佐遊李葉  -さゆりば-

佐遊李葉 -さゆりば-

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

vyゆりyv

vyゆりyv

カレンダー

カテゴリ

カテゴリ未分類

(0)

露野

(129)

心あひの風

(63)

孤舟

(59)

かるかや

(68)

蒼鬼

(253)

光明遍照

(53)

山吹の井戸

(52)

きりぎりす

(217)

遠き波音

(50)

羅刹

(193)

コメント新着

vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -193-(10/05) 千菊丸2151さん いつもお読みいただいて…
千菊丸2151 @ Re:羅刹 -193-(10/05) 是非このブログを残してください。 ゆり様…
vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -192-(09/14) 千菊丸2151さん だらだら更新に最後まで…
千菊丸2151 @ Re:羅刹 -192-(09/14) 漸く完結しましたね。 ちょっと後味が悪い…
vyゆりyv @ Re[1]:羅刹 -190-(09/08) 千菊丸2151さん 花山院皇女は惚れた弱み(…

サイド自由欄

QLOOKアクセス解析
2011年12月14日
XML
カテゴリ: きりぎりす
「誰だ?」

 無邪気に問う獅子王に、堀河はなげやりな口調で呟いた。

「源頼政」

 それを聞いた獅子王は、わずかに眉をひそめた。それを見逃さなかった堀河は獅子王に聞いた。

「頼政殿を知っておるのか」

 獅子王はうろたえたように視線をさ迷わせたが、口ではきっぱりと言った。

「いや、知らぬ」

 またいつものことだと、堀河は諦めた。獅子王はどうやら武士らしいから、同じ武士の出の頼政ともどこかで会ったことがあるのかもしれない。

 それでも、獅子王は頼政のことが気になるらしく、いつものように堀河の肩から重い唐衣を取り去りながら、さりげなく聞いた。



 堀河は少し意地悪な気持ちで答えた。

「昔の男に決まっておろう」

 それを聞いた獅子王の手はぴたりと止まった。堀河は不審に思って背後の獅子王を振り返ったが、獅子王はその視線を避けるかのように、堀河の唐衣と裳を持って屏風の陰に引っ込んでしまった。


にほんブログ村 小説ブログ 歴史・時代小説へ
↑よろしかったら、ぽちっとお願いしますm(__)m


↓十二単を着た私(笑)。一番上に着ている丈の短い赤い着物が「唐衣」、後ろに長く引いている白いものが「裳」です。この十二単は平安時代のものよりかなり簡略化されたものですが、それでも結構ずっしりと重いです。。。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年12月14日 16時24分49秒
コメントを書く
[きりぎりす] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: