パン-成形 (白神酵母) 0
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中銀カプセルタワービル、ついに今月解体作業が始まってしまうらしいので所用ついでに足を伸ばして見に行ってきた 銀座にある‥ とは言っても、ほとんど新橋汐留。道、これでいいのかなあ〜 と思いながら近づくと、おおぉっ!!これかあ。メタボリズムの美圧倒される今日初めてこれを見ることができた私はたぶん今日が見納めなのだ去年あたり、入居者さんの夏頃の退去前には中の見学会なども開催されていて申し込みたいと思いながら、このコロナ禍だし‥なんて思っているうちに機会を逃してしまったのだった。それにつけて思い出されるのはメタボリズムのホテル、上野のソフィテル…解体前に写真に撮ったりしておけなかったのが いまでも心残り‥できれば営業中に中にも入ってみたかったなども思いながらとてもとても名残惜しくて何度もふりかえりながら さようなら を言って引き上げた。
2022.04.01
表題通り。不忍池のポストって、郵便を出せるポストに変わったのね!というお話。昨日ふと、不忍池のほとりの下町風族資料館を通りがかる時、その前面に設置されている円筒型の郵便ポストを見て・・・「そういえばずっと前に、このポストに郵便物を投函しようとしたら、 入れ口がふさがっていて、 よく見たら、単なる『懐かしオブジェ』として設置してあるだけだった。 あれはちょっと恥ずかしかったなあ・・・」とか思いながら、通り過ぎようとしてふと近づいて改めてよく見たらなんと、ちゃんと収集される郵便ポストと化しているではないか!いつのまに?「ただの懐かしオブジェ(郵便物は出せません!)」ではなくなっていたよ!ちゃんと収集時間も書いてあるんだもんびっくりだよ〜!というわけでこれが昨日の大みそかのできごと。今日から新しい年!2022だ!
2022.01.01
原宿駅舎って、本当に木造だったんだよな〜と、改めてよく分かる風景。なんだかどこぞの温泉旅館の別館みたい(イメージ)- - - - -
2021.01.21
初めて二科展へ行った。大好きな国立新美術館。・・・あ、工藤静香が出品してるって時々ニュースになるのって、この二科展なのかー。確かにあった。すごく入口のところに。ふーん。。で、会場はといえば、けっこうガラガラ・・・今回お目当ての画家さんの絵は、すいてたせいでとてもよく見ることができた。ひいき目ではなく、なのか、ひいき目で、なのか、広い会場で最も好きな絵の1枚だったように思う。こういう展覧会って、いつも思うけど、多種多様な作風の人の絵が出てるから、要は、絵を見ているようで自分自身の内面を見てるんだよね。どの絵を好きなのか、どんな絵を“いいな~私もあんなの描いてみたい!”って思うのかっていう、リトマス紙みたいなもの。
2011.09.04
気になっていたこの回顧展、駆け足で寄ってきた。だって同じ歌舞伎町、目と鼻の先でやってるのに通り過ぎれないもん!・・・で、なにしろ、原画の緻密さにびっくり!すごい~~~ これはひとつの、なんというかマニアックワザというか、、、本当に細かな人ひとりひとりやゴミ袋ひとつひとつや、とにかく緻密に緻密に描き込む人なんだな。今監督への寄せ書きメッセージボードがあり、ここに平沢進さんが昨日書いたと言うメッセージがどうしても見つけられなかった。くやしい。何色のペンで書いたかとか、紙面のどのへんに書いてあるかとか、いろいろヒントをもらったのに分からなかった。。。展示を見ている間、ナーシサス次元の人が、どこかからちらっと聞こえてきた。VTR上映室のほうかなとも思ったが、違ったみたい。上映は、映画「千年女優」のプレミア試写会か何かなのかな、での、今監督のトークショーの模様だった。40分ぐらいの内容だったので、ちょうどINU-KERAに間に合うぐらいのギリギリだったが全部見てきた。そうすると千年女優見たくなるな・・・
2011.08.22
久しぶりに国立西洋美術館へ♪レンブラントは、正直言って“有名な画家”ぐらいの知識しか持っていなかったが、今回、版画をメインとした展示にふれて、とても勉強になるとともに、イメージが変わった。西洋の版画というもの(主にエッチング、メゾティントなど)についても初めてよく分かったような気がした。印刷技術が今のように発達してない時代、版画という手法がとられるんだな。日本でいえば木版画の浮世絵が江戸時代に発達したしなあ。‥‥などと考えながら観た。国立西洋美術館 HPhttp://www.nmwa.go.jp/jp/index.htmlレンブラント 光の探求/闇の誘惑 版画と絵画 天才が極めた明暗表現http://www.ntv.co.jp/rembrandt/index.htm
2011.05.24
めずらしく友達と行ったので、めずらしく音声ガイドを借りずに観た。これ、モネの絵?!と意外に思うような絵もあり、おもしろかった。モネ以外の画家の絵もたくさんあり、当時ジヴェルニーで起こっていたムーブメントみたいなものが感じとれる内容だった。公式サイトhttp://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/10_monet/index.html
2011.01.30
あ"ー!! ギリギリセーフ!!!(12/20まで)5年半ほど前にも東京でゴッホ展があり(@東京国立近代美術館)、私としては二度目のゴッホ展となった。今回のこのゴッホ展は、新鮮な切り口なのではないかと思う。見といてよかった。● 公式サイトhttp://www.gogh-ten.jp/tokyo/没後120年 ゴッホ展-こうして私はゴッホになった-↑にあるように、ゴッホが、「画家・ゴッホ」としての作風や個性をいかにして確立していったのかという過程が見られる展示だった。生前、名も無い画家のまま終わったゴッホだが現代の我々にとって、ゴッホと言ったらもう、押すに押されぬ大巨匠。独特の作風で、唯一無二な凄味がある。天才的なのかと思ってしまいがち。しかし実はそうでもなく、27歳で画家を志したのち、必死にミレーの模写をしてデッサンの独学をしたことなどが、この展覧会で紹介される(テレビでも最近やってたなー.)天からビビビッと何かが降りて来て天才的な画風が実現したのでは 決してなく、コツコツと努力して絵を習得し、仲間達と当時の絵画の流れの中で刺激しあい、学び、身につけ、それらの結実としてあの独特の作風に至ったのだということ。そういった意味で、初めてゴッホに人間同士として等身大に共感できる展覧会だった。いままで神話的に語られすぎだよね。ゴッホは。晩年の、“精神を病む→絵への情熱と狂気→我々凡人には理解できない天才的な神がかり的な才能”というのも、何か、ある意味、かいかぶりすぎなんじゃないかと思った。美化しすぎていたかもね。逆にゴッホに失礼だわ。‥なんて思った。そんなに奇抜な人物像でもなく、ごくごく真っ当に生きた、真面目で前向きな才能あふれる青年だったのだろうな。今まで見たことも無いゴッホの絵も、たくさん見れた。・・・まぁそんなわけなので興味があってまだ行ってない人は、次の月曜日までだから、なんとしてでも行った方がいいよ!すごく混んでたけど!【送料無料】「没後120年ゴッホ展ーこうして私はゴッホになったー」のすべてを楽しむガイドブッ送料無料!【サクラクレパス T9773-0065 ゴッホ色鉛筆60色M】耐光性に優れた高品質色鉛筆。【...★ラッピング無料でプレゼントにも最適!!★送料無料キャンペーン中ロイヤルターレンス ヴァン...
