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ここのところ何かと空回りをしているような無力感に襲われることが多い。徒労と感じると疲労感は強くなる。しかし、そこで努力を止めてしまえば、それまで積み上げたものが本当に無駄になってしまう。それだけは避けたいと頑張ってきたら、徐々に風向きが変わり始めているようだ。帰宅するとアンソロジーのゲラが届いていた。今回の校正は1回限りなので、悔いのないようにしっかりとやらなけらば、と力が入る。エッセイ集の方は、横浜の紀伊國屋のフェアにようやく追加してもらえる目処が立った。フェアは残り一週間だけれど、少しでも店頭に並べばうれしい。一度自分の目で見に行こう。5月も今日で終わりである。昨日からの雨もようやく上がって、明日は衣替えに相応しい夏日になるらしい。ここで気分を入れ替えて、さあ、新しいスタートに立とう。
2005年05月31日
一日中雨が降り続く。通勤にも久しぶりに折りたたみでない傘を差した。しかも気温が上がらず肌寒いくらいに感じられる。テレビで見ていると全国的には晴れて扱ったようなのに…。夜に入って雨はさらに強くなっているくらいで、時折風も強くなる。二子山親方の訃報が入った。病が重いとのニュースは気になっていたが、五十五歳とは…。自分と十歳しか違わなかったのかと、ちょっと虚を突かれた感じがする。休み明け、一挙に仕事が入った。今週からしばらくはちょっと忙しくなりそうだ。月曜日は何となく気が重くなり勝ちなのに、雨まで降って、こんなに寒いと気分まで湿って縮こまって重くなる。それでも、家に帰ると、母のお友達が、私のエッセイ集を読んで、得意の書で、百人一首にとられている紫式部の和歌を書いて送ってくださったのが届いていた。料紙を変えて三枚、いずれも美しく感激してしまう。もう一枚は儀同三司母の「忘れじの…」の歌。この歌がお好きなのかしら。このせつない感じは私も大好きなので、これもうれしい。うふふ、これでもう気分はすっかり入れ替わってしまった。
2005年05月30日
意外に晴れているし風もあるので、朝から洗濯をし、観葉植物などの手入れをする。そして、昨日に続いて部屋の片付けに精を出す。予定どおりに押入れ整理棚を組み立て、辞書の類をまとめてみることにする。十年近く一人暮らしをしていたので、大抵のことは自分でできるのだが、このラックの組み立ては極めて簡単だった。問題は本の選定である。使い勝手を考慮するとやはり大きい辞書は入れられない。白川静の三部作や広辞苑、大言海はこの時点で落選である。目的は「週末エッセイスト」として物を書くときの資料をなるべくまとめることで調べる手間を惜しまないようにしようというものなので、字典・事典・辞典に限らず年表や図表の類も少し取り込むことにする。その結果が一応の完成をみたのが、写真のとおりのワゴンである。文庫判の辞書も案外あるので、ワゴンの奥行きを活かして、得意のティッシュの空き箱に納めて左上段の右側にまとめた。中途半端に残る段には左中段に少し大きな資料を、右上段には空き缶を使ってメモ用紙や付箋、筆記具などの文房具の予備を入れてこれもちょうど具合よく納まった。これで手軽に調べ物ができるぞと、それだけで何だかとても満足、安心してしまう。が、本の大移動で部屋の中はまだまだ片付いていない。とほほ…。紙袋に入ったままの資料を少しずつでも整理しなくては、綺麗になるものではない。
2005年05月29日
穏やかな一日。専ら休養に努める。午後から生活雑貨や食品を買い込んで、明日一日の引きこもり準備をする。3割引のバーゲンで押入れ整理棚を買ってしまい、重いので一旦家に帰り、出直したショッピングセンターで食品のほかに本もまた少し買ってしまう。押入れ整理棚はブックトラックとして辞書など、頻繁に使うものを入れて机の傍に置くつもり。消費税込みでちょうど2千円だったので飛びついてしまった。でも組み立ては明日にしよう。写真は、日比谷公園の藤。複雑な絡まり方が何だか突然に気になってしまい、何枚も写真に収めたのだけれど、なかなかあの面白さは出せないものだ。
