2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全7件 (7件中 1-7件目)
1
ハードとタフの違いは何だろう?人間のキャラクターの表現として、あの人はタフね~と言われれば、前向きな印象を受けるけど、あいつはハードな奴だと言われたら、どういう意味?と思ってしまう。宝石には、そのハード(硬さ)を計る指標がある。それをモース硬度と言って、一番硬いダイアモンドを10として、一番硬度の低い1はタルクとなる。9は、コランダム(ルビー・サファイア)8は、トパーズ7は、クオーツ(水晶)など・・・知名度の高い宝石で言えば、エメラルドやアクアマリンのベリル系は8.5ガーネットは7.25程度トルマリンは7そして、パールは3.5くらいしかない・・・この宝石の場合のハード(硬度)とは、「宝石の表面に力が加わった時に、傷にならない」つまり、傷のつく度合いを指している。さすが、ダイアは硬いですね~で、ダイアは無敵か!と思っていたら、そこに、タフという指標が入ってくる・・・宝石の場合のタフとは、「外部から衝撃が加わった時に、かけたり、キレツが入ったりしない」つまり、衝撃にどれだけ強いかということ例えば、ガラスと丸木を比べて、ボールペンなどで、表面をひっかくと、ガラスは(簡単に)傷つかないが、丸木は傷つく(↑ガラスの方がハード)でも手からガラスを落すと割れるが、丸木は簡単には割れない(↑丸木の方がタフ)そこでダイアを調べたら、低くはないが、最高のタフではない。タフの最高は、コランダムやヒスイ弱いのは、ムーンストーンやオパールといったところ。この指標は宝石を保存したり持ち運ぶときに役立つ。硬度の違う石を一緒に袋などに入れておかないこと・・・お気をつけください。
2006.03.29
コメント(0)
宝石の色や見た目をよくする為に、熱処理、照射処理↑電磁波を浴びせたり、粒子をぶつけて結晶構造の一部を壊し、そこから光の一部を吸収し色が変化する 拡散処理↑鉄、チタンを加えた粉末と研磨したサファイアを埋めて、高温で24時間ほどガス炉で熱して青にするなどという手を施すことがある。スリランカ産のサファイアは熱処理されてるものが多い。薄いベージュのサファイアの原石に、一定の高い熱を加えると青に変わる。これは合法的である。先日、「コランダム(ルビー、サファイア)に関する最新の処理について」という、講演会があった。会場はジェムモロジスト(宝石鑑別士)でいっぱいだった。クーラーがききすぎて寒かったり、時々、シンハラ語になったり、あまりに専門的すぎて、よくわからなかったけど、パワーポイントで、写真をふんだんに取り入れた説明は、未熟な私にも、ほほ~、宝石ってこんなに処理されてたんか~ということをあらためて教えてくれた。処理されているのが悪いわけではない。ただ、熱処理されたブルーサファイアと処理されていないサファイアでは、値段がずいぶん違ってくるのだ。だから、売るとき(買うとき)にもこれは熱処理されたものかどうか確認する必要がある。熱処理のお陰で、手頃な価格で、美しいサファイアを手に入れることができる。ただ、合法的でない方法で処理をされたものや、合成サファイアが出てきて、スリランカの宝石鑑別士たちを悩ましているのである。年々巧みになっていく非合法のやり方、それを見抜いていかなければならない。日本のように最新の鑑別機材をそろえるのは難しい現状で、宝石鑑別士は様々な方法で、頑張ってるのである。(↑かこいい!!)
2006.03.26
コメント(0)
ここ1週間ほど、私の頭の中を、ぐるぐるぐるぐるぐると・・・・ アトムがまわっている・・・・アトム、すなわち「原子」のことである。紀元前400年に、古代ギリシャで、「すべての物質は不変の粒子からなりたつ」と、偉い学者が言ってたらしい。それにくらべて、つい、20数年前に学校で習ったことをすっかり忘れていましたね~宝石はミネラルで、規則正しい配列をした結晶でできている。コランダム(ルビーやサファイア)は、酸化アルミニウムの結晶ベリル(エメラルドやアクアマリン)は、アルミニウムケイ酸塩にべリウムが入った・・・ダイアモンドは炭素で、それと同じものからグラファイト(黒鉛)もできている。つまり、ダイアと鉛筆の芯は、同じ元素からできている。では、どうしてこんなにに違うのか?それは、結晶の構造(かたち)が違うから・・・その構造を見ても、ダイアは美しいのである。アトムがくるくるまわっっていや、炭素の6つの電子(エレクトロン)がくるくるまわって、エネルギーを放出し、まわりの炭素とくっつき、きちんとした配列をして、あの美しいダイアモンドになる。なんともおもしろい「化学の話」である。(私は文系人間なので、これを理解するのに、大変苦労しました・・・)
2006.03.20
コメント(0)
