いちご(娘)が精神科の初診に行ってきました。
診察結果は、環境になじめず、抑うつ状態だということでした。
いちごの場合の抑うつ状態は、うつ病とか病気ではないということで
今後は通院して、先生と話をしながら様子をみていくということになりました。
精神科通院の再診は5分診療なので、話をするには短いのではないかということで
スクールカウンセラーを勧められたのですが、
いちごはスクールカウンセラーの先生が苦手で、かつ
みんなにばれるのが嫌だからと断固拒否。
そんないちごに、精神科医が5分でよければ、その中で話をしていきましょう。
と言ってくださったので、精神科医と話をしていく方向になりました。
今までいちごの診断のために出会った精神科医が、
あまりにもひどかったので、今回の先生のような優しさを感じられたことが
いちごも私も今後の通院の安心材料のひとつになりました。
会話を通して行っていく心理教育や認知行動療法は
私が身をもって経験している回復への道です。
今、私がこうして前向きに、体も心も動きはじめている最大の要因は
まぎれもなく心理教育や認知行動療法。
もちろん、薬物療法を目いっぱい行った上での、デイケアとカウンセリングと診察のたまもの。
そう思えるようになったのも、
私の主治医が教えてくれた「積極的治療」方針のおかげです。
主治医は自分でも精神神経科の異端児といっていました。
だから、これまで私がショック療法と言ってきたつらい治療も
積極的に治療するための厳しい治療だったんです。
デイケアでいろいろあったりして、これまたショックを受けながらも
診察やデイケアでのいろいろな問題をカウンセリングで受け止める
という手法で、治療をしているんだそうです。
道理で、うつ病のデイケアは珍しいと思っていましたが
他の精神科医とは全く異なる視点での治療方針で
クライアントを治療していたんですよね。
主治医やデイケアスタッフやデイケアでの日常で揺さぶられ
いろいろなことを考えさせられて、気づきを得ることを目的とした
うつ病の治療だったんです。
それに2年半かかってようやく気付きました。
ほんとに、主治医やスタッフにまんまとしてやられましたよ。
だからこそ、いちごがこれから精神科医と関わる中で
少しずつでもいいから、心の課題を克服していってくれることを願っています。
いちごの精神科は普通の精神科のようなので、厳しくはなさそうですわ(笑)
今日はこれから、いちごの心理検査を受けに行ってきます。
暑い日が続きますが、みなさんもご自愛くださいね。