2005年05月28日
職場に近い書店に昼休みに立ち寄る。そこで私のエッセイ集が書棚に1冊並んでいた。エッセイのコーナーの一番下の段だったけれど…。本当に一般の書店で自分の本が売られている。注文販売ではなく、棚に並んでいることに著者としては興奮してしまう。なかなか人目にはつかない場所ではある。実際に目を留めて手にとってくれる人がいるのかどうかは大いに疑問であるけれども、今の私にとってはそれはあまり重要な問題ではない。もっとも、少しでも目立つように、自分で手に取り、棚から少しだけ背表紙を引き出した状態で戻しておいたりしてしまうのだけれど。
2005年05月27日
よく晴れた一日。仕事の切れ間があって、所用を済ませるために午後半日休暇を取る。日比谷公園も少し散歩。陽射しの強さは気になるが、木陰に入ると風は極めて涼しい。緑も濃さを増し、木々は新しい枝を伸ばしていて、空気が薄緑に色づいているような気がする。池の中では亀が珍しく活発に泳いでいる。その池の縁には魚を狙っているらしい緊張感を見せて猫が伏せているのも面白い。帰りに久しぶりに神保町に寄ってみると、珍しく探していた本が3冊も見つかる。いくら探しても全く見つからない日もあるのに、こんなふうに不思議とそういうものが一気に現れるこういう日もある。本が私の手元へやってくる日、それは間違いなく存在する。
2005年05月26日
6時50分ころのニュースで東海道線も横須賀線も「運転を見合わせている」ことを知り、遅刻を覚悟する。地下鉄と京浜東北線を乗り継いで何とか出勤。急ぎの仕事が入ってなくてよかった。それにしても「満員電車で各駅停車の旅」は普段の8割増しの時間と3倍の体力を使ったようだ。アフター5はクリニックの日。こちらは空いていたけど、薬局では待たされる。姪っ子と同じくらいだから3歳くらいだろうか、おしゃまな女の子が母親と一緒に薬を受け取りに来ていて、腕を伸ばしてカウンターの端に両手の指先をかけて存在をアピールし、薬剤師が名前の確認と薬の説明のために繰り返し名前を呼ぶとその度に「ハイッ」と自分も歯切れよくきりりと返事をするので、待たされている人たちも何だか微笑んでしまう。”お咳が少し苦しそうでした。早く治るといいね。”帰りの電車はゆったり座って。「クロ○ッサン」と日経新聞のリンボウ先生の記事を読みながら。9時半最寄り駅に着くと雲の晴れ間から大きな月が顔を出していた。
2005年05月25日
昨日は通り雨、今日は夕方からかなりの雨が降っている。相変わらず不思議と傘は使わずに済んでいる。何かと気ぜわしく、さほど疲れることはしていないと思うのに疲れが取れにくい。ページをめくるような作業を半日していたら肩凝りが急激に悪化、左手の親指の付け根も腱鞘炎のようになってしまった。痛みに耐えかねて痛み止めを久しぶりに飲んでしまった。早めに切り上げてマッサージを受ける。少しほっとする。疲れると無性に甘いものが欲しくなることがある。今夜もまさにそうで、我慢できずに帰りにコンビニでキューブチョコを買って2粒口にする。口の中でチョコレートがとろけると仕事に縛られた身体も解けていくようだ。これで身体のラインまで緩んでしまわなければよいのだけれど。
2005年05月24日
出張で午後の首都高速を走る。運転をしているわけではないのでぼんやりと窓外をみていると、路上に黒い塊が見える。カラスだ。自動車に轢かれたのだろうかと嫌な気がしてみていたら、カラスは路上にすっくと立っているではないか。片側二車線の路上、車は高速でひっきりなしに通っているのに、カラスは慌てる様子もなく、二列の車と車の間を小さなサイドステップで器用にかわしながら…。と見るうちに私たちの車の後ろへと風景として流れて行ってしまった。アスファルトの道路の上に何故いる必要があったのだろう。すぐに飛び立つ様子もなくいったい何をしていたのだろう。それにしても、あのステップ、見事だったなあ。
2005年05月23日