きのうは満月だった。スリランカでは「ポヤ・デー」と言って、学校も職場も公的機関もお休みになる。つまり、毎月1回、満月の日はお休みになるのだ。(←おとぎ話ぽいけど)こちらでは、ホロスコープ(星占い)を信じている人も多い。みんな、星や月の動きに敏感なんだろう。私の行く宝石店のオーナーは、数ヵ月ごとに自分のホロスコープを作り直して、毎月、自分に力を与えてくれる宝石を指輪にしてはめている。(←宝石店経営者だからできるんだよな~)とても信頼している占星術師が、定期的に助言してくれて、それに従いビジネスを進めているのだそうだ。先日、店に行くと、オーナーとおじいさんが真剣に話をしていた。そのおじいさんが、信頼のおける占星術師で、話のながれで、私のこともみてくれることになった。彼は手相や生年月日(←生まれた時間も)から、こう言った。「7月に、車か家を買うだろう。」へぇ?(7月に家を買う可能性はゼロに近い。)「家なら新しいものより古いところに住むのがいい。」(↑現在、築1年の新しくて美しいコンドミに住んでいるのだけど)車なら安い中古を買う可能性はあるが・・・家は無理だろう。7月っていったらもうすぐじゃん。
2006.03.15
コメント(3)
宝石留学などと、若い子の留学を装ったタイトルだが、私には7歳の娘がいる。彼女は宝石や鉱物には興味がない。時々修行しているお店に連れて行くが、そこのマネージャーから手品を教えてもらったり、お店の客にからんだり、オーナーの子供たちに遊んでもらったり、石とは無縁な楽しみ方をしている。平日以外にも、土曜日の朝も宝石学のレッスンがあって、いつもなら旦那に娘を見てもらうのだが、旦那は3週間ほど東京に行ってしまった。どうしよう?と先生に相談したら、「ではレッスンは私の自宅でしましょう。お嬢さんを連れていらっしゃい。妻は教師を引退したけど、子供の扱いは慣れてるよ。シンハラ語でも習ったらどうかな?」娘に話したら、大喜びで、「シンハラ語習うよ。ママは話せなくて時々苦労してるでしょ?」などと、前向きな返答であった。(↑英語が通じるのであまり苦労はしてないが)さて、昨日の土曜日、コロンボ市内から少し離れた先生の家まで、地図に従いながら、それでも迷って、30分遅れでたどりついた。「ママ、ここはジャングルの中みたいだね~」幹線道路から少し入っただけで、大変緑に囲まれた、のんびりとした村。実際にはうち(街の中心)から30分もかかってない。鳥のさえずりがきこえる・・・(←日本の実家とさほどかわらない状況)そして娘は、アンマ(母)、タッタ(父)と言う言葉を教えてもらい、その書き方を練習していた。が、しばらくすると私のところに来て、机に並ぶ結晶の構造模型を目ざとく見つけて、20個以上ある、四面体とか六面体とか、そんな模型を並べて感動していた。本物の石には興味を示さない娘が、プラスティックで作られた、結晶の模型に心引かれ、1時間近くながめていただろうか。娘よ・・・すべての宝石の結晶は、その構造模型の形をしてるんだよ・・・
2006.03.12
コメント(0)
全校生徒数・・・約4,000人 (うち、小学生1,100人)津波の被害を受けた生徒数・・・250人津波で亡くなった生徒数・・・・ 9人両親を失った生徒数・・・・・・・13人仕事を失った生徒の親の数・・・・69人家が倒壊した生徒数・・・・・・389人半壊した生徒数・・・・・・・・136人財産を失った先生の数・・・・・・・6人津波被害の大きかった南部の都市ゴールにある、マヒング・カレッジの小学校の支援をすることにしました。この学校は1892年に設立された、大規模な男子の公立校です。おもに、校庭の遊具や運動器具の支援をします。(こういったものは、支援対象としていつも最後にされてしまいますね。)これまで、数箇所から候補があったのですが、恵理子さんが調整を行ないながら、責任者のしっかりしたところと時間をかけて探してきました。コンサートの時のみなさんの善意が形になるって、嬉しいですね~。ご協力ありがといございました!
2006.03.08
コメント(2)
宝石店でのインターンも少しずつ再開した。少々体調が悪くても、宝石店で数時間を過ごすと元気になれる。やはり、石のパワーか???私は自分自身が宝石をつけるのが好き!というタイプではなく、ただ、セットされる前の裸石を10倍ルーペで覗き込み、その内包物を確認するという、たいへん地味な作業が好きなので、とてもたくさんの宝石に囲まれ、気がつくと、あっという間に時間がたってしまう。また、店にはいろんな国のお客が来て、その接客も勝手にしたりでき、その国の趣向がよくわかっておもしろい。例えば、日本人は小さくておとなしいデザインを好むけど、インド人は「王様の晩餐会に出席ですか?」と思うような派手なものを求める。(←普段使いにしてる・・・)韓国人は、やはり日本人ぽいものを選ぶが、東南アジアの人は石よりゴールドのキンキラ金のものを好む。日本人はあまり値切らないけど、欧米人は必ず値切る。そして更にコストを下げる為、18金ではなく、14金を使用する。とにかく、宝石店にいると、あきないのである。そして、宝石を買い求める各国のお客さんをみて、自分はやはり地味な方だわ・・・と再確認するのである・・・
2006.03.02
コメント(0)
全7件 (7件中 1-7件目)
1
![]()
![]()
