まぁ、あかりさんはお手伝いと称して、あいかわらずおジャマ担当なんだけれど。

ジャマされながら洗うっていうのも、それもひとつのレジャーってか？

で、「洗い物はこれで終わりかな」と、ふと考えると。


あっ、海にぶっとんでった麦わら帽子がまだ潮漬けのままだったっけ。

あかりさんが頑張って救出してくれたのだもの、とりあえず大切に扱わなくちゃね。398円の帽子だけど。


そんなわけで潮漬け麦わら帽子を洗い始めようとすると・・・

あかりさん、あの日のことを思い出したか、せっせと麦わら帽子をチェックチェック。


洗い終わった麦わら帽子を頭をのせてあげると

まぁなんてニヘラ～～なお顔なんでしょ。

「これ、ワタシが救出してあげた帽子なんだよ」とでも言いたげ？


どうやら、この麦わら帽子に良い思い出がインプットされたみたい。
たかが398円の帽子とはいえ、こりゃながもちさせないとね。


あかりんちがいつまで経ってもボロ～い麦わら帽子をかぶっていたとしても、
笑わないでやってね。