2010.12.16
ずっと見たかったの...シルエットでしか見たことなかったから→今日外出のついでに地下鉄乗継いで浅草へ行ってみた。 ウキャー 最高っす!!感想その1)感動だーー!!泣きそう。かっこいい~~浅草のアサヒビールのとこからまず眺め、そして橋を渡り、あとは塔が見える方向へと適当に歩いて行った。(目印が分かりやすいから絶対道に迷わなくて、いいよね~)塔のたもと近くで「業平橋」という駅に行き当たり工事現場をぐるりと回ると「押上」という駅に行き着いた。現在のスカイツリーの高さ、408mとのこと。感想その2)東京タワーって、一体どんだけ小さかったの?!(かなり大きいものだと、今まで思ってきたけど)スカイツリーはこれまで遠くからのシルエット およびテレビ映像で見ていた印象と比べて、実物はさほど巨大じゃなかった。もっと ものすごく巨大なものかと思っていた。高さは 本当にこれで東京タワー+70mもあるんだろうかと不思議な気持ち。たもと部分の外周も、それほど巨大じゃない。634mまで伸びるそうだが見た目、まだまだこの倍や3倍いけるんじゃないか、と思ってしまう印象だ。まぁそれはきっとそれだけ、均衡のとれた、安定感のある、スキのない設計と形によるものなんでしょうな。そうじゃなきゃ、見た目は逆に「オイオイ、高すぎてこぇ~よ!! もう高さを伸ばすのやめとけよ!」という印象になるなずだからね。周辺を交えた再開発計画の工事が行われていた。きっとここ、すごくいいエリアになるよ。すばらしいのができるよきっと。傍らには川も流れて、その護岸整備も計画されている。早く、地域ごと出来上がった再開発を見てみたい。わくわくする。でも出来上がる前にまだまだ何度も見に来たい!押上駅前の書店で思わずこれを買って帰った(笑)↓いま見たい!東京新名所価格:680円(税込、送料別)
2010.08.02
いやいやいやこれはすごい!万難排して行くべき。転んで足すりむいてでも行っとくべき!!(←意味不明)オルセー美術館、改修工事しててくれてありがとう!!私のようなちっぽけな者が、時空を超えてこんなの見させてもらって…幸せっす!!久々に図録も買ったよ(しかもこの図録、立派なハードカバーだ。)いわゆる名画中の名画、しかも実際にいいなーと思える素晴らしい絵をいま目の前数十センチのとこで!実物を!生で!見れてる! ‥というこの現実。観てる途中、何度かふと我に返ってそれを思って感激して涙ぐんだりしたさいごから2番めの章のアンリ・ルソーのとこではしばしたたずみその上、「帰りたくない~~」とだだをこねたくなったもしも難点をあげるならどのエリア、どの絵ひとつとっても「このへんはとばしてサッサと先へ行こう」と思えるようなのがなかったから、ほぼ全てをくまなくじっくり観て、もうとてもくたくた!(難点と言いつつ大賞賛の巻☆)これから図録をじっくりゆっくり見直して、1点1点ハンスウするんだ~展覧会 公式サイトオルセー美術館展2010||2010年5月26日-8月16日||国立新美術館国立新美術館公式サイト国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO:今年10~12月、ゴッホ展をやるらしい(チラシげっとしてきた)
2010.06.21
ちょうど日比谷のあたりを通りがかったので、駆け足で見てきた。国際フォーラムのすぐそばにこのような美術館があったとは‥と思ったら、出来たばかりらしい「三菱一号館美術館」。れんが造りの建物を一歩入るとなんと薔薇咲き乱れるロマンチックな中庭が目の前に広がっている↑これは美術館建物内の廊下の窓から見下ろして撮ったものさて肝心の展覧会は‥会場が、、、狭い!!その狭い所に、展示の仕方をちょっと間違ってる狭いと言っても、小部屋から小部屋へとテーマごとにエリアが続く、よくある展覧会のスタイル。トータルの床面積はそれなりに、ある(と思う)。が、それぞれの部屋が狭いので、まず、人とすれ違うのが難儀。立ち止まっている人をよけて回り込んだりするのにも骨が折れる。更にもっと問題なのは各小部屋の入口の、モロ動線にあたるところの脇の壁にその部屋の展示内容が書かれた文字パネルの展示があること。それによってそのパネルを読む人が立つべき位置と、出入り口動線が、完全にバッティングしている。そうであるがゆえに、自分が文字パネルをゆっくり読みたい時にでも、私がここに立ってると出入り口の動線をふさぐんだよなぁ、と気にして、うかうか読んでいられない同様のことが、廊下状の場所でも起こっていた。狭い幅の通路に、その左右の壁が写真展示面として利用されているのだが一体そこを展示スペースとして客に見させたいのか、それとも通り抜けさせたいのか。全く不明だった。いや確実に、通り抜けさせる必要がある場所ではあった。その向こう側へと行かなければ会場を進めないのだから。展示と通行、両立不可能な狭いスペース。自分で言うのも何だけど、私たち客が可哀想だよこれじゃ。1500円払って入場したけど、中味をゆっくり見た気がしなかった。どんなに限られたスペースであっても展示を立ち止まって見ることができる立ち位置スペースと通路として絶対に必要な動線とを確保するのは必要だと思うんだけど。展覧会を見てこんなことを感じたのは初めてだ。ということは今まではこんな問題ある会場は経験したことなかった。どんなに混雑した会場であっても。改善あるべし
2010.06.02
最終日ぎりぎりせーふ!! 招待券をいただいてたの!去年行った時は地下鉄→地下鉄通路→美術館内→地下鉄通路→地下鉄 という行程だったので改めて今日、初めて国立新美術館外観を眺める。す て き。 天気も良く気分最高。そして展覧会の内容は多種多様な雰囲気の、膨大な作品を一堂に観れて、すごーく充実感。そしてやはりじぶんがいま油絵をやってるせいなのかついこないだ院展を観た時よりもワクワク感がより強いものなのだそれにしてもいつもいつも最終日に飛び込むこの性格ったら・・・まるで夏休みの宿題を先延ばし先延ばしにする性格そのもの。三つ子の魂百まで。きっと一生なおんないんだろうな‥
2010.04.26
院展のあとは風雨が強い中ではあったがちょっと歩いて目と鼻の先の東証アローズ外観を見学してから(笑)次の場所へと移動することにしたおーっ。アローズ外観。クスノキかな?青々とした高木の赤い新芽が美しい‥で、近くにオンナノコちっくな(?)ラーメン屋(?)があり、思わず入ってみる。「太陽のトマト麺」!!まっかだよ~すっっごいおいしかった~あとでのど乾いたけどー(ラーメン食べるといつもそう)。実はチェーン店であちこちにあるようだ。> 太陽の恵み味 太陽のトマト麺
2010.04.12
春の院展を日本橋三越に見に行った。院展みるのは2度目だが前回もなんとなく感じていたことが今回はっきりした。それは♥ファンシー♥なイラストみたいな絵が、意外と、結構多い。ってこと‥メルヘンちっくで♥ファンシー♥でありながら目鼻の表現はマンガっぽくなくリアルであったりするのでなんだかひと昔まえの“昭和のファンシー”って感じ。例えばファンシー小物+くまさんのぬいぐるみの飾ってある洋間に少女ちっくなオンナノコが、はっきりとしない表情で1点をみつめてじっとたたずむ、みたいな‥(←実際にこの通りの絵があったわけではない. イメージね.)もちろん「これぞ日本画!」って感じの、花鳥風月的なのもあり。一方、外国風景も多くあり。そういう意味で盛り沢山、これが院展なのね。いろいろ楽しめた~
2010.04.12
愛用されて使い古された建物が役目を終えて壊されていくことに私はやたらと感傷を感じる。この「No Man’s Land」も普段踏み込めない外国大使館建物内に入れるとかいろんなアーティストの作品にふれあえるとかそういうこと以上に老朽化し壊される建物のことについて、どうしても気が行ってしまうcf :解体前のフランス大使館でアートイベントを開催中 :PRONWEB WATCH会場はササっと見て回れるだろうという予想をはるかに裏切る盛り沢山の展示で全部を見て帰るのはきっと絶対無理。それは学園祭とかで全部の教室の展示発表をくまなく見て回れる人がいないのと同じ。そう 文化祭っぽいのだ部屋が、たぶん昔の設計だからだろう‥いまでは考えられないぐらいの狭さに区切られていて、その分 室数も多く、その分 多くのアーティストが腕を振るって表現していた。廊下の幅も階段の幅も異様に狭い。天井も低い。現在進行形で廊下の壁に絵を描いている人もいた。ペンキのにおいの廊下と各部屋・・・あ~ 文化祭のにおいだよ館内は大勢の来場者でごった返し、狭い室内と、その狭い出入り口を出たり入ったりするだけでもかなり骨が折れた。それでもできうるかぎり、あっちこっちと廊下と各部屋をうろつき回ったが実は今日は油絵に行く途中に寄ってみたんだったのでそれほど時間に余裕がなかった。もし 1日中ここで過ごせたら くまなく全部見て、カフェコーナーでケーキセットでもパクついて風情のある中庭の大木をぼんやり眺めてコーヒー飲みながら感傷に浸って帰っただろうか・・・冒頭写真は帰り際、もうこの景色は見納めだと思って振り返って見た建物と青い夜空。(すっかり日が落ちていた)なんだかとても日本じゃないような色をしていた(泣) バイバイ(会期は1月いっぱい)
2010.01.09