昨日に続いて部屋の片付けをする。それにしても、古い家はやはりコンセントがどうしても不足する。いけないと思いながらも延長コードに蛸足配線となる。電気がなければたちまち生活に不自由することになるなあと改めて思う。雑誌類の整理のほか、空き箱などを片付けるとずいぶんな量のゴミが出る。それでもさほど片付いた気がしないのは困りものである。資料や書類を整理しなければ部屋が綺麗になることは望めないが、その整理にはずいぶん時間がかかる。整理するよりも集めてくるスピードの方が圧倒的に早いのだから仕方がない。資料自体も私の知識も、もう少し蓄積がなければ収集のスピードは落ちないだろう。午後、必要なものがあって近くのスーパーへ出掛けた。小さい子供を連れた家族連れで混雑が激しい。しつけがいかがなものかと思われる人も多くてげんなり、休日のスーパーなどやはり行くものではないと再認識する。早めに入浴して髪も染めてのんびり…と思っていたら、夜になって筋肉痛とは異なる背中の痛みに襲われる。左腕もしびれている。気づかないうちに疲れが溜まっていたのだろうか。
2005年05月22日
結局買い換えることになって注文していた冷蔵庫と電子レンジが届いた。部屋に入れてみると思っていたよりも高さがあって、ガス台周りが使い辛くなることがわかたので、一念発起してダイニングキッチンの模様替えをする。食器棚と冷蔵庫を中心に大移動となったが、計画通りにうまく収まり気分がよい。他には鉢植えの手入れなどもして身体を動かす。そして心地よく身体が疲れた。のんびりと入浴をして汚れと疲れを落とす。ゴロゴロとしながら眠くなるまで買いこんでいる本を読もうと思う。今夜は気持ちよく眠れそうだ。
2005年05月21日
朝から通勤電車が遅れて、不吉なスタートの一日。車内は送風だけだった昨日と違って冷房が入っていて、車内に缶詰になっている間に身体が冷えてしまった。結局すっかり仕事に追われてしまった。用事を済ませて夕食も摂らないまま帰宅したのは11時。頚から肩がすっかり凝ってしまったので。今夜はここまででギブアップ。
2005年05月20日
昼もアフター5も会食となった。最近気にかかることを話しながら暑い日に相応しく鰻など食す。帰りの電車が品川・川崎間で安全確認のために止まってしまって、またグッタリ。それでも、遅れは良いから安全だけはしっかりと確認してもらわなくては…とつい思ってしまうのは福知山線の事故の記憶が鮮明すぎるから…。風は昨日に続いて、時折強く吹く。花粉症など聞かなくなったが、咳はぶり返すし目も痒い。何かよからぬものが空中にたくさん舞っているように思えるのは気のせいばかりではないとかんがえるのだけれど。
2005年05月19日
仕事が途切れたので早めに職場を出て美容院へ行く。思ったよりも伸びてしまったような気がして、さっぱりしたいと思ったら、美容師にも「ずいぶん伸びましたよね」と言われた。同じ期間でも髪の伸び方がずいぶん違うようだ。体調の違いなのだろうか。月に一回のことなのでシャンプーも頼む。理容室の利用者には案外知られていないらしいが美容院では洗髪は千円余りの金額を支払ってカットとは別に注文する。そしてこれも美容室ならではのことだけれど仰向けに寝る形で洗ってもらう。すすぎのとき片手で下から何度かポンポンと軽く叩くようにされる。髪がたっぷり水分を含んで頭は鈍い音を立て、それが自分では頭がスイカになったように感じられるのはいつものことである。短く軽くサラサラになった髪を強い風になぶらせて、気分も少し軽くなる。
2005年05月18日
咳止めのために飲んでいる薬の副作用として、眠気が出るかもしれないとは聴いていたけれど、日中眠くて仕方がない。仕事に差し支えるくらいなので困ってしまう。しかし、ようやく咳が止まってきたところなので、いましばらくはやめられない。それにもかかわらず、就寝前にお風呂に入ると身体がほぐれて元気が回復してしまうのが不思議である。
2005年05月17日
