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読者から物語の種を募集して、それをもとに作家が短編を書く、と言うコロナ禍ならではの面白い企画。リモート会議、3年ぶりに再開したお祭り、ヤモリ、宝塚ネタ、など10編を楽しませてもらいました。特に、中学生時代に「図書館戦争」を朝読で読んでいて、トゲが刺さったままだった投稿者さんの種から紡いでくれた物語はトゲがスポッと取れた感じでスカッとしました。さすがプロの作家さん!物語の種 [ 有川 ひろ ]
2023.10.04
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猫目線の表現が面白い。7編のうち1と2が「旅猫リポート」の外伝。3猫の島は読んだことがあるな、と思ったらアンソロジー「ニャンニャンにゃんそろじー」の中の一編でした。「アンマーとぼくら」の登場人物が猫で繋がっていて懐かしく感じました。5シュレーディンガーの猫はシュレーディンガーって何?と気になってウィキペディアで調べたけどよく分からず、内容は素敵な夫婦のお話だったのでほっこり。7みとりねこは「看取り猫」のことかな?まあ、人間生活の中に猫が関わってくることで、心が豊かになりますね。言葉が通じないから。みとりねこ [ 有川 ひろ ]
2022.01.17
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「有川浩」から「有川ひろ」になって初めての作品です。映画やドラマ、映像制作の現場の意外な裏側が分かります。癖の強い監督や助監督のパワハラ、モラハラ、セクハラ。天気や気温にも左右されるスタッフの苦労。主人公良井良助(27歳)が想像力を駆使して会社の上司にも助けられ、成長していく姿にドキドキしながら読みました。イマジン? [ 有川ひろ ]
2021.11.10
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猫好き作家さんたちのアンソロジーです。短編小説と漫画がミックスされていて、「猫より犬派」という人にもおすすめです。ニャンニャンにゃんそろじー [ 有川 浩 ]
2019.02.23
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子供のまま大人になったような父。それを冷めた目で見る息子。こういう男性はしっかりした女性と結婚するんですよね。小学校の時に教師だった母を亡くし、北海道で祖母と暮らす息子。カメラマンの父は相変わらず撮影旅行ばかりで家にはいない。母の死後1年もたたずに沖縄の女性と再婚し転校する。義母はすごくいい人なんだけど、素直になれず、父の実母への愛情を疑う。実母が死ぬ前に言った言葉「お父さんは子供なのよ」と、言った言葉を思い出す。素直になれない父と息子。ちょっと泣ける作品ですアンマーとぼくら [ 有川浩 ]
2018.12.20
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「施設にいるからかわいそう」って思われたくない施設の内情を知らない人は、「親と暮らせない子供はかわいそう」と思ってしまうが、実の親に虐待されたり育児放棄で学校にも通えない子供が施設に入所するので、親と暮らすより幸せだという三回の食事が普通に食べられて、学校へも通えて、相談できる職員もいて、安心して眠れる。高校へ進学すれば18歳まで入所できる。ところが退所してしまうと、だれにも頼らずに独り立ちしなければならない・・・帰る場所がないそこで、実家のように気軽にふらっと帰ってこられて、職場のことを相談できたり、無目的な場所が必要になってくる有川さんの筆致でぐいぐい読ませる内容です【楽天ブックスならいつでも送料無料】明日の子供たち [ 有川浩 ]【内容情報】(「BOOK」データベースより) 三田村慎平・やる気は人一倍の新任職員。和泉和恵・愛想はないが涙もろい3年目。猪俣吉行・理論派の熱血ベテラン。谷村奏子・聞き分けのよい“問題のない子供”16歳。平田久志・大人より大人びている17歳。想いがつらなり響く時、昨日と違う明日が待っている!児童養護施設を舞台に繰り広げられるドラマティック長篇。
2015.01.23