続きね (今ごろ続くのか! とか言わない浅草寺の本堂は、改修工事中だったどーん足場の仮囲い?にすっかり被われて、本堂は見えません。。この説明板によるとトラス屋根で被われているとのこと by清水建設 らしい。なにで被われてもいいけど早く改修が終わってキレイになるといいねそういえば10年ぐらいまえに九州に行った時も出島が全面改修工事中で太宰府天満宮もなにやら改修中で 池も干上がってた・・・なぁ20年ぐらいまえに行った北京では未名湖が本当かどうか知らないが何百年に一度の水抜きメンテナンス中で湖じゃなくなって 一面ただのヘコんだ地面になってた・・・なぁ
2009.12.20
「美の巨人たち」で先日観て、気になったので行ってきた。> 明治神宮サイト >宝物殿 >宝物展示室最新情報のページ(春草展は11/29まで)美の巨人でつい最近見た速水御舟もそうだけど、才能あふれる若者が、コロっと早死にしちゃってるのね。。今なら治るかも知れないような病気で‥。菱田春草の絵は、テレビで観た『落葉』は開催前期の展示だったらしく、後期の現在は印刷されたパネル展示でのみ見られた。それは残念ではあったが、私としては、4枚組の月景色を描いたのの左から2枚めの葡萄の絵がすごく好きになったからいいや。会場はこじんまりとしていて、私はこのぐらいの展示室、好きだ。行けども行けども‥てな大きな展覧会は体力が大変だもん会場を何周もして、気に入った絵を目に焼き付けて帰った*ここに来たかったのは単に絵を見たかった他に2つの理由がある。ひとつは、「宝物殿」という、めったに入って行かないようなエリアに行けるチャンスだと思ったから。もうひとつは、明治神宮自体が、超超超ひっさしぶりだったから。実は小学生のころに家族で初詣に1度だけ来て以来、ン十年ぶりだったのだ。意外とこういう定番中の定番なとこにはなかなか来ないものだ。ちなみに明治神宮に隣接する代々木公園も小学校の遠足で行って以来、ななんと一度も行ってない。代々木公園沿いの道なんか何度も通ってるのに、中に入っていない。・・そんなもんだ。さて。そんなわけで、春草展を見てから本殿にお参りしてそのあと延々と歩いて歩いて心細くなって泣きたくなりながら延々歩いてようやく「宝物殿」(宝物展示室と宝物殿は全然別の場所にある)に着き、天皇陛下がらみの宝物を拝見して帰った。宝物殿前の広場は多くの人が寝転ぶ、くつろぎの芝生広場が展開されていた。→ここにくるだけなら料金かからないエリアだ。ヨシ‥今度代々木に用事があるときとか、新宿に用事があってわざと代々木から歩くときとかに、1時間ほど早く行ってここで贅沢な時間を過ごしてみよう。それはそうと、今日はデジカメを忘れてしまい、やむを得ず、生まれて初めて携帯電話で写真を何枚も撮った。冒頭写真も芝生広場の写真も、当blog初、ケイタイ写真だ。本当は、神宮の鳥居とか、「泣きたくなるぐらい延々と続く道」とかもたくさん撮ったのだが、携帯電話からパソコンへと写真を取り出すことに問題があって、今回はアップできなかった。というのは、私のヤクザな携帯電話は、USB接続がウィンドウズマシンにしか対応しないので、いちいちメール添付して自分のパソコンアドレスへ、ケイタイのメールから画像を送信しなければ取り出すことができないのだ。640×480の小さな画像で、それが1枚あたり通信料が何十円もかかる。ばっからしーー!!月末の現在、無料通話料金も使い切っていて、そんな悠長なお金の使い方をしてる場合ではない。というわけで、これ以上は諦めた。*最近、昼夜問わず仕事漬けだったから、活動的な本日はとても気持ちよかった~他にも寄らなきゃならない場所があったり、油絵教室にも行ったし、いろんな用事を全部まとめて朝早く出掛けて夜11時ごろ帰宅。くたくた~
2009.11.21
(cf : 今日は文化の日。(ワタシ定め))→ まず 上野の国立西洋美術館 へ。国立西洋美術館へは、去年の7月からちょうど1年ぶり。 ● blog 2008/7/8 コロー展 ● blog 2008/7/8 その2 常設展ふつう、企画展は「企画展示館」でやるわけだが今回の展示はあえて、通常は常設展示を行っている本館の一部のエリアをさいて、展示を行っている。なぜならこここそが、コルビュジエの作品なのだから!この建物がコルビュジエの設計だということは私は数年前に初めて知った。でも さほど気にもしてなかったというか‥*これまで何度か来ても建物の特徴それ自体がさほど目に留まらなかったのは考えてみれば正しいと言うか、そこがこの建物のスゴさなのかもな。この建物は「美術館」だから。美術品(絵と彫刻)を展示するための、ハコだから。だから建物それ自体は美術品を最大限に引き立てる、空っぽのハコなんだから。だから。*・・・そんなことを、展示内容を見ながら考えた。いつも何の気なしに見過ごしていた建物の細部についてあぁ~ そうか~ とよくよく理解できる展示だった。 見に行っといてよかった‥戦後まだ十数年しか経たない復興途上の日本に作られた、その当時のいきさつやオープニングのニュース映像などを見ると、いろいろとズッシリ考えさせられるものがある。涙無しには見られない面もあった。いろんな点で、驚きや思うところやフムフムということが多かったので思わず図録のみならず、関連書籍(『国立西洋美術館公式ガイドブック』)まで購入してしまった。(=冒頭写真右側)家でゆっくりと目を通そうと意気込んでのことだがまぁ大体こういうの、実際は 持ち帰るとなかなか読まないんだよね、、、国立西洋美術館公式ガイドブックちなみにこの美術館は、日本の美術館にしては珍しく「館内写真撮影可」なのだがこのコルビュジエがらみの展示については撮影禁止となっていた。コルビュジエ展示エリアを抜けて、常設展へ。で、本館の常設展を抜けて、さらに「新館」エリアへ!!(*新館はコルビュジエの設計ではない。その弟子の日本人建築家による設計とのこと.)じゃーん。新館に一歩入ったアングルですたぶん私ここに初めて入った。(自分の記憶の中では。)前回来た、コロー展の時は、やはり常設展も見たけれど、ここ、改修中で立ち入れなかった、とかじゃなかったっけ?とにかく はいれてない。初めてだ。ここはここで、とても気持ちのよい空間。好きだ!!コルビュジエの本館の持つ重厚さに対して、こちらは白を基調とした明るくスカッとさわやかな内装だ。気に入った絵画をバシャバシャ写真に撮って帰った。美術館はこうでなくっちゃ好きだ。国立西洋美術館。去年の秋に開催されていた、ヴィルヘルム・ハンマースホイ展に行けなくて残念だったのだがハンマースホイの1枚が、なんと常設展の所蔵品に加わっていた!!思いがけず見れてウレシイ。間近で。ゆったりと。写真も撮って。・・国立西洋美術館 は ほんとゼイタクだ
2009.08.26
ご招待チケットをいただいたので損保ジャパン東郷青児美術館(HP) に特別展「没後80年 岸田劉生 -肖像画をこえて-」(HP) を見に行った。小中学校の美術の教科書に載っていた「麗子像」が有名な岸田劉生の描く「肖像画」にスポットをあてた展示だった。初期の肖像画からだんだんと作風が変化していくさまがとてもよく分かる展示だった。*なお損保ジャパン東郷青児美術館にはあの有名な ゴッホの「ひまわり」が所蔵されていて思いもかけず実物を間近で見ることができた。そうかー、当時「ひまわり」を日本がカネにモノ言わせて買っちゃった、とか話題になってたのってここのことだったんだねーなお1Fロビーでは、ワークショップ「顔を描こう」が開催されていた。せっかくなので参加し童心に帰って楽しく似顔絵描きをした。さらについでに新宿御苑に寄って樹木や風景をスケッチして帰った ん~、 文化的な1日~(爆
2009.05.01
春陽展をみに国立新美術館 ( HP ) に行ってきた。あの黒川紀章さんの最後の?作品の建築だ。本当は庭園に出て建物を仰ぎ見てみたかったがちょっと時間的余裕が無く地下鉄→地下鉄通路→美術館内→地下鉄通路→地下鉄 という行程だった。館内では春陽展をみてそれから光風会展をみて。沢山の素敵な絵を駆け足で見て。あ"ーー 私も素敵な絵がたくさん描いてみたい!! て思ったよ
2009.04.20
昨日に続いて、思い出シリーズ(?)‥これはピカソのポストカードを探したときに偶然発掘された昔の、パウル・クレー展のチラシとポストカード ポストカード入れのファイルにチラシも一緒に折り畳まれてファイルされていたのだ。 うゎ~ こんなの残ってると思わなかった!しかし・・93年て!16年前に、私は、パウル・クレー展に行ってました!(笑)そっかぁー、行ってたかぁー、昔の私!しかも 先日 と同じ Bunkamuraだよ(笑) なんか進歩してねー、私> つい先日のパウルクレー展:blog 2/25> 去年6月のバウハウス展でもクレーの作品を見たっけなあ*この時の印象のせいで私は未だにパウル・クレーというとこのポストカードにある パックマンみたいな顔の絵が思い浮かんでしまう(笑)ほかの絵を見た記憶や感想はあまり残っていないんだけど‥(そもそも私はすごく忘れっぽい)それにしてもこの展覧会を見に行く以前まで私はパウル・クレーという画家の名前を知らなかったはずだ。じゃあなんで行ったんだろ?‥たぶん電車の吊り広告を見て、なんとなーく行きたくなったんだろうな。。
2009.03.23
