ふるさと銀河線沿線応援・地方鉄道応援サイト 七つ星の里
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おはようございます。 ここに、一編の報告書があります。 国土交通省鉄道局と観光庁が連名で発表した「地域鉄道の再生・活性化等研究会報告書」です。副題に「観光とみんなで支える地域鉄道」とあります。http://www.mlit.go.jp/common/001002354.pdf この報告書をまとめた研究会は、観光関係の研究者・実務者、元気な動きを見せる地域鉄道の事業者、地域鉄道が多く集まる団体等が、委員となっています 報告書の内容ですが、地方鉄道(ここでは「地域鉄道」という名称を用いていますので、この書き込み内も、以下「地域鉄道」に統一します。)の現状を踏まえた上で、観光の視点から地域鉄道の価値を捉え直し、モデル事業による取り組みを促すとともに、国や地方自治体との連携方策に触れています。 「この報告書は必読だよ」地域鉄道活性化に関わっているある方が、おっしゃっていました。またその方は、「地域鉄道の向かうべき方向性が書かれている」とも言っておられました。 遅まきながら私も報告書を読みました。もう少し読み込む必要はありそうですが、基本的には、今までこのブログで紹介してきた地域鉄道の価値、地域の中での活用方策等々が、網羅されているものだと感じました。報告書の中で地域鉄道を5つに類型化していますが、今まで何となく捉えていた、各地域鉄道それぞれの性格の違いを、わかりやすい形で示していると思います。地域鉄道を支援するメニューも、不十分ではありますが、これだけのものがあるということも、特に自治体関係者の方々には知っていて欲しいものです。 また、地域鉄道と地元産業界との連携、観光客だけでない地元住民が楽しめる工夫、「デザインは公共(地域鉄道)のために」のキーワードなどは、地域鉄道活性化の真の目的が、鉄道事業者の収支改善ではなく、地域、あるいは公共にいかに役に立つか、つまり地域社会全体で、定量的、定性的データが「黒字」になることが重要だと説いています。 残念ながら、会社の赤字、黒字だけで地域鉄道の価値が測られる考えは、まだまだ根強く残っています。(それこそ、地方の道路整備などは、まさしく大赤字になりますよね?)地域鉄道の価値と未来を理解していただくために、手元に置いておきたいアイテムだと思います。
2013/09/29