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地元の新聞に連載されていた時は、たしか『図書館戦争』を読んでいたような・・・そしたら、ほぼ同時に映画が公開されて、あわてて読みました愉快、痛快、爽快さあ映画観に行くぞちょっと一言:お役所は融通が利かないと言われるけど、公平性がなかったり、賄賂が横行したりしたら、アジアのどこかの国のようになってしまいますよ【内容情報】(「BOOK」データベースより)とある県庁に生まれた新部署「おもてなし課」。若手職員の掛水史貴は、地方振興企画の手始めに地元出身の人気作家・吉門に観光特使を依頼する。が、吉門からは矢継ぎ早に駄目出しの嵐ーどうすれば「お役所仕事」から抜け出して、地元に観光客を呼べるんだ!?悩みながらもふるさとに元気を取り戻すべく奮闘する掛水とおもてなし課の、苦しくも輝かしい日々が始まった。地方と恋をカラフルに描く観光エンタテインメント。
2013.05.21
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猫の一人称語り旅物語・・・夏目漱石の「吾輩は猫である」を思い出したのは私だけ猫好きに限らず動物好きにはたまらないお話です「確かに猫ってそういう態度とるよな~」って感動しまくりでも最後は、うるっ【内容情報】(「BOOK」データベースより)さあ、行こう。これは僕らの最後の旅だ。一人と一匹が見る美しい景色、出会う懐かしい人々。心にしみるロードノベル。
2013.05.02
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『三匹のおっさん』の続編。三人のチームワークが面白くて、あっという間に読了しました今回は「今どきの年寄は・・・」と言いたくなる人々が登場還暦を過ぎても不良高校生と同じような言い訳しかできない年寄たちに茫然とする三匹のおっさんが見ものです。次作もありそうなので、楽しみです【内容情報】(「BOOK」データベースより)ご近所限定正義の味方、見参!武闘派二匹&頭脳派一匹が町のトラブルに立ち向かう還歴ヒーロー活劇シリーズ最新刊。
2013.03.26
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物語を売る女性作家と一番の理解者である夫の話が2編。Side:AとSide:Bが似た内容なのに、まったく別の感動を与えてくれるさすが、有川さんですね、泣けました【内容情報】(「BOOK」データベースより)小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けたー。極上のラブ・ストーリー。「Story Seller」に発表された「Side:A」に、単行本のために書き下ろされた「Side:B」を加えた完全版。
2012.12.21
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遅ればせながら、文庫を買って読みました。「三匹のおっさん」を先に読んだので、そのイメージでいたら、とんでもございませんでも、戦闘シーンは似てるかも続けて「図書館革命」と「図書館危機」も読まなくちゃ最近あまり読んでないから勢いで読みます【内容情報】(「BOOK」データベースより)2019年(正化31年)。公序良俗を乱す表現を取り締まる『メディア良化法』が成立して30年。高校時代に出会った、図書隊員を名乗る"王子様"の姿を追い求め、行き過ぎた検閲から本を守るための組織・図書隊に入隊した、一人の女の子がいた。名は笠原郁。不器用ながらも、愚直に頑張るその情熱が認められ、エリート部隊・図書特殊部隊に配属されることになったが...!?番外編も収録した本と恋の極上エンタテインメント、スタート。
2011.11.23
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痛快、三世代交流ホームドラマって感じかな・・・有川浩さんは初めてです。文章の切れがいいので他のものも読んでみたいと思います。いまどきの60歳はたしかに若いしかし、残念ながら、実際は戦後生まれの60代はこれほど立派ではありませんここに出てくるおっさんは剣道や柔道の心得があるんです。だからドラマになるのかな~【内容情報】(「BOOK」データベースより)「三匹のおっさん」とは...定年退職後、近所のゲーセンに再就職した剣道の達人キヨ。柔道家で居酒屋「酔いどれ鯨」の元亭主シゲ。機械をいじらせたら無敵の頭脳派、工場経営者ノリ。孫と娘の高校生コンビも手伝って、詐欺に痴漢に動物虐待...身近な悪を成敗。
2011.06.20
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