シゴトシゴトで何の話題もない1日なので思い出したネタをひとつ‥2月に「20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代」展に行った ときにちょっと触れた、ピカソのポストカードだ。右下の色が暗いほうが 先日 買ってきたもので左上の明るい青空のほうがずっと前から持っていたもの。ポストカード入れのファイルを見返したら、ちゃんと出てきた。*私は1度だけヨーロッパに行ったことがあってそれが92年ごろなのだがその時にたぶんスペインのピカソ美術館で買ったものと思われる。とても気に入った1枚だ。よくあるピカソのイメージとは少し異なるタッチで巨人のようなガタイのいい女性が青空のもと、大地を踏みしめて駆けている。動物的でもあり、女神のようでもある人物。躍動的で。力強くて。生命力、みなぎッシュ!って感じで。先日買ったばかりのほうの1枚も少しタッチは異なるがやはりガタイのいい女性2人で構成されている。ポストカードでは分からないがすごくでかい絵。会場で圧倒された。と同時に、この左上の 前から好きだった絵を思い出したというわけだ。。ちなみに 当時の私はこのポストカード、同じのを3~4枚購入していた。よほど強く気に入ったのだ。がしかし当の、本物の絵を見たのかどうか、その記憶が全くない。肉眼でその絵を見ることができたのかそれとも絵そのものは美術館に展示されていたかったのか・・?!今となっては分からない。。いつか死ぬまでに再びピカソ美術館に行くことがあれば、ぜひ確かめたい‥思い出バナシ、おわり。
2009.03.22
先週。工事中のためトンネルの無機質な構造が丸出しになっている。その様子がなんかシュールでもあり図形的にウツクシイかなと ふと思って撮ってみた。今まで何度も見てるはずなんだけど今日は地下鉄って、鉄の管の中なんだな。って再認識で。線路のカーブが駅にしては割と激しく左のほうへぐぐっと曲がっているということでホームの灯りのラインがそれに沿って左へと回り込んで行ってるのがまた、なんかウツクシイ。。かれこれずいぶん長いこと工事中な気がするけど。(いま営団って 壁面などが工事中の駅ばっかりだよな.. かなりの割合で。
2009.03.16
渋谷の Bunkamura ザ・ギャラリーに見に行ってきた。20世紀のはじまり ピカソとクレーの生きた時代(HP http://www.bunkamura.co.jp/museum/lineup/09_k20/index.html)ピカソのキュビズムというものは誰でも(私でも)知ってるぐらい有名だがそれがどんな時代背景、流れの中で生まれてきたものかってあまり考えたことなかった。この展覧会では同時代の画家の織りなす時代の流れがつかめるようになっていて分かりやすかった。この展覧会に関連した内容の宣伝番組などをテレビで何度か見かけたのできっと混雑してるんだろうなーと覚悟していったら全然すいていて気持ちよく見ることができた。音声ガイドが、1つ1つに対してやや長く絵を見たり設置してある解説板を読んだりするリズムが少しつかみずらかった。図録は買わずにポストカードを2枚‥クレーのを1枚と、ピカソのを1枚。特にピカソのほうはとても気に入った1枚だ。これに少し似た別の絵(女性二人が大地を踏みしめて走っているようなもの)のポストカードを持っている。たぶんそれは、スペインのピカソ美術館で買った‥ような気がする。それについてはまた別エントリにて。
2009.02.25
これまた前々から行ってみたかった朝倉彫塑館( HP )。いま 絵画とか いいものをいっぱい見たいっていう気持ちなんだよね~彫塑は絵画じゃないけどね(笑)正直、それほど大きな期待をしないで行ったのだが大きく期待を裏切られ、とても「行ってよかった!」きもち 彫塑の作品そのものだけでなく(or 作品そのものよりも?!)彫塑館という建物そのものの味わい深さ、さらに“現存する最も古い屋上庭園のひとつ”だという昭和10年に作られた屋上庭園!すばらしい‥人工地盤上でありえないぐらい巨大に成長したオリーブが印象的.しばし屋上庭園であたたかな冬の空の下、ボーっとくつろいでしまった。心が洗われたようだ。ちなみに500円で貸し出される音声ガイドは返却時に500円が返してもらえるというありがたいシステム これは絶対借りるべきです!(私以外、誰も借りてなかった)なお木造建築エリアは耐震強度不足とのことで現在非公開となっていた。朝倉彫塑館のお知らせページhttp://www.taitocity.net/taito/asakura/riyouseigen1.html館内は原則撮影禁止だが、館の係の人にたずねると「建物内から外に向けて撮るならOK」とのことなので係の人の見守る中、室内から庭越しに木造部分の渡り廊下を撮ってみた。耐震強度かぁ‥中に入りたかったな‥補修保存工事のため今年4月1日から平成25年までという長期間、全面閉館だそうだ。朝倉彫塑館のお知らせページhttp://www.taitocity.net/taito/asakura/riyouseigen2.html今のうちに行っておきたい人はあと3ヶ月弱のチャンスだ。私も知らずに今のタイミングで行っておけたことを幸運に思う。。ところで一番上の写真=エントランスの、反対側にあるのが木造建築部分の玄関だ。鉄筋コンクリート造りのアトリエエリアと木造部分の住居エリアが一体となった建物なのだ。そうと聞けば実際の住居側のエントランスも見てみたいってもの。細い道をぐるりと迂回して、見つけた! 住居のほうの門構え!立派な門。。でもここには「朝倉彫塑館」の「あ」の字もありません.ひっそり‥*
2009.01.06
今月末までの浮世絵展にギリギリセーフで行ってきた!!(ぜーぜーボストン美術館 浮世絵名品展http://ukiyoeten.jp/index.html日本画に特別興味関心が強いわけでもなく版画に特別興味関心が強いわけでもなく当然浮世絵に特別な思い入れがあるわけでもなく・・・でも、この機会を絶対のがしちゃ行けないと思ったの!自分の足でボストンに出向いて見ることは、一生無いと思ったから!!‥さて感想メモらんだむ200年前、300年前の日本に実在した「絵」が自分の目の前にあり、自分の目でじかに見られるという不思議さ!!私たちって洋画の展覧会は見慣れているから200年前の洋画を目の前にしてもたいして驚かなくないか?自分の国、日本の「今」とつながりのある実在する過去の時代の作品て・・・とても不思議な感覚でとても感慨深い!主に時系列に並んだ展示。時代ごとに流行りや傾向が変わっていくのがよく分かった。その中で葛飾北斎や歌川広重って異色なかんじなんだなぁという印象を受けた。(実際どう定義されてるのか分からないが)それまで、人物プロマイド的な絵だったものがこのへんから、一気に風景画になっていくんだな…そして広重の、版画作品となる前の、筆で描いた肉筆「下絵」の数々が絶品だった!!墨一色だけれど江戸の風景や人々の様子がいきいきと伝わって来てすごくリアルに、素敵な絵だった。思った以上に広重ってスゴいんだー!と発見できただけでも今日、行ってよかったと思った。江戸東京博物館には初めて行ったので常設展のほうにも行って、原寸大の日本橋を闊歩して来た(笑)しかし‥なんかすっごくお役所気取りでイヤ~~~な感じな博物館だった、、すごくワクワクして行ったのに、、しょっぱなチケット売り場のおに~ちゃんからして、いぢわる!!の一言に尽きる対応。ケンカ売ってる? なんであんな対応をするんだ? チケットを売りたくないのか?今朝何かヤなことでもあったのか? と勘ぐりたくなる‥常設展ゲートのおね~ちゃんも、ひとこと質問したらヒドい答え方だったし‥もう がっくりだ、、最近、あちこちの展覧会に行くけど、こんなヒドい対応に会ったことはない.「お役所はサービス業というものを知らないんだから、仕方ないんだ」と何度も自分に言い聞かせるも結局立ち直れずに とてーも いやーな気分で帰途についた。。(※ 同じ「お役所」と言っても、例えば 先日行った 練馬区立美術館の方々は フツーに ちゃんとしてらっしゃいました。念のため!)‥ま、運が悪かっただけなのかもしれないが。(YOSHIKI じゃないが、「事故にでも合ったと思う事にします」。)バブリーでムダ空間の多い、しかも動線の分かりづらい建物と相まって、印象サイアクだった。で、結局 時間切れで常設展示を最後まで見れなかったが、もう2度とあそこには近寄りたくない。
2008.11.28
ついに都内で石田徹也展が開催された!(されている。)11/9-12/28 練馬区立美術館で。(去年 2/5に 『石田徹也遺作集』買ってたの)これは是非とも行かねば! とタイミングを図っていたが今日ついに行ってこれた。練馬区立美術館( HP )。こぢんまりとしているが とーってもいい空間だった このぐらいの広さが一番見やすいかも知れない。広すぎず、狭すぎず。会場を回りやすい。回ってもぐったりこない。にもかかわらず、展示物の量はたっぷりと見応えがあって。で、肝心の展示内容だがやはり印刷物と実物は違う‥ 以下、メモ書き色使い、筆遣いなどが、こちらに迫ってくるようだった。絵の力をすごく感じた色合いは暗めのながらも美しい全く初めて見る絵も何点もあった約10年間の作品が並んでいるのを見て時代時代の変化がありありと伝わって来た初期はイラストレーションぽく、やや無機質な特長が面白く。それがだんだんと、ヒトの表情も、「同じ顔・同じ表情」ながらもなぜか心理状態がヒシヒシ伝わってくるような表現になってくる‥そして最後のほうは‥うーん、とても悲痛な感じで。この絵を描いている人を、その当時周りにいた人はどうにかできなかったんだろうか、、とか思ってしまうができなかったんだろうなあ、どうしても。どうにも。。作品「春」とか、、見てはいけないものを見たような気がしてしまう‥有名な「飛べなくなった人」なんかは、よく“悲しみを表現している絵”の代表のように引き合いにだされるけれどこうして作品全体から見るとごく初期のものでありさほど重いテーマではなく遊び心さえ感じるものだと今日初めて感じた。・・というわけですごく単純にひとことで言ってしまえば「行ってみてよかった」!見れてよかった。帰ってから、手元にある『石田徹也遺作集』を改めて見直した‥ついつい美術館で、図録も購入して来ちゃったけどね(笑)(手前が図録、右奥はパンフ)
