国際フォーラムのすぐそばにこのような美術館があったとは‥と思ったら、出来たばかりらしい
「三菱一号館美術館」。
れんが造りの建物を一歩入ると
なんと薔薇咲き乱れるロマンチックな中庭が目の前に広がっている
↑これは美術館建物内の廊下の窓から見下ろして撮ったもの
さて肝心の展覧会は‥
会場が、、、狭い!!
その狭い所に、
展示の仕方をちょっと間違ってる
狭いと言っても、小部屋から小部屋へとテーマごとにエリアが続く、よくある展覧会のスタイル。トータルの床面積はそれなりに、ある(と思う)。
が、
それぞれの部屋が狭いので、
まず、人とすれ違うのが難儀。
立ち止まっている人をよけて回り込んだりするのにも骨が折れる。
更にもっと問題なのは
各小部屋の入口の、モロ動線にあたるところの脇の壁に
その部屋の展示内容が書かれた文字パネルの展示があること。
それによって
そのパネルを読む人が立つべき位置と、出入り口動線が、完全にバッティングしている。
そうであるがゆえに、自分が文字パネルをゆっくり読みたい時にでも、私がここに立ってると出入り口の動線をふさぐんだよなぁ、と気にして、うかうか読んでいられない
同様のことが、廊下状の場所でも起こっていた。
狭い幅の通路に、その左右の壁が写真展示面として利用されているのだが
一体そこを展示スペースとして客に見させたいのか、
それとも通り抜けさせたいのか。
全く不明だった。
いや確実に、通り抜けさせる必要がある場所ではあった。
その向こう側へと行かなければ会場を進めないのだから。
展示と通行、両立不可能な狭いスペース。
自分で言うのも何だけど、私たち客が可哀想だよこれじゃ。
1500円払って入場したけど、中味をゆっくり見た気がしなかった。
どんなに限られたスペースであっても
展示を立ち止まって見ることができる立ち位置スペースと
通路として絶対に必要な動線とを確保するのは必要だと思うんだけど。
展覧会を見てこんなことを感じたのは初めてだ。
ということは今まではこんな問題ある会場は経験したことなかった。
どんなに混雑した会場であっても。
改善あるべし
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