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こんばんは。 去る7月15日と16日、群馬県富岡市(上信電鉄が走っています)において、「零士ワールドサミットin富岡」という催しが開催されました。 これは、「銀河鉄道999」「キャップテンハーロック」など、漫画家の松本零士先生のキャラクターを用いて、まちおこしを行っている民間団体や自治体が一同に会し、各地における取り組みを発表するものです。各地の取り組みを発表するサミット会議が1日目に行われ、2日目は各団体が広場にブースを出展し、併せて音楽ステージ、そしてコスプレまで行われるというものです。 そもそも富岡市は、市内を走る上信電鉄に、銀河鉄道999のキャラクターが使われていて、その999キャラクターを「誘致」した団体も市内にあるという縁から、このイベントに名乗りを挙げたようです。加えて富岡市は、市中心部に残る旧富岡製糸場の建物を、世界遺産とするための運動を続けていて、観光によるまちづくりに最も敏感な自治体のひとつと言えます。 そして1日目のサミット会議は、何と「世界遺産候補」富岡製糸場の建物の中で行われました。 元々、松本零士先生は、地域で頑張る団体への応援に、積極的に取り組まれてきた方で、サミット会議にも計16団体が参加していました。そして、会議での報告のトップを切ったのは、北海道から参加の「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」でした。 各地の報告を聞くと、さまざまなきっかけがあって、松本零士にたどり着いたことがわかりました。活用範囲や方法も、大掛かりに街中にキャラクターを展開している自治体から、商店街のシンボル、科学館や児童館のイメージキャラクターまで、さまざまでした。 翌16日は、市街地中心部に位置する「仲町まちなか交流館」の敷地を使って、参加団体のブースが出て、ミニコンサートも行われました。「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」も、ブースに出店しました。 コンサートには、コスプレ姿のミュージシャンもいて、それが街中を歩いているコスプレイヤー(もちろん松本零士キャラ!)とコラボしたりと、世の中こんなこともあるのかと、目を白黒させてしまいました。 1日目、2日目とも、最高気温が38度になる猛暑でしたが、コスプレイヤーの皆さん、元気にポーズを決めていました。特に、メーテルとハーロックをやっていた方は、猛暑の中でもオリジナルの「黒装束(もちろん長袖)」のまま!お二人とも、上信電鉄のイベントでは必ず参加されているということで、まちづくりへの貢献度と共に、その「コスプレ根性」に、本当に頭が下がりました。 まちづくりにさまざまな切り口がある中で、キャラクターと鉄道が結びつける世界が、街の活性化につながる事例を、私たちはいくつか見てきました。松本零士先生との「つながり」は、その先駆けといえるものだと思います。来ていただく方に、自分の街をどのようにイメージしてもらうか。逆に、自分の街に誇りを持って、楽しく外へアピールするにはどのようにしたらいいのか。零士サミットの2日間は、まちづくりの原点のひとつを考えさせられる時間だったと思います。
2012/09/15
情報アップが遅れてしまい、申し訳ありません。 本日(9月8日)、北見の旧ふるさと銀河線検修庫前の個人宅に保存されている車両にて、映画上映会と車両見学会が開催されます。時間は午後5時から、映画上映開始は午後6時からとなっています。 詳しいことは、銀河線沿線応援ネットワークのページにアップされています。以下のアドレスからご覧ください。http://blogs.yahoo.co.jp/gingasen_net/29844908.html(※上記アドレスがリンクしないようなので、コピーペーストしてください。) 皆様のお越しをお待ちしております。
2012/09/08

こんばんは。 「みなとメディアミュージアム」というイベントがあります。茨城県を走るひたちなか海浜鉄道沿線を舞台とした、現代アートの祭典です。2009年から開始されたこのイベント、今年も8月5日から9月1日まで開催されました。http://minato-media-museum.net/ 私は昨年、このイベントを知り、今年こそは行こうと考えていました。特に今年は「鉄道とアート」がメインテーマとのことで、関心は高まります。 8月の終わり、このイベントを見に行ってきました。 真っ青な青空とうだるような暑さの中、それでも海に近いからか、時折涼しい風が吹き込む那珂湊駅に着きました。駅構内、そして駅前には、早速アートのお出迎えがありました。現代アートですので、日常風景の中に溶け込むような溶け込まないような、不思議な光景が見られました。 駅裏へ移動し、石積み倉庫の中で、鉄道車庫に留置された車両の中で、これまた不思議な光景が展開されます。鉄道に強く絡んだ企画では、留置中の気動車の窓にパンチングボードをはめたもの(昼と夜の楽しみ方があるらしい)、そして「珍車」ステンレス気動車の車体の中では、平面で撮られた街の写真を印画紙のまま立体化して表現したもの、そして若手作家の短編アニメーションが上映されました。http://minato-media-museum.net/2012artists/http://minato-media-museum.net/exhibits/ 那珂湊駅のアイドル、猫の「おさむ」のイメージですね。 さらに駅前から街中に繰り出すと、ところどころに「おや?」と思うものが、さりげなく飾られていたりいます。 ひたちなか海浜鉄道の車両天井にカメラを取り付け、移り行く「空」の景色を延々と映す、というアートもありました。普段見られない位置から、列車の動きに任せて動く景色を見る。なかなか楽しい企画でしたが、私が見ていた時は、勝田駅で折り返す最中の映像で、ちっとも動きがない(笑)。さすがに見続けるのをあきらめました。 暑さにバテかけた街中に、1軒の2階建の古民家が見えてきました。休憩所兼フェスティバルの現地事務所の「みなとカフェ」です。 