2008.11.18
「いつかは行きたい」と思っているスポットが沢山ある。今日は、そのごく一部に まとめて行ってきた。名付けて「上野観光コース」(でも観光ではない)<内容>・下町風俗資料館(HP) @上野・横山大観記念館(HP) @湯島が最寄り・弥生美術館・竹久夢二美術館(HP) @本郷↑このように書くと、あっちこっちに散らばっているようにも聞こえるがぜんぶがひとつの徒歩圏内に散在する。さらに、せっかくなのでこれらに「上野動物園」を加えてめぐる順序を決めた上で、しっかり地図を持ってのぞんだ。以下、感想などメモ下町風俗資料館1Fの、江戸時代の長屋の再現は面白い。実際に靴を脱いで部屋にあがれる。四畳半一間の長屋生活のミニマムさに尊敬の念をいだいた‥(いらないものをそぎ落とした生活がしたいものだ!!2F展示室では今、「こどものむかしの遊び」をテーマに昭和30年代ぐらいまでの子供の玩具や遊具が展示されていた。ひとつひとつじっくり見ていると、思わず時を忘れた。一部、実際に手に取って遊べるコーナーもあり、とても面白かった。それにしても、むかしの遊びは頭を使い、身体を使い、指先を器用に使うようなことが多かったんだな‥とつくづく思った。※1Fは撮影可、2Fは撮影不可.横山大観記念館靴を脱いで、横山さんちのお屋敷にあがりこむ、という雰囲気の記念館。作品の実物が和室の「床の間」にかけられていたりして美術館などで絵を見るのと異なり『日本画 in 日本家屋の日本間』というたぶん本来あるべき組み合わせを、雰囲気ごと味わえた。(とは言え、日本画って私はよく分からないんだけど‥)余談だが二人連れから5~6人連れの、お元気な年配女性の複数の集団と居合わせてしまい彼らのキャーキャーと とどまることない会話がうるさくてしょうがなかった。展示の説明文を読んでも読んでも頭に入って来ず 美術館の展覧会なら騒がないだろうに。。※撮影は全面不可弥生美術館・竹久夢二美術館竹久夢二は、横山大観と16歳ぐらいしか違わないようだ。大まかに言えば同時代を生きているのだが片や日本画の王道、片や風俗画家。改めて、絵って何でもアリなんだな、と感じた。弥生美術館側では「ペン画の神様 樺島勝一展」という企画展が開催中だった。独特の密描画もスゴかったが「正チャン帽」で有名な漫画『正チャンの冒険』の作者の人でもあることを知った。実は「正チャン」柄の記念切手が可愛くて、大事に持っている。こんなところで作者に出会えるなんて!※撮影は、エントランス付近以外、全面不可『正チャンの冒険』*・・というわけで、たいへん濃密で意義深く、すっごい疲れた「上野観光コース」であった。ちなみに動物園は、以前試してガッテンで“朝早く行くとネコ科(ライオンなど)が寝ていないで活発に動いている確率が高い”と言っていたので、開園直後に行ってみたが、さほど活発には動いていなかった。。一応歩いてた程度。(トラはずっと寝ていた) ゴリラはむしゃむしゃと食事風景を見せてくれていて面白かった.ちなみに、ついつい 年間パスポートをまた買ってしまった。おととし(2006/5/17)にも買って‥ 結局モト取れなかったなぁ(汗)今度からまたちょいちょい行けるようにしよう♪さて。本当は、以下の2館にも行きたかったんだ‥時間の都合で断念した。同一エリア内だったのにっ・朝倉彫塑館(HP) @谷中・大名時計博物館 @谷中また時間を見つけて出直そう!!
2008.10.31
というわけでさっそく本日仕事にキリをつけてからチケット握りしめパパッと行ってきた。今日は行列も無く、すんなりと入場できた。感想としては‥今までフェルメールという画家のことをあまり知らなかったがフェルメール、その時代の他の画家、「デルフト」という街‥などについてフムフムと概要を理解することができた。フェルメール本人の作品はごく一部。その時代のデルフトの画家の一連の作品が紹介されている。写真というものがない時代、現実に見えるものをどうやって視覚的にとどめるか、それが大きなチャレンジだったんだな、という印象を強く受けた。例えば遠近法。まるで現代のCGパースのような絵画もあってびっくり。350年ぐらい前のこの時代の人にとっての「絵」は写真や映像やCGが当たり前の現代の私たちにとっての「絵」と根本的に全然違う存在なんじゃないかな。とさえ感じた。音声ガイドが、理解に役立った。再生はタッチペン方式(手元のチラシのような紙にペン先でタッチすると再生が始まる‥)という摩訶不思議なものだった。なんか ドラえもんの世界かよ!って思った(笑)さて私は何を感じたか、というと・・上記のようにその時代をざっくり理解することができとても勉強になったが正直、それを通じてフェルメールを好きになった!ということは別になかった。宣伝、うまいよな。。と思った。開催当初に多くの人がつめかけて長蛇の列がとぎれなかったこともあるが私もなんとなく「このフェルメール展だけは、会期中に絶対に見に行っとかなきゃ!!」という気持ちにさせられていた。広告宣伝、大成功な展覧会だ。(もちろん内容の濃さも十分なものだよ!)フェルメール作品で一番有名と思われるこの「真珠の耳飾りの少女」(美の巨人たちのオープニングにも使用されている‥)は今回展示されていない.「小路」「ヴァージナルの前に座る若い女」は実物の展示アリ。『遠近法と絵画』
2008.10.16
前から「行かなきゃ、行かなきゃ」とずっと気になっていた フェルメール展 の会場へ。・・・ガーンなにこの長蛇の列 入場までの列、『50分待ち』(アリエナイ先日 知人が「土曜の午後いちに行ったけど、全然ガラガラだったよ。 もう、いつ行っても大丈夫。混雑してないから」と言っていたのに。全然!!混み混みだ。50分も並んで待てるかっ(入場したところで、会場内の混雑が思いやられる)というわけでチケットだけ買って引き返してきた。会期中にぜったいもう一度出向けよ、私。‥という自己プレッシャー。ちなみにどうやら毎月第3土曜日は「65歳以上無料デー」だったらしい。運悪く、それに当ってしまったようだ。確かに行列の人々は、比較的年齢層が高かった‥そりゃあ、タダなら殺到するよね‥出直し。フェルメール論
2008.10.15
つづき。脚がくたびれたが(笑)常設展も・・・行っとくか、一応。やめとくか? 帰るか? ‥でも 行っとくか。という程度の気持ちで常設展にも寄ったが、なんのなんの、びっくり。古くはルネサンス時代から、近代の モネ、ルノワール、マネなどおなじみの巨匠の絵がゼイタクに並んでいる。しかもなんと「写真撮影OK」!い、いいんですかぁ~そうと知っても、すれ違った警備員さんに怒られるんじゃないかと条件反射のようにビクビクしてしまう(笑)冒頭写真は、おなじみモネの睡蓮。。モネの睡蓮をこんな近くで、しかも全然混んでなくて見られるなんて‥!アワワワワ・・・というわけで、コロー展にお越しの方はよっぽど急いでないならば、ぜひ常設展にも寄ってみてはいかがでしょう!(同じ切符で入れるからネ.)(常設展のフロアの一部が閉鎖中で限られたスペースだけしか歩けなかったのが、少し残念だったけど.)** モネの絵画 **&その他
2008.07.08
国立西洋美術館で開催中のコロー展に行ってきた。 公式サイト コロー 光と追憶の変奏曲恥ずかしいことながら「コロー」という画家の名前を私はこれまで全く知らなかった。先日の 12ch『美の巨人』でコローの1枚の絵「モルトフォンテーヌの思い出」が取り上げられていて初めて知った次第だ。番組制作の意図にまんまと乗った形で(笑)さっそく展覧会へ出向いた。いつもは「ぜいたくだから‥」と控えていた音声ガイドを今日は奮発して(笑)レンタルした。初めてのことだ。で、『モルトフォンテーヌ-』を含むいろんな絵を見て感想としては・・一言でいうと、すっごい好きかも! 私好みの絵だ。*樹木が大好きな私にとってコローの描く木々や森の風景はキュンとくる。微妙なグリーンの色合い、もう本当に好き。誤解を恐れずに言うならば同じく私が好きな画家にアンリ・ルソーがいるがコローの森や樹木の絵はルソーの森や樹木の絵がもっとちゃんとしてる別の表現・・・というような感覚。(あくまでも、ドシロウトの感想なので 専門的な人、ツッこまないでね。)そしてコローの人物画も不思議と、好きだ・・なぜだろう?特に「ここが」というのが挙げられないほどいわば“普通の”人物画なんだけど。これだけ惹き付けられたのでもちろん図録や絵はがきを買い込んで来た。きっといままで買った図録の中で、一番じっくり読み込みそう。*そうそう、美の巨人でもちらっとだけ紹介されていた、「19世紀のモナリザ」と言われている『真珠の女』はモナリザと異なりどこか物悲しげな表情に見えた。目線も一見、カメラ目線でなく伏し目がちな印象だ。(図録で改めて見ると、瞳はきちんとカメラ目線になっているようだけど)冒頭写真の図録の表紙の絵がそれだ。一方で、コロー作品に関連する他作家の作品もいくつか展示されていてそれがまた、ピカソ、ルノワール、モネと豪華な面々でびっくりした~そういう意味でも楽しめる展覧会だと思う。平日だというのに、結構ざっくり混んでいた(激コミというほどではないが)。‥みんな私と同様「美の巨人」見ちゃったのかな??(笑)* 国立西洋美術館 公式サイトコローモルトフォンテーヌの思い出コロー「ドーエーの鐘楼」*『コロー』『コローの風景』ちなみに7/13(日)の NHK「新日曜美術館」でもコローが取り上げられるとのこと.見なきゃ!! NHKのサイト コロー 静かなる森のささやき|新日曜美術館当日、コロー展に続いて観て来た「常設展」についても別枠でアップしました(当ブログ内 7/8)