久しぶりによく晴れた。五月晴れというのは案外珍しいものではないだろうか。いわゆる「長者番付」が公示された。サラリーマンがトップに立ったということで一際注目を集めているようだ。成功報酬制なので、「サラリー」の感覚は全く違うようだけれど…。そんな収入などとても望めない庶民はジャンボ宝くじを買おうと行列していたりする。今回の人質事件で、戦闘の「民間委託」が進んでいることに気づかされる。そこに日本人が加わっていたこと、彼が二十年以上も外国人傭兵として働いていたことに驚かされる。それにしても、「戦闘要員である民間人」の存在をどう理解したらよいのだろう。戦争に民間人を巻き込むなと、これでは言えなくなってしまう。こういう形が発生しているということは、国家として軍隊を持たなくても戦争を遂行することが可能になるのではなかろうか。軍隊と「警備会社」との職務の境はどこにあるのだろう。イラクは危険な現状はほとんど私たちに伝わってきていないのではないかという懸念は、どんどん確実なものとなっている。
2005年05月16日
天気がコロコロと変わる一日だった。突然雨が降ってきたかと思うと、しばらく後には強い日が差す。そのまま天気が回復するかと期待していたら、また突然真っ暗になって小さな雹まで含んで激しい雨が降る。それもひとときで収まるとまた日が差し、しかし時折強い風が吹いて少し遠くに雷鳴も聞こえる…といった具合だった。お天気に振り回された感じで、何かをするには気分が定まらず、まとまったことができない。音楽を聴いたり、DVDで芝居をみたりで専ら遊んでしまう。こういう時間も必要だと自分に言い訳しながら…。修理をキャンセルしたノートパソコン2号が戻ってきた。担当者がいうように起動できたので、必要なデータのバックアップなどを少しずつする。最悪の事態を免れてほっとする。バックアップはこまめにしなければと改めて心に留める。
2005年05月15日
観葉植物が欲しいと以前から考えていたが、急に二つの鉢植えを頂いた。エッセイ集の出版祝いである。一つは腰の高さまであるような三つ編み仕立てのベンジャミン。びっしりと茂った葉が丸く整えられたところから、少し黄色がかった若葉が上へ何枚か伸びてきている。菜摘の名前に、緑がよく茂ったこの木は相応しかろうと…、そして書斎には安らぎを得るための緑は絶対に必要だと選んでくれたものである。もう一つは机の上に置くのにちょうどよいくらいのサンタンカ。アカネの類ということで紅い小さな花が球状に広がる有様は、花火をそのまま花にしたようだ。エッセイストととして根付き、花開くようにと鉢植えにしたと聞かされた。いずれも心のこもったプレゼントでうれしい。そして水と日当たりを十分に与えれば育て易い種類を選んでくれたのもありがたい。こんなプレゼントをしてくれる友達に恵まれていることを感謝したい。私もこんなふうに心遣いをしたいと思う。
2005年05月14日
帰りに日本橋のデパートに寄り道して、中島潔の絵を見てきた。かつてここの日記にも書いたと思うが、同郷の中島潔の童画が好きである。彼は還暦を機に画家としての原点であるパリに一年暮らしたということで、パリでの作品と日本での作品がそれぞれまとめられていた。私が大好きな日本の童画に登場する、中島潔の母親の化身であるうめ吉という犬も、パリの絵に登場するのはもはやうめ吉とは無縁の、明らかに洋種の犬になっていた。それでも彼自身は、パリの人を描いていても自分の絵には日本がある。見たものをそのまま描けてはいないと深刻に悩んだという。クロッキーなどもずいぶん重ねたようだ。しかし、そういった悪戦苦闘を経て、最終的にはまた日本を描こうと、早く日本に戻って自分の思っているものをちゃんと描きたいと思ったそうである。日本の四季の微妙な移ろいを知らない外国人にも、その中ではぐくまれた日本の心は通じるものがあるだろうと思ったという。人生輪廻はしない、四季は巡るのではない、今年の春は去年の春と同じではない、同じ時間は二度とない、だから美しいのだという彼の言葉に、今後の作品への期待が高まる。それでも私が一番好きなのは、丸顔に団子鼻の三頭身の幼子達、野球帽のつばを後ろに回して被り、膝に接ぎの当たっただぶっとしたズボンを穿いた男の子や、布製のお人形を引きずって、内股で草履をつっかけてお花畑に立ち尽くしたり妙に生命力を感じさせるお地蔵様に手を合わせている女の子、女の子の風になびく着物の裾を咥えていたり、男の子と一緒に風の中にボールのように飛んでいるうめ吉であることに変わりはないのだけれど。
