しばらくぶりですね。ご無沙汰です。
桜の季節も終わって、新緑の季節ですね。
春休み中に、いちご(娘)の気持ちが深海魚級に落ち込んで
これは危ないと思いました。
いちごの気持ちを聞いたお友達が
「親に話した方がいいよ」
って言ってくれて、いちごの気持ちを聞くことができました。
そして、「東京に行きたい」と。
別の東京の友達が心配して、
「東京に遊びにおいでよ」って言ってくれたらしいのです。
すぐに東京に行く予定を立てました。
これは不要不急ではない。いちごの緊急事態だ。そう思って。。。
結論から言うと、この東京での日々がいちごを生き返らせました。
目が輝き始めました。
東京で育ったいちごはやっぱり、都会の風を身にまとっているんですよね。
東京で通っていた塾の先生に会いに行って、
話をしているうちに、みるみる目が輝き始めるいちごをみて
やっぱり、この子は東京で出会った人達といる空気感で安心できるんだと思いました。
そして、その塾の先生のアドバイスで希望がもてたという提案が
「東京の全寮制の高校はどうかしら」でした。
東京の高校の話をしていくうちに、水を得た魚のように活き活きしはじめて、
深海魚級だったいちごが海上に浮上してきて息づきはじめたのがわかりました。
地方の高校しか選択肢がないと思っていたいちごにとって
東京、都会という選択肢があると知ったことで
生きる希望が湧いてきたのです。
そして、いちごは、東京滞在中に以前の小学校でのお友達とお茶したり
一緒に遊んだりしたりする中で、確実にがんばれる力をもらってきました。
親として、この子にしてやれることはなんだろうかと考えた時
この東京での滞在で感じたいちごの変化を思うと
都会での全寮制の高校も選択肢にいれた高校受験を考えてやるべきかなと。
こちらに帰ってきてからは、寮がある高校でいちごに合いそうな都会の高校を探しました。
そして、とりあえず、1校みつけました。
その高校を受験することを目標において、
いちごは、こちらでの生活をがんばるようになりました。
2年生になって1週間ですが、朝も起きれるようになって
頑張って、学校生活の1日を送っています。
クラス替えになっても、女子のグループには入らないいちごの休み時間は
自習ノートで勉強してるんだそうです。
とにかく、毎日元気にご飯をよく食べ、学校で過ごし、勉強も頑張れる
なんて、別人のいちごのようですが、
東京での再会がいちごを別人にさせたのですよね。
ひとまず、生きる力がみなぎっているいちごをみれて
ホッとしています。
やっぱり、ここでの生活が合いにくいんでしょうね。
私にとってここでの暮らしは、東京よりも格段に過ごしやすいのですが
いちごは都会の人たちの空気感を好むようですわ。
まぁ~、いちごが本当に目標を達成して寮に入ったら
私たち家族の生活もまた一変するんでしょうね。
私も、いちごがいなくなったら、普通に働いて稼ぎたいですね。
私は私でそんな生活を夢見ながら、うつを寛解へ持っていく目標をたてました。
いちごが国公立の道に進んでくれるなら
私はこのまま働かない生活を選択しようと思っていました。
でもさすがに、都会の私立で寮となると、話は変わってきます。
私立はお金がかかりますが、それ相応の施設と教育環境が用意されているので
公立とは違った魅力があるんですよね。
都会と違ってここは公立王国なので、進学校といえば、公立高校になるのですが
都会では、私立にたくさんの進学校があるので、
恵まれた教育環境の中で多様性のある高校生活を送ることができるんですよね。
多様性のある高校っていうのが、いちごにとってとても大切で
この地域の集団を重視した人間関係がつらいようなんですよね。
転勤族の娘だった私からしたら、転校して学校に適応できなんて
なんて甘いんだろうって思う面もありましたが、
そんな考えを改めました。
もちろんいちごの発達障害的な一面が、適応させづらくさせているのだとは思いますが
それ以上に、これがいちごのキャパなんだろうなと
ありのままのいちごを受け入れるように努力しました。
大切な一人っ子ですしね。
私にとって、いちごのがんばる姿が何よりの回復薬になりそうです。
いちごががんばる姿をみれて、私も以前より前向きに生活できています。
お弁当を作ることも諦めていましたが、
いちごの強い希望から、私も頑張ってお弁当を作ろうと思い始めて一週間。
とりあえず、一週間、お弁当作りのミッションコンプリートです!
すごいな、私。しんどいときは、学校給食弁当を利用しながら
できる範囲で、簡単なお弁当作りをがんばっていきたいと思います。
日本語ボランティアも始まりました。
外国人に日本語を教えるボランティアですが、
日本語能力検定のN3を受験したい人が担当なので
N3の受験対策をメインにやっていきます。
とりあえず、初回を楽しくできたので、うれしい限りです。
私も少しずつ前に進んでいるようです。
この調子でゆっくりと寛解へ向かってくれたらいいな。