「ぎん」の日記

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「ぎん」

「ぎん」

2005/04/04
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先週、職人魂に惹かれる私としては、とても感じ入るテレビ番組をみた。
NHKにんげんドキュメント「思い出の万年筆なおします」という番組。

14歳のときから万年筆づくり一筋に生きてきた、現在72歳の長原宣義さん。
今も現役で仕事をされながら、全国の文具売り場を回り、
「万年筆クリニック」を開催。
書けなくなった万年筆を、あっという間になおしてしまう。

万年筆のお医者さんのように、
持ち主にいろいろと聞きながら、なおすだけでなく、
その方の書き癖に合ったように筆先を修正もされる。
手をインクで汚しながら、魔法のように
それぞれの思い出深い万年筆をなおしてしまう姿にほれぼれ。
これぞ、人の生きる道だなとつくづく思う。
かっこいい!

万年筆クリニックで、たくさんの人々に接しながら
万年筆をなおすという作業をしていなかったころは、
とにかくまっすぐの筆先をつくることだけに集中していたが、
ある日、クリニックのお客様に、
「前より書きづらくなった」と言われ、
ただまっすぐにすればいいというわけでなくて、
そのお客様に書きやすいようにするというのが大事なことなのだと
はたと気づいたと。
このような気づきを重ねながら、
職人は匠になっていくのだろう。

その翌日の新聞で、
今度は石田衣良氏(『池袋ウエストゲートパーク』の著者)
の文章にまたまたグッとなる。
すべて引用したいけれど、割愛して引用。

題は、「時代の主役は英雄でも豪傑でもない」


「自分の場所で、自分の仕事を淡々と果たし続ける人こそ、この世界の主役なのです。ぼくがこうして伝えたいメッセージもないのに原稿を書いているのも、そういう人たちに一言言いたいからです。
 今日もありがとう。あなたの顔は知らないけれど、あなたはあなたの場所で、ぼくはぼくの場所で、お互いの仕事や勉強を頑張ろう。そのうちきっといいことあるさ」


自分に与えられた役目をみんなそれぞれ持っていて、
日々、一つ一つこつこつと積み重ねていく。
そんなことで、世界は成り立っているんだと思うと
とてもあたたかい気持ちになる。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□

長原宣義さん、「すごいおじいちゃんだなぁ」と思ってはいたが、
やはりその世界ではかなりすごい方のようだ。
楽天でも、作品を発見。

長原宣義作長刀研ぎ万年筆 長原宣義作長刀研ぎ万年筆

長原宣義作・銀製萬年筆 長原宣義作・銀製萬年筆





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Last updated  2005/04/04 06:55:30 PM
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かなかな@ Re[1]:これ、うちの庭にもいる^^(08/15) 10年も前の記事にすみませんが、たまたま…
フルラ 財布@ vwlepyxctw@gmail.com お世話になります。とても良い記事ですね…
marinesnow2525 @ Re:年の瀬(12/28) 今頃のメッセージですみません(^^; あ…

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