2005年05月13日
連休中にノートパソコン1号と2号を修理に出した。そのうち、1号の修理が終わって戻って来た。バッテリーの異常だったらしい。今更ながらの感もあるWINDOWS98機だが、京都にも同行した愛機であって、使い勝手は却って良い。原稿書きくらいなら十分機能する。一方奈良まで行ってしまった2号についてはマザーボードとHDDの交換が必要だという。新しいものを買うほどではないけれど高級なPDAが買えるくらいの費用もかかるし、全く初期化されてしまう。修理をしなければ使えないし…。さて、困った。
2005年05月12日
このところ咳が続いている。飴など舐めると一時的には収まるものの、すぐにまた戻ってしまうし、一度咳が出始めるとなかなか止まらない。他の症状は出ないが、薬を試しても一向に効果がない。その挙句、腹筋などが彼方此方筋肉痛になっているし、思わぬときに脇腹がつってしまったりする。クリニックはいつもよりも30分遅れの予約、連休の影響が続いているのか、かなり混雑していた。結局帰りはいつもより一時間遅い電車になる。それでも外食する気にはなれず、夕食は帰宅までお預けということになってしまうので、好ましいことではない。それでなくてもここのところ睡眠時間が減っているというのに…。今週末には少し生活サイクルの立て直しを実行しなくては、と思う。
2005年05月11日
連休中も特別に生活のパターンを変えたつもりはないのだけれど、やはりペースが違うのだろうか、昨夜は寝つきが悪かったし、今日の午後からは肩凝りがひどくなっていて、頚から背中全体が強張ってしまっている。昨日、今日とお昼に公園を散歩したりストレッチングをしたりしているのだけれど、もうひとつ効果がない。明日は気温が下がるというが、今日の日中までは軽く散歩をするのに適した若葉の季節である。桜や野イチゴの類には可愛らしい紅い実をつけているものも見られて愉しい。猫も亀も水鳥たちもとても気持ちよさそうにのんびりと過ごしているのがうらやましい。さて、気持ちはほぐれたけれど、身体は…ああまだ固まっている。
2005年05月10日
連休が終わって通勤ラッシュが戻って来た。女性専用車両が話題になっていたが、意識していなかったせいもあって全く気がつかなかった。横浜市営地下鉄には以前から導入されているが、乗り換えの便宜を優先しているので1度しか利用したことはない。利用を強制されるわけではないので別にあってもいいかなとは思うけれど、こういう対症療法的な対策の立て方には賛成できない。「男を見たら痴漢と思え」というのか、混乱を避けるためにとにかく分けちゃえというのか、いずれにしてもあまり賢いやり方ではないと思う。エッセイ集の反響が続く。メールや葉書などいろいろ頂く。お返事は追々ということでお許し願いたい。四月一日の人事異動から一か月余りが過ぎて、今日は不思議なくらいにあちこちで久しぶりに再開という人たちに立て続けに出会う。こんな日もあるんだなあ。
2005年05月09日
朝、私宛の電話が実家に入る。自宅にはほとんど不在なので、公式の連絡先は実家にしてあるけれど、多くの連絡がメールになっている現在、もともとあまり電話を使うことのない私に電話があるのは珍しい。苗字を聞いても頭に浮かぶ人が何人かいて、仕事の呼び出しかと一瞬身構える。しかし、相手は思いがけず、中学時代の恩師であった。連休を利用して発送したエッセイ集を読んで、電話をくださったという。クラス担任ではなかったけれど、バレー部の顧問を引き受けてもらったり、夏休みの一日、校庭にテントを張って飯盒炊爨などという体験もさせてくれた先生だった。声を聞くと一気に記憶が甦り、すっかり中学生気分に戻ってしまう部分もあって、気安くいろいろとおしゃべりをしてしまった。けれども、中学を卒業してもう三十年の月日が流れていることも事実であって、そのことに気づき、少々愕然とする思いもないではない。
