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主人公である高校生「茜寧」の目線から描かれる世界と他の登場人物の目線で描かれる部分が、章ごとに変わるので初めは頭が混乱して読むのに時間がかかった。愛されたいがために自分を演じる「茜寧」と、嘘が着けず、腹を割って話をしたいと思う「逢」の関係にイライラする。親や友達に対しても素の自分をさらけ出せないなんて疲れるだろうな、死にたくもなるよな、と思ってしまう。でも「そのままの自分でいて」とか「そのままの君が好き」とかいう歌詞の歌には私も共感できない。歳を重ねれば解決するのかな。腹を割ったら血が出るだけさ [ 住野よる ]
2022.12.27
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『100日後に死ぬワニ』のブログを更新したとき、『君の膵臓をたべたい』に似ていると思った。けど、ブログにUPするのを忘れていた。2017年5月に読んでました。もう3年も前だけど、読後の衝撃は忘れられません。すごい作家さんが出たな~その後映画も見たけど、最後のところが原作と少し違っていて、それはそれで面白かったな。『君の膵臓をたべたい / 住野よる 【本】』
2020.04.28
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タイトルのとおり、青春の青、若さゆえの心の痛み、人生経験のなさからくる脆さ、若い人が読むと涙が出るほど共感するかもしれないけれど、中年の私が読むと、すごくいらいらする。自分の頭の中だけで妄想を膨らませていないで、直接相手に聞いてみれば解決するのに、なんでしないの?こうして人は成長していくのか、変わっていくのか、無関心でいるよりは悩んだ方がいいと思うけど、自分の殻に閉じこもっていては危険です。青くて痛くて脆い [ 住野 よる ]
2019.10.24
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2年くらい前『君の膵臓をたべたい』を借りて読もうと思ったら、貸し出し中で予約もいっぱい。何か月待つか分からない。そしたら、第二作が新作書架に並んでいたので、とりあえず、先に読んでみようかなーっと。もう、不思議な世界観にびっくりしました。言葉で表現しようがない、私の語彙では・・・女性作家だと思い込んで読んでいたら男性だそうで、もうそんなことはどうでもいいくらい魅了されました。また、同じ夢を見ていた [ 住野よる ]
2019.05.14
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