骨董品店だった廃屋をリニューアルしたこの建物、土間から縁側を経て畳の間に上がる雰囲気が良く、とても落ち着ける空間です。しばしスタッフの方と歓談してしまいました。 現代アートをまちづくりに活かす試みは、ここ最近増えてきています。本格的に、かつ大規模に行われるようになったのは、2000年から3年に一度開催されている「越後妻有アートトリエンナーレ」からでしょうか。http://www.echigo-tsumari.jp/ また、鉄道とアートとの絡みも、「わたらせアートプロジェクト」や、京阪中之島線なにわ橋駅「アートエリアB1」での「鉄道芸術祭」など、いくつか見られるようになりました。http://www.watarase-art-project.com/2012/top.htmlhttp://artarea-b1.jp/schedule.html 現代アートは、ともすれば「変なものが置いてある」「自分にはわからない」「何でこんなものに金を?」という捉え方になりかねない危険もはらんでいます。一方で、知らない人、変な人(作者やスタッフの方々、ごめんなさい…)が楽しそうになんかやってる、え?参加してもいいんだ、そんな風に思わせられたら、成功と言ってもいいのではないでしょうか。日常を運ぶ鉄道から、非日常の風が吹き込み、それが鉄道そのものも活性化されれば、これ以上のことはありません。 また、鉄道の施設内でアートを展開する場合、列車の安全運行との兼ね合いで、さまざまな制約がかかることがあります。時として、展示自体も断られるケースも考えられます。鉄道事業者の理解が欠かせません。ここの場合、ひたちなか海浜鉄道の社長さんの理解があったことも、アートフェスの開催に有利に働いたと思います。 来年もまた、この時期に来たいものです。 なお「みなとカフェ」は、9月以降も週末のみ営業するとのことです。http://www.watarase-art-project.com/2012/top.html
2012/09/07

おはようございます。 時間が経過してしまったものもありますが、少しずつ、イベントのレポートもしていきたいと思います。 6月30日と7月1日に、北見-知床斜里間で、SLオホーツク号が運転されました。そのSL運転歓迎行事として、6月29日から7月1日にかけて、旧ふるさと銀河線検修庫脇にある保存車両を公開しました。http://blogs.yahoo.co.jp/gingasen_net/29776561.htmlhttp://blogs.yahoo.co.jp/gingasen_net/29777589.html 既に、上記サイトに概要が報告されています。私からちょっと補足を。 3日間とも天候に恵まれ、イベント実施の条件としては最高でした。しかし、来場者の人数は、思ったより伸びなかったというのが、率直な印象です。やはり、年に一度しか動かないSLを、皆さん乗りに、あるいは撮りに来られているわけで、SLと一緒に移動される方々が殆どだったということです。これはある意味、無理からぬことであり、公開日程の設定や公開日の増加についても、検討の必要がありそうです。 しかし、実際に来場された方々の満足度は、極めて高かったようです。長い時間をかけてじっくりご覧になる方、スタッフに楽しく話しかけられる方、いろいろな方がいらっしゃいました。来場者も、市内の方、道内の方、遠く関東からの方、様々でした。女性のグループが、宿泊施設に置いた宣伝用のポストカードを見て来られたとのことで、いわゆるマニアではない層への鉄道趣味の広がり、そして他の施設との連携の効果が、見て取れました。 見せ方の工夫、連携の模索、そして事業の継続。検修庫跡地の活用計画とオホーツク産業遺産の保存活用の動きとを絡めながら、車両見学と車両の活用方法も考えていく必要があると感じました。 ※9月3日、写真をアップしました。
2012/09/02
おはようございます。すっかりご無沙汰してしまいました。 この間、夏休みにかこつけて、怠けていたようなそうでもないような…9月になってしまいましたが、「宿題」をひとつずつ片付けていきたいと思います。 先月、JR江差線の末端区間である木古内-江差間が、2014年度に廃止されるとの報道がなされました。2015年度予定の新幹線新函館開業を前に、廃止するとの考え方です。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/394476.html 予想されていたこととはいえ、衝撃です。当該区間は、新幹線開業による並行在来線分離の枠から外れ、在来線だけで言えば、JRにとって「陸の孤島」になる区間です。また、1日平均利用者数41人というデータを根拠に、廃止という判断になった模様です。 かつて、ローカル線不要論が大手を振っていた頃、いわゆる「枝線」に、幹である「本線」を育てる効果はない、よって幹線のみ維持すればよい、という主張がありました。現在、道内の鉄道網(道内全体を見た場合の鉄道網です)が衰退の一途をたどっている背景は、枝をそぎ落とし過ぎて、ネットワークとしての機能が失われたためだと考えます。枝線がバスになって、1本で行けない。乗換えが不便になった(バスと鉄道の接続は想像以上に悪い)。だったら最初からクルマで行く…線路の廃止は、ネットワークとしての鉄道が、自ら売るものを失ってしまうという側面も、見逃してはいけないと思います。 広域的な交通体系を考え、かつ現在の枠組みの中で見直すとすれば、木古内-江差間は、第3セクター化される五稜郭-木古内間と、何らかの形で同一の輸送体系の中に組み込むべきだと考えます。そして、木古内-江差間こそ、JRの最新技術であるDMVの登場すべき場面ではないでしょうか。あるいは旧松前線区間との接続改善や利便性向上にも、活用できると考えます。 一部地元自治体は、報道発表後直ちに、バス転換やむなしの態度表明をしたとも聞こえてきています。拙速であっては絶対ならない。強くそう思います。http://www.hokkaido-np.co.jp/news/editorial/395101.html
2012/09/01
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