2005年05月08日
連休気分はもう終わっているのだけれど、日曜日ということで終日自宅に籠もる。母の日ということで、母といろいろとおしゃべりなどしたが、特別なことなどは特にせず。カードとお小遣いは渡したけれど…。上の弟は例年の通り、カーネーション+アルファを送ってくる。母はそれを非常に喜ぶのもいつもの通りで、和服で正装し、弟のプレゼントを抱えた母をカメラに記録するのが私の役目になっている。その写真は母の手紙とともに弟の所へも送られる。父は、父の日にそんなことをしてもらったことはないとちょっと拗ねている。
2005年05月08日
昨日からの雨が朝のうちまで続いた。午後、書店を幾つか覗く。というのも、エッセイ集について、オプションで契約した文芸雑誌への広告の掲載が予想されたからだ。記事の内容に関わらず、広告ばかりを探して文芸雑誌を立ち読みするというのも端から見れば奇妙な光景だろうと思うが、実際にそういうことを行ったのだ。そして、『文學界』、『新潮』、『群像』の六月号にそれぞれ掲載されているのを確認して、結局購入してしまった。林望先生の推薦文を活かした広告は今度も一番上に載せてもらっていて申し訳ない気分である。一般の雑誌にこうして広告が掲載されているのを見ると、本当に売り出したんだなあと、改めて感慨に耽ってしまう。いずれも新人賞などの発表号であるところが、実際には自分には何も関係はないのだけれど、何となく気にかかったりする。広告はいずれも同じものだけれども、やはり楽しみである。
2005年05月07日
雑誌『ダ・ヴィンチ』を早速覗いたが、今回もまだ広告は載っていなかった。また来月の楽しみということで…。昼から雨が降り、寒いくらいの一日だった。朝の通勤電車はやはり少し空いていて、ゴールデンウィークの名残を感じた。しかし、仕事はすっかり連休明けという感じで、休日の遅れを取り戻すべく一気にあちこち動き始めるのでてんてこ舞いの忙しさだった。とりあえず明日はまた週末ということで一息つけるのが有難い。ここ一週間はほとんど書店にも行っていなかったので、帰りにちょっと立ち寄る。しかし、今日は特に気になるものは見つからない。案内をもらっていた古書店でももう目ぼしいものはなかった。「絶版文庫放出」に期待していたのだけれど…。
2005年05月06日
それにしても穏やかな連休だった。特別な予定も入れず、気ままに過ごせたので余計に充実した気分である。最終日の今日は衣替え準備。冬物をしまって夏物のシャツなどを少し洗濯。敷きっ放しにしていた二畳のホットカーペットも大奮闘の末にようやくはずす。思うところがあってネットも使ってちょっと下調べなどのため、パソコンの前で過ごした時間も多い。一昨日発送したエッセイ集に対する感想メールも届いたりしてうれしい。長いと思った一週間の休暇も今日で終わり。まあそろそろ仕事に戻らないと、使いものにならなくなりそうだ。この休暇中は意識して軽く身体を動かすようにしたし、鞄を持っての通勤も長時間同じ姿勢のデスクワークもしなかったのに、肩凝りは一向に良くならなかった。根本的に姿勢がなっていないということかと思う。明日やはりマッサージを受けようかな。立夏、暦の上では夏になる。緑が急に勢いを増している。端午の節句の今日に相応しい写真を近所の畑の脇で撮影することができた。
2005年05月05日
