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秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。写真は、秋山巌の木版画「おもかげ草」です。濃いめのグレーのマットで、キリッとした額装です。先ほど、「おもかげ草」というタイトルはどこからつけたのだろう?と気になって調べたら、「面影草」というのは、山吹の別名だと知りました。 室町時代の蔵玉集(和歌)に『昔男女あかずして別れ侍りける時 鏡に面影を互にうつして 其鏡を埋み畢んぬ 其所より山吹生ひ出でける 委しきは忘衣物語にありと云々 いにしへの面影草の夕ばえや とめし鏡の名残なるらん』 という歌があるそうです。「昔、愛し合う男女がいました。どうしても別れなくてはならなくなり、忘れぬようにと、鏡に面影を互いに写して その鏡を合わせて埋めました。 やがて、その場所から山吹が芽をだし花を咲かせました。」 そんな物語です。 作品のお顔が、鏡に映った面影にも見えますね。 ※畢んぬ⇒おわんぬ ・・・ また一つ勉強しました。
2016.06.12
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秋山巌の小さな美術館 ギャラリーMami の町田珠実です。梅雨入りしましたね。室内の温度調節も難しくて、軽く熱中症になっては、アイスノンで冷やし・・・みたいな日々です。いつもの散歩コースに、ドクダミの群生がかわいい花を咲かせています。福島の相馬に居たときも、裏庭にいっぱい増えて、ちょっと大変でした。 でも、このかわいい白い花が大好きで、いつもこの一輪立てに飾っていました。秋山巌絵付けの梵字です。不動明王でしょうか?、う~ん、よくわかりません。まだ、相馬に来て間もないか、数年後の絵付けです。窯は、福島県双葉郡浪江町の大堀相馬焼き窯元「松助窯」 3代目・故亀田利雄さんにお願いしていました。 大堀相馬焼きには、20以上の窯元があったのですが、福島第一原発事故により、全町避難となっています。原発から10キロという陶芸の里でした。 絵付けをした時の写真が残っています。 素焼きを運んで、相馬のギャラリーで絵付けしてもらいました。一輪立ては、奥にいくつか並んでいます。ふくろうや、菩薩の絵は全部売れてしまって、残ったこの梵字のを、自家用にしました。 懐かしく、愛おしく・・・です。
2016.06.09
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