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6篇の短編集。全てが新型コロナのパンデミック絡みの話。タイトルは「罪」+「パンデミック」という意味かな。最初の3篇は怖かったけど、後の3篇はなんとかハッピーエンド感があってよかった。パンデミックのおかげで?生まれた物語でした。ツミデミック [ 一穂ミチ ]
2024.01.31
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短編集というよりショートショートという感じ。13の物語。違う世界が次々に現れてまさにタイトルのモザイクのようでした。一穂ミチさんの頭の中には小さな抽斗が無数にあって、それを自由に出し入れして、混ぜ合わせたり膨らませたりして、自由に物語を紡いでいくのだな、と感じた。特に「ごしょうばん」は人間の無意識の残酷さみたいなものを短文でうまく表現しているな、と思った。うたかたモザイク [ 一穂 ミチ ]
2023.06.21
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生まれも育ちも違う二人の女性が、お互いに無くてはならない存在になっていく。読み終えて、胸がじわじわ熱くなるような不思議な感じになった。年が10歳以上も離れた兄弟ってどんな感じなんだろう。光のとこにいてね [ 一穂 ミチ ]
2023.05.04
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初めての作家さん。途中まで読んで「パラシュート」の意味が解った。30歳で崖っぷちなんて、男性は考えもしないだろう。日本の女性は21世紀の今でも差別や偏見で苦労している。少子化の原因は女性のキャリアを積むことができない社会環境と低賃金にあるのではないかと思った。他の作品も読んでみよう。パラソルでパラシュート [ 一穂 ミチ ]
2023.03.29
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