2008.07.08
ちょっと気分転換に美術展へ行ってみた。バウハウス自体にさほど強い興味があった訳ではないが芸大美術館というのにも興味があったし。(感想などは後ほどアップ予定)バウハウス・デッサウ展 BAUHAUS experience,dessau 公式サイトバウハウス展を見た後は芸大の学食で日替わり定食を食べて帰った。
2008.06.03
ずっと前から行ってみたかった、旧岩崎邸へ行くことができた。以前、何度か行った旧前田公爵邸 (→2006/3/5 など ) とどこか通じるものがあるような建物だ。旧前田公爵邸が、公爵さんのお屋敷なら旧岩崎邸は、三菱財閥の創始者・岩崎弥太郎さんの息子・岩崎久弥さんのお屋敷。‥と ちょっと背景は異なる。 → wikipedia 旧岩崎邸庭園 の項明治時代に潤沢な資金をもって建てられた本格的な洋館は当時のままの調度などが残されている部分も結構多い。または丁寧に復元されていたり。本当に圧倒される‥館内は暖房されてないので、外を歩く以上に底冷えして体が凍りそうに寒くて最後までひととおり見て回った頃にはぶっ倒れそうになったがすごく素敵な洋館そして併設された和館だった。館内にいたスタッフのおじさんも親切に色々と教えてくれてとてもためになり、楽しかった。で、思ったのは・・・ひとつ、前田公爵邸との大きな違い、それは「庭」ではないかと思う。前田公爵邸には広く、昼なお暗いぐらい木々の茂った和風庭園/洋風庭園がありウロウロ・ぐるぐると散策するに余りあるぐらいの充実ぶりだった。それに対して岩崎邸には広々とした芝生広場があるが、広場とその周辺の緑地だけだ。ぐるぐると散策して回るような庭園はない。つまり「旧岩崎邸庭園」と言いつつ、住宅メインの展示だ。聞けば、戦後、GHQに接収されたあと国有化されて時代を経ながら何度も敷地が切り売りされたそうだ。上記 wikipedia の記述では、敷地は1/3にまで削られてしまっているとのこと。敷地が狭い印象というか、正直言うと庭園がやや味気ないというか、堪能しきれない印象があるのはきっとそういう背景のせいなんだろうな。ちょっとザンネンだ‥・・でもよかったよ!また行きたい。曜日によっては館内でコンサートをやってるそうなので次はできればそういうタイミングに行きたいなー! 『洋館を訪ねる』 『元勲・財閥の邸宅』 『東京10000歩ウォーキング(no.17)』
2008.02.19
今日はまる1日休みをとれた。思えば、先月は本当に休み無しで働き詰めだった。お盆の時期に1日、地方から友人が帰省してきているのに合わせて遊んだ。8月の休日はその1日だけ・・・今日は、その日以来 約1ヶ月ぶりのお休みだ。で、知人が「ル・コルビュジエ展」の無料招待チケットが当ったというので今日は、ありがたく便乗させてもらった。> MORI ART MUSEUM [ル・コルビュジエ展] 2007.5.26 - 2007.9.24 at 森美術館(六本木ヒルズ森タワー53階)*建築物などで有名な、コルビュジェ。この展覧会で、彼の絵画作品を初めて見た。絵画作品と建築作品・・・色の無いシンプルな建築物と多数の原色だらけの絵画。同じ人の作品だけど、出来上がりの色合いや印象が全く異なる。コルビュジェが晩年過ごしたという南仏の小屋もシンプルでミニマムな、無駄をそぎ落としたような小屋だが見上げると天井だけは原色の赤と緑色、そしてスモーキーなブルー色の板張りがはめ込んである。不思議だなー。展示の量は、至る所でのDVD上映もあって、やや多く、全部見るのに時間がかかり、ふくらはぎパンパンになった。最後の方は時間が足りず、閉館時間の5時に 追い立てられるようにして退場した(泣*この森美術館のチケットには、52階の展望台入場券も付いている。52階はさすがにすごい・・・先日の、25階の文京シビックセンター とはわけが違うよ~高くて気持ちいい~(しかしデジカメにメモリーカードを入れ忘れてて写真が撮れなかった、、ガクッ)*ところで、展覧会場で、びっくりの遭遇があった。会場の中で、思わず不意にこちらの視線がぐぐぐいっと引きつけられるようなパッとした強いオーラを放つ人物・・誰だっけ? このカワイイ人、知ってるよ? えっと、えっと・・・・・・そーだ、安倍総理の夫人、昭恵さんだ~ アッキーだ~ テレビで見るままのお顔立ち&雰囲気でありながら、テレビ映像以上に生アッキーは美しさと清々しさを放射していた。とても背が高く、スラッとモデルのような体型。周囲の我々雑民から、ひとりスッと抜きん出ている。グレーの上品なスーツ姿はまるでバービー人形のようでひざ丈タイトスカートからスラリと伸びた脚は、そのヒザ下の細くて長いこと!そして何と言っても、清潔感のある若々しい雰囲気の持ち主で、もしも仕事先でこういう人に出会ったら「35歳」って言われても信じそうだ。アッキーの一団(ご婦人方数人)には、美術館から専属説明員が付いていろいろと説明してまわっていた。その一団のそばにくっついていると、展示物を見ただけでは分からない情報を一緒に聞くことができて、ちょっと楽しく、得した気分だった♪*・・ところで森美術館は、まるで大型冷蔵庫のように冷房がキツくてほとんどの来場者は半袖なので、寒くて寒くて凍えていた。じっくり落ち着いて美術鑑賞できないほどの寒さだった。長袖スーツのアッキーがいたから冷房がキツかったんじゃないか?なんてジョークを言ってる人もいた(笑ともあれ、芸能人とかじゃなく 一国の『ファーストレディ』に遭遇できちゃって超ラッキーな休日となった~ 会場内には、コルビュジエデザインのソファなどに実際に腰掛けられる場所が何カ所かあった。さすがにとても座り心地のいいものだった♪ル・コルビュジエ事典 ル・コルビュジエ関連書籍一発検索*後日記*翌12日、安倍さんが突然の電撃 辞意表明!びっくりだよ~~(→9/12 ブログ)
2007.09.11
↑あ、そうそう ちなみに8/7 の冒頭に載せてたトトロは男鹿和雄展の折り紙コーナーで折ったもの.絵を見終わってクタクタな所にようやく座れるスペースとともに、このトトロの折り紙コーナーがありぐったりと腰を下ろして足腰を癒しながら難しい折り紙に取り組むというしくみに (?) なっている。折り方が意外と難しく、図を見ながら奮闘した。子供の遊びって、頭使うもんなんだなー。 ところで「男鹿和雄展」は夏休みのせいもあり、一般的な美術展と比べて、来客層が非常に多岐に渡っていた。ような気がする。子供連れでくる家族子供向け娯楽作品としてジブリに親しんでいる人例えば、極端に言うならば、「ウルトラマンショー」を見に行くような感覚で来場.大人の『ジブリずき』三鷹のジブリ美術館にも行っていてジブリ作品を全部見ていて語れるような人.アニメ業界人またはアニメ学校に通う人業界仲間として見に来ている?「この筆のタッチはさ~云々」とか「男鹿和雄が美術ボードを描いても実際の背景画は大勢のスタッフの流れ作業だろうからさ~ だから、ほらこっちのほうが絵心があるだろ」とか、内情っぽい事柄を話しながら鑑賞している人がいた私のように、単純に男鹿和雄の絵が見たくてくる人。子連れでもなく、ジブリマニアでもなく、同業者でもない意外と少数派であった...いずれにしても、見る絵の量が膨大で、折り紙して遊べて、映像作品の鑑賞コーナーもあってとにかく内容が盛りだくさんなので(盛りだくさんすぎるぐらいなので)展示会を3回に分けて、3回分の入場料を取れるぐらいの内容だった。「背景の美術シリーズ」のジグゾーだ~ジグソー 背景の美術シリーズ幻想-夜の大クスノキ(となりのトトロ) 300ピース(300-250)ジグソー 背景の美術シリーズクスノキと社(となりのトトロ)108ピース(108-247)*NEW !ジブリ 2008年カレンダー何日にも渡って とっちらかっちゃったのでまとめ. 8/7 ・・・ 「男鹿和雄展へ」 8/9 ・・・ 「感じたことなど」 8/10 ・・・ 「種山ヶ原のこと」
2007.08.10