朝早く目が覚めるのは、部屋が明るくなるかららしいとようやく気づく。普段それが起床時間と重なるので気にしていなかったのだけど。こんなにまとまった連休、しかも天候に恵まれることはそんなにないだろうと、今日もマット類を洗ったり、拭き掃除をしたり…。午後からは少し習字、読書、そしてエッセイの原稿も書いて見る。が、よいものが書けない…というよりもきちんとした作品にならない。何となく理屈っぽいものになってしまうのは、頭で書いているからだと思う。もっと感覚を研ぎ澄まさなければ、何も捉えられないし、文章そのものに勢いが出ない。少し時間をかけてモチーフの状態できちんと練り込んで熟成させなければならないようだ。明日は立夏、私のゴールデンウィークは明日で一応終わりでもある。あまり欲張らずに、のんびりと過ごすことにしたい。
2005年05月04日
今日も6時に目が覚める。ソファーのままにしていたベッドから落ちていた。こんなことは初めてで、しかも落ちたことに気づかなかったことにも軽い衝撃を受けている。昨日準備した冊子小包を郵便局へ出しに行く。エッセイ集を届けたい人がまだまだいて、少しずつ郵送している。デジタルカメラであちこち花を撮影しながら散歩を兼ねて、帰りには日用品の買い物を済ませる。ノートパソコン2台を修理に出す。宅配便利用を依頼したら、機種が違う(3年くらい発売時期も違う)ので別々の工場で修理をするということで、宅配便の業者まで別というのにはびっくりした。直ると良いのだけれど。続いて我が家の冷蔵庫も壊れたようだ、冷凍室は大丈夫だけど、冷蔵室の温度が下がらないようだ。これから暑くなるのに冷蔵庫のない状態は耐えられない。と嘆いていたら、母の所の電子レンジも突然壊れてしまった。私が使っていたものを実家に回していたのだけれど(そのため私の所には電子レンジは現在ない)…。いずれも私が一人暮らしを始めた約14年前に買ったものだけれど、いずれも買い替えかな。夏のボーナスはこちらに使うことになりそうだな。そんなことを考えていたら今度は実家の方の下水管が突然外れてキッチンが水浸し…。何でこんなに立て続けに…。
2005年05月03日
半ば強制的に連休取得を求められ、交代でこの時期に連休を取る。私は今日有給休暇。それでも通常の6時には目が覚めてしまった。ゴミの収集日でもあるし、昨夜からの雨も上がって、空気が冷たく澄んでいる感じがしたので起き出して日光を浴びる。特別な予定もないので、日ごろ気にかかっている家事などに取り組む。洗濯、掃除、デジタル写真のプリントアウト、手紙を書いたり、パソコンの修理を依頼したり…。細かな雑事がいろいろとあるものだ。5日までの連休は晴天が続くというので、明日からは衣替えなどにも手をつけたい。スクラップなどの整理もしたい。サイトの更新にも手をつけたい。そして新しい原稿も少し書けるかも知れないなどと考えつつ…。こんなふうに穏やかに過ぎる日は、本当に久しぶりである。ああでも、こういう時間がこのごろとても大切に思える。
2005年05月02日
長期休暇は取れない上の弟も、ゴールデンウィークということで昨日帰省して来た。乗り物酔いをしやすい姪の事情を考慮し、横浜駅近くのイタリアンレストランで下の弟の一家と待ち合わせて昼食の形で会食。一家が揃ったのは昨年のお正月以来、私が、エッセイ集にも登場している姪に会ったのは一年ぶりというところである。父の衰えが激しいので、少々迷いはあったが、父にとってこのような機会が今後どれだけあるかわからないし、上の弟の手もあることなので、車椅子に乗せて決行、何とか無事に過ごすことができた。姪は最初人見知りをして拗ねていたが、そのうちに慣れたようで本領発揮、おじいちゃんおばあちゃんを喜ばせてくれた。三歳になった姪は、四月から幼稚園に通い始めた。最初は少し嫌がったときもあったようだが、今は仲の良いお友達もできたようで、明日は初めてのお弁当の日だという。文字に興味を示し、点線で書いた文字をなぞるのが大好き。ひらがなは既に読めるようになったと弟夫婦の自慢が続く。「それはちょっと宜しくありませんね」などと、弟の口調を真似ろのが最近のお気に入りのようだ。ははは、子供は面白い。その観察力の鋭さにときどきドキリとさせられる。周りの大人はうかつなことはできないものだ。
2005年05月01日
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