなしていかれそうな役者さんです。柴田恭兵、やっぱりかっこいいねえ・・・うん、カッコイイ))))。前回のドラマではITの起業家だった西野役の松田龍平は、松田優作の長男さんなんですねえ・・・。お父さんのような野性味はないけれど、今回もあぶない感じが良かったです。才能の遺伝子か、または育った環境か・・・・2世ならではの余裕か・・・松田兄弟はご活躍ですね。頭取役の中尾彬は、やっぱりヤクザな雰囲気満々(苦笑)。この映画、海外でも広く上映して欲しいなあ))))。オススメめです。
2009.06.05
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(冷凍でなく)生のレイシ(=茘枝)を見つけた。ライチだっけ?レイシだっけ??・・と、名前もおぼつかないこの中国果実、原産地は中国南部~インドシナ半島で旬は、今(!)、6,7月だ。ちなみに、「ライチ」は英語読みで「Litchi」と書くからみたいだ。楊貴妃の好物で何よりこの果物を有名にしているようだが、唐代の名将玄宗帝の寵愛を受けた楊貴妃の美貌が、このレイシだったかどうかは定かではない。レイシについて知っているのは、これ以上も以下でもなかった。この本を読むまでは。『死諫之医』(しかんのい)医師で漢方薬剤師でもある劉大器氏の著書。唐代の玄宗帝を取り巻く人々と玄宗帝の、欲望の病(糖尿病)をテーマにした小説で、実在の名医、孫思ばく(そんしばく:バクの字がJIS企画にないのでひらがなでごめんなさい)やその弟子孟言先(もうせん:言片に先で一字)が登場する。糖尿病になった玄宗帝に、様々な薬膳と漢方薬の処方を施すプロセスが後半3分の1を占めるが、玄宗帝が、糖尿病になるきっかっけが、なんと、レイシを有名にした楊貴妃なのである。この小説によれば、楊貴妃は、蜀(現在の四川省)出身のちょっとぽっちゃり系の色白美人で、なかなかの大食漢でもあったようである。お国を超えて嫁した姫君が故郷故国の味を所望することで、その国の食文化に少なからず影響を与えるという話はよく聞かれるが、楊貴妃もまた、自分の郷里の料理ーーー豊富な食材と調理技術の匠により「見た目より味で勝負!」といった食文化をもつ四川料理ーーーを求めたため、それまでの上品で華やかな宮中御膳坊が一新されてしまったという。若い妃を娶った玄宗帝が、初老ともいえる年齢にして色と美食に目覚めたからこれ大変。また、決して政治的野心の持ち主でもグルメでもなかった妃だったが、玄宗帝にねだる「ささやかな」我が儘は、政権を揺るがす大事へと繋がっていく。レイシは、南国の果物。しかも日持ちがしない。当時の長安でレイシを手に入れるのは殆ど不可能なことだったが、「レイシが食べたい・・・!」この楊貴妃のシンプルな願いに応えるべく、玄宗帝は、戦乱などの緊急時の為に確保しておかなくてはいけないはずの軍道を使って運ばせることにしたのだった。乾燥した長安の地で、故郷で慣れ親しんだみずみずしいフルーツ、レイシを切望した楊貴妃の気持ちも分からないではないが、ねだった相手は、不可能を可能にしてしまう専制の世の権力者。軍道機能しない機をみはからって反乱軍が発起し、政権がひっくり返る大事へと至るのである。楊貴妃は、軍の兵士達らからの怒りを買い、玄宗帝の側近により賜死させられる。レイシは、楊貴妃を死に至らしめた果物でもあったのだった。あ~~~~。古の悲劇に思いを馳せながら、レイシをひとつ・・・。ああ、やっぱり美味しい・・・。ちなみに、レイシは、温性で、補脾養血、生津止渇。つまり、体を温め、お腹にも優しく、気を満たし、潤いを与える効能がある食材。たしかに、美容に良い食べ物・・・・だった。乾いた地、長安の玄宗帝の目に留まるだけのみずみずしさと豊満さを備えた楊貴妃の美貌の素だったかも知れない??。
2009.06.03
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