おととい、男鹿和雄展の印象を粗っぽく書きなぐったまんまになってたので続きを・・・感じたことをいくつか。(ちょっとくどくどと書いちゃうかもしれないけど)・・・男鹿和雄の風景画に出会ったのは、かれこれ10年ぐらい前。絵を描く仕事をしている友人が「男鹿和雄画集(1のほう)」をみて勉強していた。バイブルのようにしていて、「これはすごいよ」と勧めてくれた。1996年発売の『男鹿和雄画集』その時に画集の中身をパラパラっと見させてもらって私自身もびっくりしたのを覚えている。森や木の緑色が、なんてバリエーションに富んでいることか。光に当たって輝く葉色や、影になって暗い葉色がなんとまぁ生きているかのように美しく描かれていてきっと、現実よりも現実らしいってこういうことかな、と思った。木や緑が大好きな私にとって強烈な印象となって残ったが残念ながら自分で「男鹿和雄画集」を購入することなくそのまま今に至っていた。・・・そういうことがあったので三鷹のジブリ美術館は特に行きたいと思ってないがこのたびの男鹿和雄展は、できればなんとかして行っときたいなと強く思っていたわけだ。こっちは最近発売された『男鹿和雄画集(2)』で、たくさんの作品を見てひとつ知ったこと。おとといも、ちらっと書いたが男鹿和雄というと、不透明水彩の印象があった。しかし「思ひ出ぽろぽろ」という映画の背景として描かれたものに淡彩の絵がたくさんあり、それがまた美しかった~(すこしレトロな住宅街や商店街など)すっごいな、プロなんだな、ワザの引き出しがいっぱいあるんだな。必要とされる状況で必要なワザをパパっと出すんだな。そしてこれまた おとといも書いたが、膨大な展示点数のひとつひとつが圧倒的にすばらしくってその作品力に圧倒されてフラフラになってしまいそうだった。どんな美術展に行っても「これ、特に気に入った♪ 脳裏に焼き付けて帰ろう!」と思うような作品がたいがい、ひとつやふたつはあるものだが今回見た男鹿和雄展では、それが 20や30や40や.. もう無数に有ってとてもじゃないけどひとつひとつまともに脳裏に焼き付けてなんかいらんない状況だった。ほんとクラクラになった。圧倒的なエネルギーにやられてしまった。とにかくすごい仕事師なんだな~ 男鹿和雄さんて。見に行って すっごい疲れたけど、本当によかった。*↑冒頭写真は、図録の画集とパンフレット、絵はがきなど ..『男鹿和雄展』図録、ちょっと高いけど買ったのだ.脳裏に焼き付けられずに帰ってきちゃった無数の絵を、この画集で家に持ち帰った.上記『男鹿和雄画集』と『男鹿和雄画集(2)』も会場にて販売されていたがそれらはいつでも楽天ブックスで買えるのでいずれお財布と相談しながら、注文しようと思ってる♪「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」→ 公式サイト『ジブリの絵職人 男鹿和雄展-トトロの森を描いた人。』→ 美術館サイト『東京都現代美術館:MOT』
2007.08.09
これ、行っとかなきゃなーと思っていた。不透明水彩の風景画の名人、というイメージの男鹿和雄 (おが かずお) さん。今日、久しぶりに体が半日ぽっかり空いたので、急遽行って来た。最近、仕事忙しくてフル回転だったもんなー。病気中に休んだ反動が来てる感じ?今日はせっかく時間ができたんだから、自分に栄養のある水をあげよう!・・・最近たびたび病院に行くにつけ、思うことがあった。「日頃、自分に対して有効にお金を使っているか?」。病院に行けば、そのたびに医療費と薬代合わせて、少なくとも2~3千円、多い時には1万円弱が一瞬にして、ひらひらと羽が生えたように出費してしまう。これは去年の歯医者ビンボー以上の危機的状況!しかし、もちろん医療費をケチるわけにも行かないので観念して出費する。そんな時、いつもなら2~3千円の出費に対して異常にストイックな自分に気づく。有意義なことであるならば、必要以上にストイックにならず自分のためにお金を使ってあげようよ。元気で歩き回れるならば、今のうちに見れるものを見たり食べたいものを食べたりしようよ。そういう意識が、最近の私に芽生えて来ている。・・とか言いつつ 前の日記 でも『布買い豪遊』してるし(汗・・・ま、そんなこともあって、貴重な空き時間に、自分のためにお金と時間を使おうと思ったわけさ。・・・前置きが長くなってしまったが「男鹿和雄展」、感想と印象を羅列すると男鹿和雄の絵は、圧倒的な迫力で、私は圧倒されっぱなし!すごすぎる・・・絶句。ほんと美しい。男鹿和雄の絵は、想像していたよりもはるかに小さいサイズである!職人技だー!!展示点数が多すぎる! 回るのに時間がかかりすぎ!混んでるよ!普通に一通り回ったら4時間半以上かかったよ!そして、常設展では岡本太郎の巨大壁画「明日の神話」が見れるよ!続きは明日にでもまたアップします.*この件について 後日にアップした分などのまとめ*・2007/08/07‥「男鹿和雄展へ」(本日分)・2007/08/09‥「男鹿和雄展で感じたこと」「風景画について」など・2007/8/10 (1)‥「種山ヶ原のこと」・2007/8/10 (2)‥「トトロ折り紙」「その他雑感」など男鹿和雄画集(2)「ジブリの絵職人 男鹿和雄展」→ 公式サイト『ジブリの絵職人 男鹿和雄展-トトロの森を描いた人。』→ 美術館サイト『東京都現代美術館:MOT』
2007.08.07
先日 (6/14) 、「取り壊されちゃうのがザンネン~」とか書いた文部省の旧建物・・・なんと取り壊されないらしい!!敷地内で取り壊したりして新しく計画される部分と保存する部分とがあるようだ で、この道路に面したシンボリックな立派な旧庁舎は「保存組」。なんだ~ヤッター♪ うれしいな。再び虎ノ門近辺に仕事で出向いたので、今度は交差点を隔てた対角線側からパシャパシャと写真撮ってきた。こーゆーの 残して活かせる日本でありたいよネッ♪ (なんつってエラソーに.. )文部省庁舎とは関係ないけど、検索してたら出てきた、おもしろそうな本・・・『写真集 幻景の東京』~大正・昭和の街と住い■内容情報■劇的に変貌してゆく大正・昭和の都市東京の姿を鮮やかによみがえらせるモダンな建築物の数々。空前の資料『建築写真類聚』から厳選した800点もの写真で構成する建築写真集。『街並の年齢』~中世の町は美しい■内容情報■日本とヨーロッパの街並を比較し、絵画・音楽・文学という多彩なジャンルのエピソードを交えて、混乱きわまる日本の街並を美しくする途を見出す。
2007.07.18
今日、打ち合せがあって久しぶりに虎ノ門へ行った。私にとって虎ノ門のシンボル、大好きだった文部省の建物が取り壊されつつあった・・・新しいビルになるのだ。赤すぎないシックな赤煉瓦の建物で、道路に沿って外壁がアールになってワイドな造り。とても目立つ存在で、古くて堂々とした立派な歴史的建築物という印象だった。重要文化財とかに指定されてなかったのだろうか。。ま、壊されて行くという事を見ると、文化財でも何でもなかったんだろうな。とてもザンネン・・-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- *後日記*どうやらこの建物は残されるらしい。→こちらの日記 へ-- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- -- --
2007.06.14
去年11月 に新井薬師で開催されてた展示会を見に行かせてもらった、陶芸作家の 月下窯 さんから個展の案内ハガキが届いていた。日程は 今月末の1週間・・・場所は今回は 千葉県・・・行きたいけど今月いっぱいはどうにも動きがとれそうにない(泣なので。開催地の近所の人もいるかもしれないし期間中に偶然、津田沼の丸善で買い物する人もいるかも知れないし。興味のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうかと。。月下窯(げっかよう)の器展3月22日(木)~3月28日(水)10時~5時(最終日は4時まで)津田沼駅南口前 丸善 3階ギャラリーもち、入場は無料。作家さんは毎日会場にいるそうなので質問したり話したりできそう。→ 前回、個展に行った時の、去年11/18のブログはこちらその時に購入して来た器は、これ~
2007.03.18
今日から3月。早いな~先日、地下鉄のお茶の水駅のモザイク画が素敵だとかちょっと書いたがせっかく3月の節目なので、3月の壁画をアップ~壁一面のどでかい壁画。まぁ、見慣れてる方も(見飽きてる方も)多いと思うけど 24節気の「啓蟄」の文字も入ってます.それにしてもこの写真の暗さ・・・なにしろ「地下鉄」、地下だから暗いのよ(笑)、もち照明は付いてるけど私の、解像度の低~い、感度の低~いデジカメではこの程度の撮影が限度かっ・・・ほんとはもうちょっと美しいんだけどな。具体的な形あるものではなく、大気や水の流れを思わせるような絵柄が粗めのカラフルなモザイクタイルを使用して表現されている。モネの絵じゃないけど、目を細めてみたり少し遠くから見るとそれぞれの色が混ざり合って「光」を感じるのだ~ スバラシイ!**印象派・モネの絵画*クロード モネ 「印象-日の出」 サイズ394*509mm
2007.03.01
3日に浅草へ初詣に出向いた 際に前から気になっていた上野の同潤会アパートにも寄って見てきた。・・・圧巻!場所は当然ながら浅草に近いのだが正確に言うと、地下鉄の稲荷町の駅の近くだ。「同潤会上野下アパート」。代官山の同潤会アパートも表参道の同潤会アパートも、もう無いけれど、ここにくれば現存の同潤会アパートが見られる。特に取り壊し等のウワサは聞いていない。当然ながら現在もお住まいの方々がいて、生活の様子が見える。居住者の方々に悪いかな・・・と思いつつ、目の前にそびえる同潤会アパートの存在感に圧倒されて、写真をパシパシ撮ってしまった。※ 見物に行くときは、あくまでもこの集合住宅は個人邸であることをよくわきまえて行きませうね.建物の出入口は、まだ記憶に新しい表参道にあった青山アパートと、どこか似ているつくりだ。そしてこれは「同潤会上野下アパート」と道を隔てた位置にある、長屋。というか、長屋の「名残り」。切り離されてこの区画しか残ってない。以前テレビで見たところによると、昭和初期、当時の落語家・林家正蔵さんがこの長屋に住っていて、通称「稲荷町の師匠」と呼ばれていたそうな。ちなみにその林家正蔵さんというのは、私の感覚では「林家彦六さん」と言った方がピンとくる。彦六さんの孫弟子にあたる春風亭小朝さんが、彦六さんの生前によく、テレビやラジオで口まねをしていたので親しみを感じるのだ~さらにちなみに、今の林家正蔵さんは、もと「こぶ平」ちゃんですネ.
