松阪市の学習塾・双葉

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2015.05.05
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カテゴリ: 勉強以前の部分
この間、 後輩に聞いてもらった話

後輩同様、諸手を挙げて賛成などしてはくれない。
自分の中では、十分考えたつもりでも、まだまだ甘い点、考えが及ばなかった点が続々と浮き彫りになってくる。自分の脳がフル回転し始める。

だからこそ、意見を求めるのだ。
相手の力を認めているからこそ、その意見がほしい。
尊敬できる相手だからこそ、批判がほしい。
もちろん、相手の言ったことをやるのかやらないのかは、結局は自分の意志だ。
それでも、批判があってこそ自分の考えに磨きがかかる。


私自身も、大西先生が今進めているプロジェクトに対しても橋本ドクターの進めているお話にも、意見するし批判も正直に述べている。



そもそも「あんたのしたいことなら好きにやりなさい。」なんて言ってくれるのは親くらいだ。
言って良いのも親くらいだ。
親だけが、子どもに、子どものしたことに責任がとれるからだ。
相手に一生付き合う覚悟があるのは親くらいなのだ。
最近の世の中じゃ、パートナーですら逃げる。なにせ離婚率が世界で6位にまで上がっている。


私たちは他人のすることに責任が取れない。責任はとれないのに責任感は感じてしまう。
だから、本当の他人(どうでもいい相手)の言うことなら、無責任に賛成することはあっても、友人の相談に対しては親身になって相談にのる。ところがどれだけ親身になっても、真に親の身にはなれない。だから、おかしいと思ったこと、相手の考えが及んでいないところにつっこむのだ。
考えが甘ければ、考えなおせというのだ。

考えなおせというのはやめろということではない。
やめることも含めて考えなおせということであって、考えが甘いという指摘である。



「親を説得もできないようじゃ、社会に出たらやっていけないよ。」
まともな親なら、最後は子どものしたいようにさせてくれる。
子どもから、子どものしたことから逃げない。
そんな”甘い”親すら説得できないようじゃ、何のプロジェクトも通せない。
どこの面接も受からない。

合宿の運営を任せていく ことなどを通じて学ばせている。

とはいうものの、だからこそ、親は有難い。
子どもを信じ、やりたいことをやらせてくれる。

私たちは生徒を信じていないのではない。
信じたい。責任をとりたい。
だが、実際にはできないからこそ、いろいろ言うのだ。

そうか。学校の先生の進路指導が無難なのも仕方がないのか・・・。





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Last updated  2015.05.06 02:02:41 コメント(4) | コメントを書く
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