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2013.02.27
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金融緩和否定派の手口を暴く 「隠れ日銀」の経歴にも要注意


【湯浅博の世界読解】卑劣な“異形の大国”を知る 照射、サイバー攻撃、接待…

この数年、欧米紙が“昇り龍”の中国を伝えることがあっても、
日本を報じることはめっきり少なくなっていた。ところが、安倍晋三首相が登場して以来、
連日、アベノミクスや尖閣情勢を取り上げない日がないくらいだ。
もっとも安倍政権が誕生したさいには、首相が「タカ派」で「軍国主義」だから、
彼を選んだ日本という国は「右傾化」の鬼が住んでいるようなイメージで書いた。

米紙ワシントン・ポストは早くも昨年9月に、
日本が右傾化して「第二次大戦後、最も対決的になっている」と報じた。
ニューヨーク・タイムズの1月3日付社説では、
安倍首相を「右翼の民族主義者」にしてしまった。


日本に好意的な論評が目立ち始めた。

英紙フィナンシャル・タイムズは、安倍政権のデフレ対策は成果を上げつつあり、
中国とのいさかいも民族感情に訴えることなく、かつ毅然(きぜん)と対処した。
農業ロビーを敵に回さずに、TPP交渉に参加する道を開いたと明快だ。

確かに安倍首相訪米は、周到な準備と決断が功を奏したものと思う。
だが、1月末から訪米までの間に、日米中の間に何があったかを考えると、
日本が対峙(たいじ)する中国こそ卑劣な“異形の大国”である事実が分かってきたのだ。

第1に、日本政府が今月5日、東シナ海で海上自衛隊ヘリや護衛艦に中国艦艇が
射撃管制用レーダーを照射した事件の公表が大きい。レーダー照射の「ロックオン」は、
ミサイル発射に直結する準戦闘行為と見なされ、
パネッタ国防長官でさえ、中国海軍の無謀な行動に懸念を示した。


中国からサイバー攻撃を受けていることを1月末に報じた。2月になると、
米企業や政府機関に対するハッカー攻撃に、上海を拠点とする人民解放軍部隊
「61398」の関与が濃厚だとする民間報告書が発表された。

軍のサイバー闇討ち部隊が、米国のインフラそのものを破壊する準備を行い、
政府機関や先端産業のデータまで盗み取っていたことが明らかになった。


今度は17日付WP紙が報じた。中国が「米議会スタッフ招聘(しょうへい)プログラム」
をもち、文化交流を名目に買収まがいの視察旅行を施していたとの調査報道だ。

議会関係者の海外旅行は、2011年までの6年間に803回にのぼり、
最大の資金提供者は中国であった。

議会上級スタッフだけで、同時期に中国から200回以上も招待された。
北京では米系の高級ホテルに宿泊し、中国高官と面会し、豪華な宴会が催される。
招待者は議員、スタッフ、ジャーナリストに及ぶ。

中国専門家の中には、尖閣争いで米国が日本へ深入りすることをやめるよう提言する論評
もあった。背後にちらつくのは、中国からの情報工作で、研究者に合法的に資金を提供し、
要人との会見という便宜供与も含む。米国にあることは、日本にもある。

だが、これらを調査報道で軌道修正していく米紙の力量もさすがで、
米国の知的水準の高さを示している。(東京特派員)




【内容情報】(「BOOK」データベースより)

「日本に来たことが私の最大の幸運」
共産党による思想教育、文化大革命、天安門事件を経て祖国に幻滅し、
日本に帰化した著者の“魂の変遷の記録”。
「中国は共産党の“政治的道具”でしかない」と、著者が絶望した中国の内情とは?
そして、著者が見惚れ安息の地を求めた日本の美しさとは?
祖国を捨てた男の覚悟と哀しみに触れる。


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最終更新日  2013.02.28 00:04:38
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