2007.01.13
9日のケイタイ機種変更の時 に、リサーチしようと秋葉原にも寄ってみた。すると、意外な穴場空間として大好きだったアキハバラデパートが営業終了、閉館していて びっくりした。アキハバラデパートの中の充実した100均が大好きだった。アキハバラデパートの中の回転寿司も大好きだった。ショックー。再開発の波に呑み込まれたかぁ~~一昨年(2005)10月5日のブログ にも、その時のアキハバラデパートの姿があります.(上の写真とは反対側.)
2007.01.12
年初から良くない知らせ。なんと 暮れの30日に注文 していた『石田徹也遺作集』がキャンセル扱いになってしまった。楽天ブックスからメールが来て「・欠品・在庫切れにより商品が確保できなかったため ・予約商品のメーカー都合による販売中止」などのため、だそうだ。ショック~ こういうこと初めてだ~楽しみにしてたのにな~確かに今すごい売れてるというからな、、注文が集中して品切れになっちゃったのかな、、が!一応、商品ページを見てみると、注文時と同じ「在庫あり(1~3日以内に出荷予定)」になってるじゃーん!なんでぇ~?なんでぇ~?*もう1回、注文してみようか。どうしよう。一度買おうと決めたときの勢いが、、、ややダウン気味。。この画集とは縁が無かったのかなぁ、なんて思っちゃう。どうしよ。悩み中。
2007.01.04
仕事の帰りに、表参道に寄ってきた。ケヤキのライトアップが終了してから数年?経つが今年から「あんどん」をイメージした新しいライトアップが始まったと聞いたので。行ってみると、一見地味な、四角い青い柱状のでっかい物体が並んでいた。そう、一見「地味」。でもぶらぶらと表参道を歩きながら眺めているとなんとなく「美しいな~」という気分になってくる。青い光が幻想的で、ちょっと宇宙的な感じがする。表参道ヒルズの、無機的なイメージとよく合っている。たぶんこれが同潤会アパートだったら絶対に合わない。でも表参道ヒルズなので、新たな表参道を作り上げてるわけね。写真は、青山側を背にしてライトアップ(&表参道ヒルズ)を見たところ。右側にちょっと見えるのが表参道ヒルズ、左側が車道だ。*参考*>表参道akarium -omotesando akarium- のページ>「シブヤ経済新聞」の記事ページこの記事によると、赤やピンクや緑などの色にも点灯する時間帯があるらしい!!そっか、青だけじゃないんだ。他の色もちょっと見てみたい~「和」をイメージしてるとのことだけど少なくとも青い光は宇宙的でこそあれ、和ではなかったよー!
2006.12.16
新井薬師にある ギャラリー淡風荘 で行われている陶芸の展示会を縁あって訪ねてきた。「ギャラリー淡風荘」は、陶器・磁器・伝統工芸品をホームページ上で紹介する「トラッドマイスター倶楽部」で扱う品の、現物が並ぶギャラリー。参加している作家さんの作品が、期間ごとに個展として展示されるそうだ。現在は、陶芸作家 米出康人さん、岡のともこさんによる「月下窯 展」。コンパクトなスペースに所狭しと焼き物の作品が並ぶ 見て気になった作品については初日ということで顔を出されていた作家ご本人から説明を受けることもできた。で、迷いに迷った挙げ句、上写真3点お買い上げ~黄色い器は、「黄瀬戸」という手法の鉢だそうで、米出康人さん作品。小さい2つは、手びねりによる 岡のともこさん作品の小鉢。ちょっとゼイタクなお買い物ではあるが以前にも購入したことがあったのでおなじシリーズが、少しづつ家にたまっていくのが またウレシイ。。大事に大事に使おっと!
2006.11.18
ついについに、大好きなルソーの展覧会へ行ってきた アンリ・ルソー展(『ルソーの見た夢、ルソーに見る夢』)> 公式HPルソーの見た夢、ルソーに見る夢:東京新聞ルソーの作品そのものは10数点のみだが同時代のジャンルを同じくする作家の作品やのちにルソーに影響を受けた日本の作家の作品などの展示も充実し内容たっぷりな展覧会だった シアワセ~ ルソーの絵は、本やテレビだけでは伝わりきらない細かな筆致などを「じ~っ」と観察できた。 すてきだぁ~~~ ポ~ッ そしてよく言われる・・・「やくざ映画を観て映画館から出てきた人が、みんな肩をいからせて眉間にしわを寄せて、やくざになりきった気分でゾロゾロ出てくる」っていう現象私も、それと全くおんなじ・・・恥ずかしながら「絵を描きたい! 何かを表現したい!」という創作意欲モリモリな気分で、意気揚々と帰途に着いたゆ~かりであった。←この写真の右下に写っているのは、20年近く前から大事に大事に愛読している、新潮芸術文庫「ルソー」。なんと初版が昭和50年。これは平成元年の第7刷という年代もの(?)だ~(↓これ『ルソー』> セブンアンドワイではこちら・参考・Henri Rousseau 洋書(ペーパーバック)
2006.11.14
用があって表参道ヒルズに。実は初めて行った。通りを車でビューンと通り過ぎたことはあったがオープン直後は混雑してるみたいだったので敬遠したまま 今に至っていた。表参道のスロープにそのまま合わせためずらしい建築はとてもいい空間を提供していた。が、やっぱり同潤会アパートがない表参道は表参道じゃないようで原宿っぽさもないようで寂しい気持ちになった・・・表参道ヒルズ内のスロープは歩くところがたくさんあってそのせいか、指のけがはドクドク脈を打って痛みもぶり返してちょいツラかった。
2006.10.17
今朝のテレビで、ルソー展が開催されるのを知った。今日からだ。> 公式HPルソーの見た夢、ルソーに見る夢:東京新聞何を隠そう、ゆ~かりはルソーが大好き。(教育論のほうのルソーではない・・・笑アンリ・ルソーの絵は、一説にはヘタうまだとか、いや「ヘタだ」、とかこれを芸術と言っていいのか? とか 色々と議論はあるらしいけどうんにゃ、すっごく奥行きを感じる幻想の世界は独特で植物のもつ生命力のおどろおどろしさとか繊細なグリーンの色味とか 画面の湿度感とか・・・なんとも どっぷり サイコー ルソー展の副タイトルは~アンリ・ルソーと素朴派、ルソーに魅せられた日本人美術家たち~ 。ルソーの作品そのものの点数はさほど多くないがルソーに魅せられた日本人画家の作品も展示されるという。世田谷美術館にて12月10日まで。ぜったい行かなくちゃなー
2006.10.07
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